リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

貝新もしっかりと

2025年02月13日 13時55分49秒 | ローカルネタ

桑名市内には貝ナントカという屋号の貝の佃煮屋さんが何軒かあります。多分蜆はもっとも庶民的な貝でしょう。浅蜊はもう少しお値段が高く、蛤はさらに高級で普段に食することはできなくなりほぼご贈答用という感じです。

60年位前は赤須賀漁港の漁師の子供が朝自転車に乗って近所まで売りに来ていました。多分自分で採ったものを売りに来て小遣い稼ぎをしていたんでしょうけど、その採れたての蜆を朝の味噌汁の具にしていました。今から見るとなかなか高級なことをしていたわけです。

しかし今や地の蜆はほとんど売られていなくなり、桑名の貝の佃煮屋さんに出ている蜆は皆外国産です。私はスーパーに店を出している貝新さん(新左衛門貝新)で蜆のしぐれ煮をよく買うのですが、お店の前までいくと、しじみ100g680円と書いてあり驚きました。数年前までは380円でさすが庶民の貝だと思っていましたが、今や680円です。

480円の時代もありましたが、一足飛びに680円?ひょっとすると580円の時期もあったのかも知れません。もう少しお高い新九郎や新七貝新さんだと1000円近くになっているかも知れません。まぁ680円でも買わないわけにはいけないので買いましたが、いつもなら200g買うところ100gだけにしました。

お品を頂く際に50円の商品券をいただきました。確か1000円以上買ったら50円券がもらえると思っていましたが、680円でも頂けるようになったんですね。ひょっとして間違いだったのかも知れませんが。(笑)まぁせめて券をいっぱい貯めて次に備えましょう。


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2 コメント

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Unknown (gentagonta)
2025-02-14 11:55:55
小学生の頃、10数えるときに「あかすかのしじみうり」と言いながら指を折ってたのを思い出しましたワン🐶
ちなみに同じ町内(当時の桑名駅と西桑名駅のあいだにあった扇町というところに住んでました)にあった「総本家新左衛門貝新」の次男とは友達で、よく家(お店)に遊びに行ったのを覚えてます。桶に山盛りに盛りつけてあるシジミやアサリやハマグリの時雨を、店先にしゃがんで眺めていた記憶があります。
当時はスーパーなど近所にはまだなくて、八百屋や魚屋、肉屋、文房具屋等のお店が狭い商店街にひしめいていて(扇町のとなりのしんせい商店街)そんなところで遊びながらいろんなことを大人(お店の人)から教えてもらってたな〜と、いろいろ思い出しますワン🐶
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re (nakagawa)
2025-02-15 01:00:18
シンセイマーケットですね。なんか懐かしい響きがします。繁華街でいつも人が沢山いました。今とえらい違いです。
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