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新しいことを見つけるって楽しい!

伝える力

2009年04月28日 | レビュー
ゲノムの本の読了に一ヶ月もかかってしまいましたが、次は池上彰の「伝える力」を読みました。ニュースでの池上氏の解説には「非常にわかりやすい」という定評があります。この本を読むと、私が普段考えたり、また学生の皆さんに話したりしている内容がそのまま書いてあって、「やはり」という感がありました。若い人にも伝わりやすい書き方で書いてあります。しかし平易に書いてあるからといって内容が薄いわけではなくて、本質をより易しい言葉でつづってあるという本です。

大事なことはまず「謙虚」ということ。それが成長をもたらすのだということです。自分は知らないのだ、足りないのだというところに立たないと、人からの指摘を受け止められません。独りよがりの文章にならないためには、他の人に読んでもらい、指摘を受けること。それからよい文章を読んで「よいインプット」をすること。それが文章力をつける上で大切である。というようなことがポイントとしてあげられています。詳しくはぜひ本書を読んでください。



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ユーミンのコンサート @仙台

2009年04月27日 | その他もろもろ
忙しくて時系列で書けてないのですが、19日の日曜日にユーミンのコンサートに行きました。たぶん20年以上ぶりです。前にもここに書きましたが、私が小学校時代から現在まで変わらず聞いてるミュージシャンはユーミンだけ。大学時代にはユーミンが大ブレイクしており、冬になると必ずCDが出て、いつもトンでもなく売れていました。しかしその後ちょっと「ちがうな」という時代が長く、ここんとこはCDも全然買っていませんでした。今回、コンサートに行くからと、新譜の「そしてもう一度夢見るだろう」を買い、あらためて自分のコレクションをながめたら、「DAWN PURPLE」(1991年)を最後に、その後はオリジナルを買っていませんでした。

わたしは、昔のユーミンの歌が大好きです。今回のコンサートでも、感涙だったのが「青いエアメイル」「ジャコビニ彗星の日」「14番目の月」。その他、「海を見ていた午後」「5センチの向こう岸」「カンナ8号線」などなど、書ききれないくらい好きな歌がありますが、今回の新しいアルバムは、こういう昔の雰囲気をそのまま持ってきた感があり、聴いていたらなぜか小学校時代のことを次々に思い出しました。

コンサートには、私よりずっと年配のファンが大勢来られていて、こういう長いつきあいというのはいいなと改めて思いました。なんだか歴史を感じる時間でした。

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ヒトゲノムを解読した男

2009年04月25日 | レビュー
ヒトゲノムを解読した男」クレイグ・ベンター自伝 J・クレイグ・ベンター著

ものすごくおもしろかったです。今年一番のお勧め(って去年出た本だから去年一番と書くべきか)。ヒトゲノム解読の熾烈な競争とそこに関わった研究者の悲喜こもごものドラマがここにあります。私は1999年にUSDAで仕事を始めましたが、その頃同じ地域でこんな戦いがあったんだなあと感慨深かく読みました。私自身がはじめてESTの話を聞いた日のことを今でも覚えています。「ESTってなに?」と聞いた私にボスが「遺伝子のtagだよ」と答えて、私は「???」となっていました。TIGRのサイトを見るといいよとボスに言われてのぞいていましたが、あとでこんな本を読むことになるとはあの頃まったく思いもしませんでした。私自身はゲノム解析にあまり興味を持っていなかったので。

でも、本当にこの本はおもしろいです。大学の図書館にありますからぜひ読んでみてください。>学生のみなさん 研究の最前線の興奮を味わえると思います。

さて、話はかわりますが、ラジオの英語の話の続き。
昨日トレーニング英会話と書いたものは、今年から5分間の番組になっていました。5分だから気軽に聞けますが、やはり私は「英会話」の方を続けてみようかなと思いました。受信状態をよりよくするためにはアンテナに針金をつないで窓にはわせたらいいみたいなので、それもちょっとやってみようと思っています。






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4月、花見と英会話

2009年04月24日 | 英語
毎年4月はとても忙しいのです。
新入生が入ってきますし、私は前期の講義・実習の数が多いのでその準備で大わらわになります。今年は特に1年生の担任になったこと、リメディアルを担当したことがあって、さらに拍車がかかるか、、、と思っていましたが、これまでの4年間の蓄積もあってそれほど殺人的な毎日、にはならずに済みました。とはいえ、春はいろんなことがあって、ここに書きたいこともたくさんありましたが、絶対的に時間が無く、どうにも残念でした。

