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イタリアへの旅~ミラノのホテルについて

2013年08月31日 | 旅の話
ミラノのホテル、山ほどあってどれがいいのか迷いますが、わたしがとまったアンバシアトリはドォーモの真裏で立地最高、しかも同じような場所の他のホテルに比べて安いです。ブランド物の買い物三昧、とか、ドゥオーモ周辺だけ観光、なら最高じゃないかな。でも、私はもうちょっとふつーの場所の方でもよかったかなという気もしてます。あそこはあまりにも観光地ど真ん中で地元の人がいくピッチェリアみたいなのがあんまりありませんからね、高級だし、おいしいけど、食べるのはかなり高くつきます。おしゃれですけどねえ。

まあでもおかげでミラン、インテル、ユーベのショップのはしごも徒歩圏内だし、リナシェンテには「ちょっとお土産買い足しに行ってくるわ」とチェックアウト30分前に行ってもだいじょぶみたいな便利さではありました。

ちょっとお土産、、、に魅力的なリナシェンテのチョコ売り場。



また、学会会場(国際会議場)まで地下鉄一本でこれまた非常に便利。
それに一番賑やかな通りから一本通りを入ってるので静かだし、どなたにもおすすめできるのは間違いないです。
しかし高級ホテルというわけではないので、ドアマンがいたりはしませんし、荷物も自分で運ぶスタイルです。
朝食はついていて、パンが4,5種類、ケーキ、チーズ3種、ゆで卵、ヨーグルト、ハム4種、ジュース、ミルク、シリアルなどのバイキングです。コーヒー、カプチーノ、とってもおいしいです。

朝食風景





さてホテルではチェックアウト時に税金を払います。
これはcity taxなのでミラノとベネチアでは金額が違いましたし、セントラル近くのホテルとアンバシアトリでも若干ちがいました。だいたい一日当たり2~3ユーロですが、現金で払え、というところもあるようなので、最後まで現金は持っておいた方がよいです。

現金と言えば、地下鉄の券売機がクレジットカードオッケーのはずなのに全然受け付けてくれず。
大きな札も受け付けません。
空港からセントラル駅まで来てすぐ地下鉄に乗る場合は、現金、それも小銭をもってないと困ると思います。ミラノの一定区域内は定額で1ユーロ50セントです。わたしはたくさん乗るので、10回券を買いました。10枚まともに買うよりは1ユーロちょっと安いです。
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イタリアへの旅~準備編

2013年08月30日 | 旅の話
わたしはアメリカに住んでいたので、アメリカ国内の旅は勝手がわかっているので自分で何でも手配できちゃうんですが、ヨーロッパはなにせ英語が通じない場合があるので、今回のイタリア旅行もすこーし心配なところがありました。そのあたりのノウハウを一度まとめてみようと思います。

まず、ミラノで学会ということで、ミラノに1週間ほど連泊、行き帰りはぜひ直行便で、と考えました。これは、2年前の国際粘膜免疫学会でパリに行ったとき、ドバイ乗り換えのエミレーツで安い&超快適な旅ではあったものの、トランジット4時間以上という「時間の無駄」にちょっと辟易したためです。直行便だとミラノは12時間。東海岸に行くことを思えば楽勝♪です。

しかし、成田からの直行便はアリタリア航空で、これは毎日は飛んでいません。わたしは学会の始まる日に着きたいと思いましたが飛行機がなく、その前日便をとることにしました。一日早く行って、観光してもいいなと思ったので。

しかしその後、ベネチアへも行ってみたい、という気になり、プログラムの関係でわたしの専門領域は学会の後半になるということがわかり、オープニングセレモニーなどをあきらめるのはちょっと残念でしたが思い切って先にベネチアへ行くことにしました。

