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新しいことを見つけるって楽しい!

ラジオの収録

2021年10月27日 | その他もろもろ
昨日、人生初めてのラジオの収録に行ってきました。
DateFMの横山英子さんの番組です。いろいろお話ししてとても楽しかったです!オンエアは11月2日と9日の18時30分から。

でも最近ラジオはおうちになかったりしますよね。
ぜひRadikoで聞いてください。スマホのアプリなので、どこでも聞けます。放送日から1週間は聞けるとのこと。Radikoを立ち上げたら「がんばろう宮城」で検索!ぜひよろしくお願いします。

収録が終わってからも横山さんとしゃべりっぱなしだったのですが、本当に多才で多方面でご活躍の方なので、参考になるお話がいっぱい。また、大学の方にもぜひ授業にいらしていただきたいと思います!






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記録によって振り返る過去と、現在

2021年10月19日 | 仕事・研究
去年の今頃は何をしていたんだろう。
時々そんなことを考えて手帳や日記をめくります。
断捨離だといって古いものを全部捨てる人もいるようですが、わたしはもう何十年分も手帳を保存しています。若い頃は家事育児仕事でめちゃくちゃな生活をしていて、よくこんなのできたなと思って、記録を見て自信を取り戻せますし、昨年の今頃のを見れば少し先のために今やっておくべきことがわかったりします。記録って大事だなと思っています。

今朝、去年とその前の年の10月の3行日記を見返しました。そしたら、今年はかなり楽な秋をすごしているということがわかりました。昨年は科研費がありましたし、コロナのため前期の実習が後期に来たので、朝から晩まで学生実験をやってたりして疲れ切ってました。祝日も出勤だし、代休も取れないし。だから今年はうんと楽なわけです。

とはいえ、手帳を見ると予定はぎっしりなんですよね、、、。そんな中、今度はFMの収録に呼ばれました♪ これは初体験なので入っている予定を変更してまで引き受けました(笑)。何事も体験したいですからねえ。でもうまくしゃべれるかどうか、、、。

震災復興応援番組「がんばろう宮城」希望のラジオ


という番組だそうです。楽しみです。これも日記に書いておこう、、、。

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疑問を持つ、調べて答えを探す。

2021年10月13日 | 実習と講義
2年生の講義で「動物生理学」を教えてます。生理学とはいいますが、一部形態学も含まれます。この科目は基礎科目なので、覚えることがたくさんあります。私が学生時代も、とにかくまず覚えるというところからスタートしたのですが、今年からもう少し「考えて理解し説明できる」ということを重視しようと思って、やり方を変えました。

講義の最後に振り返りのクイズをやります。
その中で、「今日の講義テーマの中であなたが不思議だな~どうしてだろう」と思ったことは何ですか、という設問を一つ置いています。学生はあまり深く考えずに「どうして○○は△△なんだろう?」とか書いてきます。

それを翌週までに調べてきて、小テストとして解答してもらいます。

今日はこの講義の3回目。「自分の疑問に自分で答える」という答案を初めて回収しました。見て驚きましたが、さぼった人はいないようです。つまり、みんなちゃんと調べてきましたね。答えが見つからない疑問を挙げた人もいるので、必ずしも「□□だからです」と答えられた人ばかりじゃありませんが、それぞれ自分なりの答えを書いていました。

この「設問を自分で立てて自分で答える」は毎回やるつもりです。自分で立てた問いだからこそ調べようという気になるんじゃないかなと思いますし、これまでの知識詰め込みよりずっと今後の役に立ちそうだなと思います。ただ基礎知識なしに情報に当たると何が正しくて何が間違っているのかも判断できませんから、基礎は必要だと思います。疑問の答えを探す中で、基礎知識を覚えていけるといいなと思っています。
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「学振のポスドクだった」の、その後

2021年10月08日 | 仕事・研究
ずいぶん前に「学振のポスドクだった」という記事を書いたことがあるんですが、今もいろんな人に読まれているようです。「半人前だった自分が学振のPDのおかげで今がある」と書いているので、中には文字通りに読んで「こんな人でも採択されるのか!」とあきれたり怒ったりする人もいたようですね(笑)。私は修士卒で仕事に就いて、その最初の職場を8年後に退職しました。辞める年には科研費に採択されていたのに、当時のシステムでは移行はできず辞退しました。8年の間に仕事しながら論文を書いて博士の学位を取り、まだ年齢的には応募が可能だったので応募しましたが、ホントのことを言うと想定されている対象とは違ったでしょう。でも、採択され、そのおかげで新しい道に進むことができました。

学振のポスドク時代にアメリカのラボに行くことができ、その後、向こうでそのまま働かないかと言われて5年半を過ごしたのですが、この時までは論文を書いても最終的にはボスが見てくれるので安心という環境でしたので、そういう意味で「半人前」だったと考えています。論文はファーストも大事ですが、責任著者ができるようになって初めて一人前だと思います。

日本に帰ってきてからは、小さいラボを主催しているので、今も論文はゼロから自分で書きます。研究費の申請もどんどん書いて、それをもらうことで自分のラボの研究を進めています。つまり、自分で書いた研究費の申請が採択され、論文がアクセプトされるということがあって初めて「一人前」だろうと思うんですね。共同研究はすごく大事ですが、それでも、自分が主体となって書く論文と、その他の論文は全然違います。共同研究に加えていただけるとか、研究費の申請に分担で参加させていただけるのはすごくすごくありがたいことですが、それだけでは不十分。自分の主たるプロジェクトがあって、それに加えて共同研究もあるということでなければと思っています(わざわざ書くほどのことでもありませんが)。

あの頃の私は、論文の数はそこそこあったし科研費も採択されていたわけですけど、明らかに半人前でした。でも、学振のおかげでその先に進めました。そのことに感謝した記事なのです。

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大学進学を考える時

2021年10月01日 | 仕事・研究
10月に入りました。高校3年生はそろそろ志望校を決定している時期かと思います。大学を選ぶとき、どんなことを考えて決めているでしょうか。うちの学生たちを見ていると、高校生で将来を考えるのはかなり難しいようで、大まかには「こんなことがやりたい」というのがあるものの、実際に大学でどんな勉強をして、将来どんな仕事をしていくのか、ということについてあまりよく知らずに(考えずに)進学してくる人も多いようです。それは当たり前で、高校までの経験では、社会のことをあまり知らず、大学入学後の生活もなかなかイメージできないものです。だからオープンキャンパスに参加したり、大学の模擬講義を聞いたりしてイメージを持つようになっていくのだろうと思いますが、今はコロナ禍で実際にキャンパスに足を運ぶこともままなりません。

でも、よく考えたらオープンキャンパスは新しい文化で、私が高校生の時はそんなものはありませんでした。私が自分の母校である大学を訪れたのは入試の時が最初。学科の講義についてもほとんど知りませんでしたから、今の高校生と同じようなものでしょう。

一方、今はWEBでいろんなことが調べられますね。だから昔よりはるかに大学のことはわかるはずです。でも、不思議なことに、入学生と話してみると、やっぱりあまりよくわからずに入学してきている感じ。なので、わたしももう少し広報をがんばろうと思って研究室のインスタを始めました。研究を紹介したり、学生の活動を紹介したりしています。これからはもっともっと発信していかないといけないな、と思っています。

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