熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

館山の宿 「ROKUZA」に泊まる

2012-02-19 22:29:24 | 国内旅行
昨日の館山での宿は、富津館山道路の終点、富浦ICを出て5分ほどの所にある「ROKUZA」
ここは、「網元の宿・ろくや」が2件目の宿として保険会社の保養所を買取り、改装のうえ昨年3月にオープンしたもので、じゃらんなどのクチコミ評価の高い、評判の宿と聞いてやって来た。

建物の外観は黒っぽい色で統一されていて、それほど目立つものではない。
 

内部は、全体的に落ち着いた色調で統一されていてセンスの良さを感じさせる。


1階にある休憩室。黒のソファーとこげ茶色のフローリングが落ち着いた雰囲気を醸し出している。
黄色に写っている通路部分はガラスになっていて内部照明されている。
 

書棚の飾りつけもセンスの良さを感じる。


外にはプールがある。暖かい日は椅子で日光浴が楽しめる。
 

プールは夜になるとライトアップされて贅沢な雰囲気を味わえる。


部屋は海側と山側とある。
海側の部屋からは伊豆半島に沈む夕日が眺められる。
 

ベッドは広くて程よい硬さだった。
 

通路(階段部分)は夜になるとライトアップされてムード満点。
 

風呂は敷地内から出る源泉を加温しているようだが、正直温泉といった感じはしなかった。
風呂付の部屋が多いので、大浴場は貸切状態である。


そして夕食は、この宿の売りでもある新鮮な海の幸や野菜を使った創作料理。
流石、網元だけあってその日の朝、定置網で獲れた魚を使っているとのことで、新鮮で美味しい。
量は多からず少なからずで丁度良い加減だった。
   

食事処は個室になっているので、周囲を気にする必要がなく、家族水入らずゆっくり頂くことができた。


飲み足りなければバーカウンターでナイトキャップ。


ロケーションとしては、浜辺にあることを除いて他に特筆すべきものは無いが、新鮮な海の幸を中心とした食事は美味しくいただけたうえ、建物内部は建築雑誌に出てきそうなハイセンスな作り、そしてスタッフのもてなしの気持ちを感じさせる応対ぶりといい、実に満足のいく宿だった。
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千葉県佐倉を散策

2012-02-18 22:28:00 | 国内旅行
今日は息子夫婦と館山での一泊旅行の日だが、館山周辺はバイクツーリングを含め何度も訪れているので、今回は嗜好を変えて佐倉を散策した後、宿に向かうことにした。

佐倉で最初に訪れた所は、「川村記念美術館」
DIC株式会社(旧社名:大日本インキ化学工業)グループが収集した美術品を公開するために、約20年前に設立した美術館で、コレクションの数は1000点を超えるというから、まずまずの規模の美術館である。
 

コレクションは、レンブラント、モネ、ルノアールといった有名画家の作品(数は多くないが)や横山大観が描いた屏風を始め、抽象絵画や現代美術など幅広い。
期間限定の特別展示は、「抽象と形態」。
パンフレットの解説文によると、「人間を取り巻く様々な世界を、自らの眼と手によって視覚化する現代芸術化の作品」がテーマらしいが、正直難しすぎて理解できなかった。


絵画を鑑賞した後は敷地内に併設されているレストランでランチ。
なかなかしゃれた雰囲気のレストランだった。


広い敷地内には、自然散策路が整備されているが、余りの寒さと強風で散策はあきらめた。花が咲く頃、また訪れたい。


敷地内の池に飛来していた渡り鳥? 名前は「シナガチョウ」といって人を見ると鳴きだす習性があり、海外では番犬がわりに飼われることがあるそうだ。


川村記念美術館の次は「佐倉順天堂記念館」に立寄った。
医者の佐藤泰然なる人物が1843年に診療所として創設したもので、オランダ医学の塾として医学教育の場になった所。御茶ノ水にある順天堂大学病院の起源でもあるとのこと。


当時の診察券


当時のカルテ


顕微鏡


当時の手術風景。患者が押さえつけられていて、見るからに痛そうだ。


創設者・佐藤泰然の胸像


骨の切断に使われた手術道具


次は、佐倉藩主の旧堀田邸を見学。一面芝生に覆われた明治様式の庭園がある。
テレビドラマ「仁」の撮影に使われた建物でもある。
 

佐倉での散策を終えた後は高速で館山の宿に直行、旅の一日目終了である。




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どうせなら海外も自分のバイクで走りたい!

