最近いろいろ考えることがあって、その結果得た結論が
表題のように「明日のための今日ではない」ということ。
若い頃、受験のために猛烈に勉強していて
それは獣医学を学ぶためだったのですが、
入学したら今度はまた膨大な学習が待っていて
最後は国家試験のために勉強漬けでした。
その後就職したら、これまた新しい分野の研究をするため
ひたすらに勉強する日々となり
「わたしはいったいいつまで勉強するのか?」
とある日呆然としたのですが、その答えは「いつまでも」なのでした。
しかしうっかりすると目標達成のためにその日その日は通過点となり、
積み上げの一部分となって、その日一日に「生きた」実感があったのか
という疑問が出てきました。
「明日のために」今日を犠牲にするということがずっと続くと
これはちょっとしんどいわけです。でもそうやってずっと
やってきたような気がします。
しかし私は気が付きました。
今日一日を幸せに生きることが何よりも大事だと。
何かを達成するための過程であるとしても過程を楽しまなければ意味がないと。
そういう意識で一日を始めると
一日がとても楽しくなってきて
明日のために我慢なんかしないぞー!みたいな勢いが生まれてくるんです。
そして大事なことが
「のんびりすることに罪悪感を持たない。」
↑これ、わたしにはすごく重要なんですが
うっかりするとなんでも前倒しにやって安心しようとするから
「何にもしない」時間を持てない。
なんでも後回しにする人から見たらびっくりされるでしょうが
私はなんでも前倒し。休む暇があったら次のことをやる。
おかげで締め切りを過ぎたりすることは皆無だし
忘れ物もないですが
それはやりすぎちゃいかんのですよね。
まあそんなことに今更に気が付いて
今めちゃくちゃ忙しい時期でホントに休んでないんですが
でも今日という一日をホントに大事にしようとしています。