ベネチアへは列車の旅(約3時間)になります。これも勝手がわからず、うーむ、どうしたものか?と思い、HISに出かけました。そこで、飛行機の往復、列車のチケット、ミラノ到着直後に一日だけ泊まるセントラル駅近くのホテル、を取ってもらいました。学会期間中泊まるホテルはWEBで調べてアンバシアトリを考えました。ベネチアはイタリア通の先輩の助言でラ・カルチーナを。しかし、ラ・カルチーナは本当に素晴らしいホテルでしたが、日本で取り扱っている代理店は意外にも一店もなく、WEBで直接予約しようかなあと思っていたところ、航空券その他を予約したHISが直接予約で取り扱ってくれました。もちろんWEBでも取れます。たぶんイタリアのホテルは長く宿泊すると安くなります。アンバシアトリもWEBで見た一泊の値段よりかなり安く済みました。

列車は、駅で買えますが、最初に乗る便だけは、勝手もわからないし、日本で買って行ってよかったなと思いました。窓口は長蛇の列ですし、わからないだらけで焦るとしんどいですし。アリタリアの直行便でミラノに着くと、当日そのままベネチアに行くにはぎりぎりすぎます。それで、その夜だけ駅の近くに泊まりました。同じように移動だけ、という感じでミラノに泊まるのであれば、セントラル駅に一番近いのはスターホテルエコー。これは便利です。本当に駅前。空港からのバスも駅に横付けなので、空港から遅くついても安心。もう一つのスターホテルも駅至近です。でも私が泊まったのはホテルソルペガ。ここはHISお勧めで、駅から300Mだからちょっと歩きますが、格安。部屋はすごーくモダンできれいです。着いたばかりで真っ暗な中探す、という場合はしんどいかもですが、駅前の道をまっすぐ来るだけなので、迷うことはないと思います。

帰りの列車はベネチアに到着直後に駅で買いましたが、英語表記が選べますし、特に問題なし。いや、問題は実はあったんですが、【切符を買う】ということに関しては問題なかったです。この件は次の記事で書きます。

それから、今回たまたま学会会期中にセリエAが開幕することがわかっていたので、どうしてもサッカーを見に行きたいと思い、かなり調べました。サンシーロというサッカー場は大変広いので、席が売り切れになるということはよほどの場合でない限りないようですが、何分勝手がわからないので、日本で手配しようと思いました。いくつかサイトがありますし、HISでもスポーツチケット部門があったのでそこに頼むという手はあったのですが、なにせセリエAの試合日程が出るのが遅すぎなんです。8月にならないとわからないと言われ、出発日時も迫ってきたので困りました。

そこで結局頼んだのはマルコ・ポーロです。ここはメールでの問い合わせに迅速に応えてくれ、チケットの手配も確実で、当日は日本人スタッフの人が現場にいてくれたのでとても助かりました。このチケット、入場後に小さいトラブルはあったんですが(後日書きます)、とにかく手配が早くて安心でき、他のサイトより安価で、お勧めです。おかげでインテルのシーズン最初の得点を長友が押し込むところ、その後のお辞儀パフォーマンスもばっちりはっきり見ることができました。
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ミラノ最終日、ドォーモに上る。

2013年08月28日 | 旅の話
最終日、やっとドォーモにのぼりました。
エレベータで12ユーロ、徒歩(階段)で7ユーロです。階段で上がってみました。
足がすくむような怖さです。屋上というより屋根の上を歩く感じなのです。





しかし彫刻が間近で見られて、どれもこれも素晴らしいです。





ドォーモ内部は無料で見学できます。
写真を撮る場合、2ユーロ払ってフォトチケットを買います。
入場には荷物チェックがあります。





ステンドグラスがすごすぎます。よくもこんなものを作ったなという感じ。
しかも今修復中で重機が入ってるんですが、大型の重機がそのまま中で作業できる広さ。





ドォーモ見学後、地下鉄に乗ってガリバルディまで行き、High Techという雑貨屋さんで買い物をしてからその辺のピッチェリアで昼食を食べましたが、すごーく安くておいしくて感激。次男と二人で9ユーロ。ピザは5ユーロ程度なんですがすばらしくおいしかったです。もちろんイタリア人は一人で一枚ペロリですが、私たちはシェアして。

午後もガッレリアやリナシェンテをうろうろして買い物して予定終了。
今日これから帰国します。




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ポスター発表修了!