2012-02-17 19:36:32 | ツーリング・バイク全般
広大な北米大陸をバイクで走りたいという願望を抱き、目下ネットで情報収集しているところだが、海外ツーリングを果たした方々が集うネットサイトがある。このサイトを拝見して、バイクで世界を旅しているライダーが結構いるのには驚いた。
それも最低でも半年近く、中には、2年以上の長期に亘りタンデムで世界一周ツーリングを継続中の夫婦や、半年近く女性一人でバイクのトラブルに見舞われながらも無事帰国した方など様々。皆さんの行動力と冒険心には脱帽である。

肝心のバイクについてだが、大半の方が長期間ということで日本からバイクを送っているようだ。
自分としては、今のところ、向こうで借りることを考えているのだが、ヨーロッパや北米大陸の主要都市を中心に手広くバイクレンタルを行っているAdMo-Toursの料金表によると、レンタル料は、1週間当たり650CCクラスで約7万円、自分が所有するFJRなら何と約10万円である。1ヶ月借りると650CCクラスで約30万円、FJRなら40万円にもなる。



      
Suzuki V Strom 650      Yamaha FJR 1300
CA$155 per day        CA$210 per day
CA$929 per week       CA$1259 per week
CA$819 per extra week    CA$1109 per extra week

一方、往復の輸送費は船便の場合で往復30万円前後、650CCのレンタル料金一月分とほぼ同額、大型のレンタル料金一月分より10万円ほどお得だ。
金額の多寡は別にして、やはり乗り慣れた自分のバイクが一番良いに決まっている。万一、転倒して傷をつけても、自分のバイクなら気にならない。

当初は2週間程度滞在して650CCクラスをレンタルすることを想定していたが、諸々勘案すると、少し滞在期間を長くして自分のバイクを持ち込むという選択肢も有りかなという気がしてきた。

ただ、この場合、気になるのが9年目を向え走行距離8万キロに迫ろうとしている愛車だ。
果たして1ヶ月以上のロングツーリングに耐えられるかどうか、少々不安である。仮に持ち込むとなれば、入念に点検整備を行うのは勿論だが、果たしてそれで大丈夫か、迷うところだ。





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初めてのピッケル選び~ブラックダイアモンド製「ベノムアッズウィズリーシュ」を購入

2012-02-16 21:09:18 | アウトドア
冬の低山や残雪期の山歩きを始めようと必要な機材を揃えているところだが、今日注文していたブラック・ダイモンド製のピッケルが届いた。
ストックがあれば、あまりピッケルの出番はないかも知れないが、高額な物ではないし雪山では持っていることに越したことはないだろうと思い、購入を決めた。


ピッケルは初めて購入するものなので、どのような製品を選ぶべきかネットで調べた。

長さは、平坦なところを杖代わりに使う機会の多い縦走などの場合、手に下げて先端からくるぶしまでより少し長めが良いとあるが、別にストックを併用する場合、ピッケルの出番はあくまで斜面となる。そうすると、少し短めの手首から肩までの長さが良いとある。確かに、登り斜面で長いと使いづらいだろう。それに、個人差もあるだろうし、実際使ってみないと分からない。
迷っても仕方無いので、ストックとピッケルの両方を持参することを前提に、手首から肩までの長さにしておいた。

形状も杖として使うならストレートタイプ、斜面で使うなら少しカーブしたものということで後者にした。

次に強度だが、タイプB(Basic)とタイプT(Technical)の2種類があって、Tは急傾斜の氷を登るため堅牢に作られた物、Bはそれ以外のものだそうだ。「急傾斜の氷」は一生登ることはないだろうから、タイプBにした。
製品の注意書きを読むと、「タイプBを硬い氷に使用すると高い確率で曲がったり折れたりします。」としっかり断り書きがある。PL法を意識しての表記だろうか、流石、訴訟大国・アメリカのメーカーである。

これで一応、必要な物は揃った。後は、寒気が去って天候が安定することを待つだけ。それにしても今年の冬は寒い日が続く。この分で行くと初の雪山体験は3月に入ってからになりそうだ。





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所得税還付なるも複雑な心境

2012-02-15 12:00:29 | 日常の出来事・雑感
今日は、リフォームの手を休め、明日から受付が始まる確定申告書を作成した。

4,5年前からだろうか、国税庁のHP上で源泉徴収表など帳票類に記載されている金額を入力するだけで、最後の税額まで自動計算され、申告書もプリントアウトできるようになり、大変楽になった。



更にe-taxを使えばオンラインで申告でき郵送する手間も省けるが、散歩がてら税務署に赴くのも良いかと思い、書面での提出を続けている。

以前は、数十ページに及ぶ作成要領書の説明にしたがって自分で計算しなくてはならず、億劫でいつも申告はぎりぎりになっていたが、自動作成システムの導入により、申告書作成が楽になってからは、速やかに提出するようになった。

もう一つ、速やかに提出するようになった理由は、以前は申告の度に追加徴収されていた所得税だが、数年前からは還付されるようになったことである。今年も昨年に引き続き還付申告になった。
納めた税金が戻ってくるとなれば、税務署への足取りも軽くなる。

ただ、還付されるということは、その分前年比で収入が減少していることに他ならず、単純に喜んではいられない。
それでなくても連日報道されている消費増税の話や年金の厳しい現状など、気持ちが暗くなる話題ばかり。自ずと財布のひもを締めたくもなるというものだ。

橋本大阪市長は、「金は墓場まで持って行けない、年寄りは金を溜め込まず使うべきだ。将来は溜め込んだ資産に課税も。」と言っているようだが、お先真っ暗なこの国に暮らす限り、自己防衛せざるを得ないだろう。
安心して暮らせる国に早くなって欲しいものだ。

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