たとえば18日の土曜日には「雷神山古墳」に花見に行きました。私は東北にこんなに古墳があるとは全然知りませんでしたが、名取には他にもたくさん古墳があるそうです。とにかく広い、そして人がいない!!空間を満喫できます。また行きたいです。しかし文字通り何にもないところです。ボールやバトミントンを持って行くことをお勧めします。

ところで先週末あたりから急に「英語の勉強をするかな」という気がむくむくとわきあがり(最近まったくやってないので)、ものすごーく久しぶりにNHKラジオを聞こうと思い立ちました。そしたら、よく考えたらうちの中にラジオがないんです。それで、じゃあ買おうと思ったんですが、どうせなら録音して車で聞いて、、、とかどんどん考えがふくらみ、結局ビクターのmemoly Claviaをアマゾンで買ったんですが(アマゾンが一番安かった。)、これに決める前に役に立ったのがこのサイト。意外にもラジオの(デジタル)録音というのはけっこうハードルの高い領域なのでした。ネットラジオでPC録音→CDで車で聞こう♪くらいにしか考えてなかったのですが、調べてみるとおもしろかったです。結局ラジカセ(カセットは使わなくてもやはりラジカセというらしい)にメモリーがついてるのが便利だと思い、Claviaにしました。

でもねえ、実際ラジオを録音してみると途中でいっぱいノイズが入るの。まあしょうがないんですよ、AMだし、うちは山の裏だし。だから高機能を帳消しにしちゃうみたいなとこもあるんですけど、英語番組以外に音楽も聴きますしね、それは超きれいに聞けるので満足。

で、肝心のラジオ番組ですけど、NHKラジオ英会話、のテキストをまずは買ってきました。けっこう楽しいです。でもこのレベルだとちょっともの足らなかったかなあ、という感じ。今ネットで調べたら、今はトレーニング英会話というのもあるらしいので、今日はそれ聞いてみようと思っています。遠山顕さんも岩村圭南さんもなつかしの講師です。私はNHK基礎英語から始まって、ビジネス英語も相当聞いたし、百万人の英語もずいぶん聞いてましたから。

4月、何か始めようかなという気分になるよいときですね。

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勉強のシステム作りとか習慣とか

2009年04月15日 | その他もろもろ
昨日、1年生が図書館で本を借りるついでに、私も一冊借りてきました。正確には本というよりノートかな。本田直之の「図解レバレッジ勉強法」。前にもこの人の本を読んだことがありましたが、うーん、これもさすがに「図解」というだけあって絵本のような感じで、中身はあんまり、、、。

基本的にいつも同じことを言われます。曰く、社会人には勉強が必要だが、精神論では無理で、システム作りが肝心だと。勝間さんもいつもいうことですね。努力や根性をあてにせず、淡々とシステムにのっとって勉強が進む、そういうシステム作りにこそ時間と頭とお金を使おうと。

で、まあ読んだからといってあんまり手をつけるところがないのが私の日常で、それがちょっとね、残念です。ビジネス系の方とは違うところも多いですからしょうがないですね。私は「無駄のない生活」とかって絶対やだと思いますし、「損得」考えるのも絶対やなので、そういう意味じゃ相容れないものがあるのでしょう。しかしそうはいっても、大変忙しい生活ですので、「改善できるところがあれば改善したい」と考えるのが常で、つい手に取ってしまうんですよね。
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新1年生へのプログラム

2009年04月14日 | 大学でのひとこま
大学に新1年生が入ってきてだいたい一週間。今日は1年生対象の基礎ゼミがありました。わたしのゼミは5名。機械的に振り分けられてきたメンバーです。このゼミは学科を越えて編成されるので、他学科の人と知り合うチャンスでもあります。

今日は最初に自己紹介をしたあと、図書館へ出かけ、図書館の説明と視聴覚教材の視聴の仕方などを話し、あとは自分の興味がある本を二冊借りてみましょう、ということで各自選びました。

その後研究室に戻ってそれぞれどんな本を借りたか披露。
そして話し合いで今回のゼミのテーマは「痩せる」「ダイエット」と決まりました。切り口がたくさんあるのでいろいろ勉強できそうです。

しかし今年の1年生はものすごく元気、にぎやか。
途中でのぞいた4年生があきれていましたが、まあ元気なのはいいことですね!
これから楽しく勉強したいです。

で、今日は帰宅後、リメディアル講義の準備をしています。わたしの担当は化学。ほんとは生物をやりたかったのですが、化学の人員が足りなかったので。久しぶりに高校の教科書などを読んで、まあこれもけっこう楽しいです。わたしの授業は金曜日。6次限目です、信じられません。終了予定は19時20分。一限から講義がある人はご愁傷様という感じですね。