2013年08月27日 | 仕事・研究
ポスターの発表が終了しました。
学会で依頼していたオンライン印刷、大変きれいにしてもらえて、紙もよいのを使ってくれていたのでとてもよかったです。





ポスターを見に来た人に「きれいに作ってるね~」というコメントももらいました。

その他、マクロファージのセミナー、agingのセッションなどに出て任務終了。
夜は友人と一緒にイタリアンを堪能して予定終了。



あとはドォーモに上ったり買い物したり、ちょっとミラノを楽しんでから帰国したいと思っています。


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ミラノ三日目、セリエA

2013年08月26日 | 旅の話
学会3日目、朝いちばんにDr. Gordonのマクロファージの話を聞こうと思って会場に入ったのはいいが、部屋を間違えて大移動。会場がやたらと広いので移動に時間がかかり結局ぎりぎりに着席。マクロファージのマーカーについて新しい話が聞けて大満足。つづいて樹状細胞の部屋に行ったら、移動している間に満席になったらしく、入れてくれない。立ち見はさせないみたいで、別の部屋に映像を飛ばしてサテライトで聞いたが、やはり目の前でしゃべってもらうのとは違い、残念。

夜はインテルの試合を見に行くことにしていたので、学会の後街中のサッカーショップへ。

まずインテル。
開幕戦に長友先発の情報もあり、日本人が多数訪れていました。
ショップのスタッフも日本語で声をかけてきます。



それからユベントス。
ミラノのチームじゃないですが、グッズは充実。そしておしゃれ。



最後はミランのショップ。
大きな店ですが、あまりほしいものがなく、、、キーホルダーを買ったくらい。



そしてサンシーロへ出かけました。
切符は日本で手配していきましたが、正解だったと思います。
空席は多数あったので、チケット自体は当日でも買えたと思いますが、とにかく長蛇の列で、ごった返してました。
地下鉄で行き、シャトルバスですぐですし(帰りは歩きですが、たいした距離ではないし、周囲が同じ方向に行くので間違えない)、アクセスはむずかしくないです。ドゥオーモから30分ちょっとで到着しました。





試合は、長友が先制点で大盛り上がり。
電光掲示板に名前が出て、サポーターが連呼、球場がゆれる大歓声でした。










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ミラノ2日目

2013年08月25日 | 旅の話
国際免疫学会@ミラノ、2日目の昨日(8月24日)は午前中に最後の晩餐を見に行ってきました。予約がここしか取れなかったので午前中はこれに注力。最後の晩餐があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。



予約を取らないと見れないよ!と友人からアドバイスを受けてネット予約にトライしたのが1か月前。一回25人限定、15分だけの鑑賞で、そのときすでに席はほとんど空いていませんでした。今回は3人で予約しようと思ったのですが、3席取れたのはこの時間帯だけ。最後の晩餐自体は写真撮れませんが、本当に素晴らしい体験でした。ダヴィンチは天才ですね。2年前に国際粘膜免疫学会でパリに行ったときにルーブルでモナリザも見たけど、同じ人が描いたとは思えないほど人間味にあふれ、イエスと12弟子が生き生きと迫ってきました。天才ダビンチがどんな人だったのか、興味が強まりました。帰国したら少し勉強してみたいと思います。

お昼をドォーモ正面のカフェで食べた後、午後は学会会場へ。



企業のエキシビションとポスター会場を上から撮影。



食品免疫と代謝系×免疫系のセッションに出て、さあ帰ろうと思ったらどしゃぶり。
日中は快晴だったのですが。
かさ売りのお兄さんたちがどこからともなく山のようにあらわれて地下鉄出口は大混雑。一本5ユーロくらいで売ってました。わたしは日本から折りたたみ傘をもってきたのに、持って出ずびしょぬれに。走って帰りました。

街中の不思議なパフォーマンス。



イタリアは食べるものが最高。でもおなかがいっぱいになってしまい、通常はドルチェに到達しないんだけど、この日はなんとか最後まで。






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ミラノに戻って

2013年08月24日 | 旅の話
ベネチアでムラーノ島に行き、ガラス工房などを見学してきました。
ベネチアガラスを使ったアクセサリーは昔のイメージよりずっとおしゃれになっていて、びっくり。ビーズなどもものすごくきれいなのがいっぱい。



