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令和2年度宮城大学卒業式

2021年03月25日 | 大学でのひとこま


3月19日に宮城大学卒業式が執り行われました。
コロナ禍ですが、密を避け、午前午後に分散して行われました。

当研究室の4名も無事卒業いたしました。
これからは社会人として、厳しい世の中で苦労するだろうと思いますが
がんばっていってもらいたいです。
今年もお祝いに本を送りました。
今年選んだ本は以下の4冊です。
忙しい中でも読書の時間を持ってもらいたいなと思っています。
 
 
 
 
今年の卒業式は時間制限もあり
ゆっくり写真を撮ることもできず
研究室集合写真のほかはそれぞれと1枚ずつとっただけ。
ちょっと残念でした、、、。


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震災から10年。

2021年03月11日 | 震災・災害関連
この日が近づくにつれ、メディアが震災を取り上げ、
つらい話を何度も聞く日々でした。震災の教訓は
ミライへつながないといけませんが
まともに向き合うとつらすぎるのです。
震災にまともに向き合うと、前は見れない。
多くの人が前を向くことで今日まで進んできました。
だけど振り返ればやっぱりつらいのです。

私は震災後から馬車馬のようにがむしゃらに
復興活動に取り組んできました。
いろんな人が支えてくださり
達成感があり、力が湧いてきました。
やってきたことに意味があったと思うし
あの大変な中、少しでも誰かの力になったことが
あったとしたら、ほんとにうれしいと思うのです。

でも一方で、あの時のつらさを思い出して泣きたい気持ちに
なることが何度もあるのにそれに目をつぶってきたことは
残念というよりダメだったなあ、と思うんです。

震災の日の夜、子どもたちは学校にいるから大丈夫と信じて
迎えにいかなかったけど
そしてそれは本当に正解だったけど
それはたまたま正解だっただけで
学校が安全であるという思い込み、
とくに海に近い場所の学校を、学校が一番大丈夫と思ったことなんか
もしそれが不正解だったらどうしていただろうと
思うんですね。

3月10日にガソリンをたまたま満タンにしていた。
3月11日午後2時にたまたま灯油が配達されていた。
自分ちの地盤が強かった。
子どもたちの学校が大丈夫だったことも含め
本当に偶然、たまたま助かった。

私はこれからも震災関連の仕事や復興活動をがんばってやってくと思います。
だけど後ろに置いたままにしている気持ちを
忘れてはいけないと思うので
泣きたいときは泣きながら
つらかったつらかったと言いながら
やっていった方がいいかなと思ってるんです。

みんなすごくがんばってる。
笑顔いっぱいの東北。
すごいなっていつも思います。
だけどみんな痛みをかかえてて。
復興は大事なんだけど、忙しくしすぎちゃだめだと思う。

今日は祈りの日。
みんなよく10年間がんばりました。














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古いものを捨て、新しいもののためにスペースをあける

2021年03月08日 | 仕事・研究
1年に1回、どうしても実験室冷凍庫の整理をしないといけなくなります。
4年生がとうとう卒業するので、サンプルを整理して保存するのですが
スペースがないと入れられないので泣く泣くいくつかのサンプルを
処分するのです。

基準は決まっていて、「論文にならないものは捨てる」。
いろいろ実験していると、どうしてもあきらめざるをえないテーマという
のが出てきますが、その最たるものは「再現性がない」。
あとは、いろいろやっても「意味のあるデータが得られなかった」。
労力を考えるとホントつらいんですが、さりとてスペースも限られて
いますので、これ以上やっても論文には使えないな、、、と思ったもの
を捨てることにします。

この作業は気温が上がるとやりにくくなるので寒いうちが適期です。
先週からちょっとずつやってましたが、今日かなりめどがたちました。
片付けってやり始めるととことんやりたくなってしまうものですが、
冷凍庫の整理だけは時間をかけてはいけないので
一回の作業はホントに少しだけ。
ストレスがたまりますが、何日もかけてやっていきます。
完成は明日かあさってかな、、、。

これが済んだら、わたしも頭の切り替え。
次に向かって新しいインプットをしなくては。


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