今日の基礎ゼミで1年生に聞いたところでは、化学をまったくとっていなかった人もそこそこいるらしい。だから化合物の反応式なんていきなり出したらだめらしいです。私が高校生の頃は地学・生物・化学・物理、全部必修でしたから。まったく化学を修めていないというのがどんな状態なのか??そして食品系の学部なのですから、化学の知識なしではやっていけないのです、、、。

ま、とにかくお互いがんばりましょう。
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研究室の花見@三神峰

2009年04月13日 | その他もろもろ


日曜日、動物系研究室の皆さんで花見でした。
大学の近くの三神峰公園です。



満開でしたねえ。
ここ二、三日であっという間に咲いてしまいました。
昨年の花見は寒くて死にそうでしたが、今年はよい気候で気持ちよかったです。

我が家のチューリップもようやく開花。
いろんな色の球根を植えたはずなのに、なぜか黄色ばかりが咲いています。他の色はこれからみたい。花の色と成長の強さが関係しているのかな~。



大学も授業が始まり、今日の午後は3年生の組織学の実習でした。15人が受講。一人ずつ、ミクロトームでマウスの大腸のパラフィンブロックを切りました。染色は来週です。

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子どもの成長と仕事

2009年04月09日 | 仕事・研究
今日は次男が初めて中学校に登校していきました。学校が遠いので、朝7時前に家を出ます。

4年前に日本に帰ってきたとき、子供達はまだ2人とも小学生でしたが、我が家は仕事の事情で一人親家庭ですから、仕事との板挟みで本当に厳しいときがありました。(アメリカでも子どもと3人暮らしという点では変わりませんが、労働時間および仕事の責任が全然違いました。)その頃から、2人がそろって中学高校になったら、おそらく一つ壁を越えるだろうと期待してきました。

今日、朝7時に自分一人残った自宅で、たぶんこれまで感じたことのないほどの満足感、達成感、そして自由になったうれしさがありました。長く想像してきましたが、これほどに開放されるとは。今日という日を一生忘れたくないと思いましたね。

次男が生まれた年、私はほぼ無職状態にありました。大学で研究生をしながら、非常勤講師として働き、また、翻訳の仕事などもしていましたが、経済的な自立状態にありませんでした。その私が研究の仕事を続けられたのは、まだ次男がゼロ歳の時に申請した学振のPDに採用されたことが大きいです。その申請書を書いていたとき、次男がはしかにかかり、おんぶしたまま書類を書いたり印刷したりしたことを思い出します。その後もずうっとそんな崖っぷちを歩いてきました。

もちろんまだまだ母親業は続きます。しかし一歩踏み出しました。
これまで精一杯やってきたことへの満足、そしてこれからの仕事への期待。
本当にうれしい、春の一日です。





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みちのく湖畔公園のクリスマスローズ

2009年04月06日 | その他もろもろ
日曜日の午後、みちのく湖畔公園に行きました。
今日は時間がないので写真だけ。



クリスマスローズが見頃です。
お天気が良くて気持ちが良かった。
桜開花まであと一歩!という感じでしたね。

 
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獣医学会2009春@宇都宮

2009年04月04日 | 仕事・研究
4月2~3日、宇都宮で行われた獣医学会に参加しました。卒業生のSくんのポスター発表でしたが、彼は就職して現在新人研修まっただ中ですので、わたしが貼ってきました。彼からもらったポスター原稿はとってもカラフルだったのですが、幾分(いやかなり)トーンを抑えさせてもらいました。それでもまだ私から見るとちょっと派手な感じなんですが、でも本人の意思を尊重してなるべく原型のままで。

獣医学会は百貨店のような感じで、いろいろ出ますからあまり同じ分野の発表はなかったりするんですが、でも、けっこう興味を持って見て頂けたように感じました。熱心にノートを取っている人や、データを写真に撮っている人もありました(獣医学会はまだそのあたりあまりうるさくないようです)。

腸内細菌とプロバイオティクスのシンポジウムで東北大の北澤先生のセミナーが素晴らしかったです。それから、公衆衛生のシンポジウムで授業の参考になる話がたくさん聞けたこと、実験動物医学会のセッションも非常にためになりました。

今回は先輩や同級生とあまり話してないのが残念です。
また秋に、ぜひ。秋の開催地は鳥取です。
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