その後ミラノに戻り、学会会場に行ってきました。
駅から遠い、、、。
ものすごく大きな会場です。

宿泊はドゥオーモの真裏です。







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@ベネチア

2013年08月22日 | 旅の話


昨日、ベネチアに到着しました。
列車の旅は快適。
あとでもう少し写真もアップしたいです。

海のそばなのに全然べたべたしない、すっきりさわやかなベネチア。
昨日はザッテレ岸のホテルから、アカデミア橋をわたってサンマルコ広場まで歩いてみました。
お約束のゴンドラにもチャレンジ。
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ミラノに到着しました

2013年08月21日 | 仕事・研究
昨日、無事ミラノに到着しました。
今回は直行のアリタリア航空。
機内食の器がかわいい。プラスチックなんですが、色がいいんです。でも狭くて写真撮れず。帰りにぜひ。
英語が通じにくい、コーヒーも紅茶も濃くておいしい。
なかなか楽しい空の旅でした。

時差は7時間で、今朝5時47分です。
今日は学会がまだ始まらないので、先にベネチアに行ってきます。
列車で約3時間の旅です。


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女性が出張で家をあけるとき

2013年08月18日 | 仕事・研究
違うっていう人ももちろんいると思うんですけど、男性で出張前に家の中の算段を付けていかなくちゃ、という人はやっぱり少ないんじゃないかなあ、と思うんですね。1週間出張するとして、自分の荷物さえできれば行ってきまーす、と出かけちゃえるんじゃないでしょうか。

でも、家庭のある女性であれば、留守中の家のことをまったく心配せずに出かけられる人がたとえいたとしても、夫や家族とのスケジュールのすり合わせもしない、って人は皆無じゃないかと思います。それでも任せて出かけられる人はまだうんと恵まれた人たちでしょうね。

私の場合は、うちには大人が私一人ですから、アメリカ時代から出張のたびに両親に来てもらったり、こどもの方が移動したり、キャンプに入れたり、本当に苦労して出張してきました。今はかなりましになりましたが、それでも何の算段もなく出かけるという状態にはまだなっていません。

今回は約10日の海外出張ですが、こどもを連れて行くという選択をしました。アメリカ時代に子連れで学会に出たときは、日本から両親に来てもらい、一緒に現地へ移動してもらって発表をこなしました。アメリカでは、ご夫婦で参加されている研究者たちは、お互いの発表時に子どもを相手にまかせ、それ以外は一緒に過ごして、という姿も多かったです。12歳以下の子供を一人でおいておくことは違法なので、連れて歩かざるを得ないのです。

でも今回連れて行く次男は高校生なので、もはやその心配はいりません。まあ日本に一人でおいていく、ということだってできる年齢ではあるんですが、連れて行くとしたら最後の機会かと思ったので。この年齢になったら、国際学会を見ておくのも意義があるかと思いますし、幸い帰国子女で英語にはあまり困りませんし。

ところで、子どもを連れて行くと、子どもの行動予定もちょっと考えなきゃならないし(前にオーランドで学会があったときは、朝ディズニーに連れて行って子どもたちと両親をおろし、私は学会会場へ行って夕方また迎えに行ったりなどしていました)、自分ひとりで行くよりは行き当たりばったり度が下がります。そういう意味では自分の行動レベルが上がるわけで、よいとも言えますが、出発前の準備ははんぱないです。

あと、家の中を片づけていくのが習慣になっていて(帰ったとき散らかっているといや、というのもあるし、万が一の事故でもあれば惨憺たる家を誰かに公開するのはつらいという気もして)、毎日冷蔵庫の中身を減らしていき、掃除もして、さてやっと出発、となるのがわたしの出張なんですよね。たぶん、わたしと同じような出張スタイルの女性はまだまだ多いんじゃないでしょうか、、、。



コメント (7)
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