車で向かったのは、「天岩戸神社」
「天岩戸(あまのいわと)」は、日本神話の中でも有名な一節・アマテラスオオミカミ(天照大神)の岩戸隠れの神話に登場する洞窟(または、その扉)の名。
その天岩戸が地上に実在・現存するとして祭られているのがこちら。
天岩戸神社の西本宮には「本殿」が存在しない代わりに、天岩戸を直接拝むための「天岩戸遥拝所(あまのいわとようはいじょ)」が、拝殿の裏に設置されている。
由緒についての説明を聞き、おはらいを受けて、拝殿横の木戸をくぐり御神域に足を踏み入れたが、そこは写真撮影は禁止。
天安河原(あまのやすかわら)。西本宮の裏門から出て岩戸川の畔まで降りると河原の一角にたどり着く。
神聖な空気の中を奥へ進んでいく。
間口30メートル、奥行き25メートルほどの洞窟「仰慕ケ窟(ぎょうぼがいわや)」に着いた。
仰慕ケ窟は、岩戸神話の中で、困った神々たちが天岩戸に隠れたアマテラスオオミカミへの対応を話し合うために集った地と伝わっている。
洞窟の奥には、八百万の神々を祭る社「天安河原宮」がある。
洞窟の中から周辺の河原にかけて、参拝者が願掛けに積んでいった大小の石積みが並んでいる。
ものすごいパワーを感じるスポットの雰囲気を堪能した
宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073番地1