寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

雨です、蔵王なんですけど。

2014年04月30日 | 大学でのひとこま
明日あさってと新入生交流会で蔵王です。
しかし今日は寒くて暖房が再びいるほど。明日も雨らしいんですが

わたしが大学に入ったときも、そういった宿泊つきの交流会っていうのがありました。能勢かどこかに行ったような?(違うかも。)全員参加じゃなくて、希望者だけ。そういうのに積極的に参加しよう!と思って勇気を出して入学手続きの日に申し込んだ覚えがあります。ずいぶん昔の話。

わたしのクラスは個性の強い人ばっかりで、けっこう苦労したんですよ、わたし。でも6年間一緒だったんで、近しさは特別のものがあります。先輩にも恵まれ、今も助けていただくことが多いです。そういう人間関係の基盤ができた時期でした。今回の宮城大学の新入生交流会も、学生がいろんな人と出会えるようにということで、学部横断的にグループが組まれていますから、同室の人は知らない人ばかり、という人も多いはず。中にはそれがいやで「他の部屋の同じ学科の子のとこにずうっといるんだ~」という人もいるようですが、せっかく人脈広げるときですから、ぜひ他学部の人と話してほしいですね。

看護の学生さんと知り合いになっておけば、体調悪い時に相談できるかも?事業構想の学生さんと知り合いになっておけば、食品の商品開発の時にマーケティングの相談できるかも?まあそういうのだけでなく、きっと自分や自分の周囲の人とは違う視点を持った人たちですから、新しい目が開かれますよ。

しかしどうせなら快晴の蔵王に行きたかったなあ。
新緑がすばらしい季節なんですが、、、。
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紙の書類はいったいどうなる。

2014年04月29日 | 仕事・研究
先日会議で検討してもらうべき実験申請書が150ページくらいあり、これを紙で配ったらヒンシュクだというのと、この4月から会議はできるだけぺーパーレスでというポリシーが導入されたので、pdfにして配布しました。しかし、会議の中で修正点が指摘され、150ページのうち2ページだけ一部文言修正となったんです。これ、紙であればそのページだけ印刷して前のは捨てて差し替え、っていうんでいいんですが、pdfだとどうしたらいいんだろう?もちろん修正後の申請書だけ再配付、ってことは可能ですが、会議時に配った150ページの2ページだけ捨てて差し替えって、、、ワードに変換して直すか、それともまたリソグラフで全頁pdf化するか?うーん、どうしたものか。

今日はたまりまくってた紙の書類の整理もしました。
そうしたら新しいバインダーが必要になり、古すぎるフォルダを処分するか?という気になったんですが、けっこうそのまま捨てられない書類も多いのでシュレッダーをかけなきゃならないし、分別はかなり面倒そうです。でも未来永劫置いておくわけにはいきませんからねえ。

一度きちんと紙の書類の管理について考え直さないといけません。
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違う考え方を想像できるように

2014年04月27日 | 仕事・研究
今年の春、うちの大学に勤務していた職員のAさんが別の施設に異動になった。うちは今は法人化しているけれど、もともと県立なので、職員さんの多くは県の別の場所に異動になる。異動したAさんは長くうちに勤めていたので、わたしは「よかったな~。今度のところはいろいろ新しいことやれそうだし楽しみだろうな~。」と思っていたのだけれど、ある先生に「あれは気の毒だった。ずっとうちにいたかっただろうに。」と言われびっくり。そんなこととは全く思わなかったのだった。

わたしは変化を求める人で、いつも新しいことに挑戦したい。
むずかしいことにぶつかるとめちゃくちゃ大変だけど、わくわくする。アメリカにいたとき、にっちもさっちもいかない、なぜこんなにありえないことが起こるんだ!と疲弊しながら、それでも何とか解決しようと努力する日々に自分ではとても満足していたのだと思う。だけど実はそういう人ばかりではない、ということに気が付かなければならないのに、この年になってもついうっかり忘れる。

周りが自分と同じ価値観を持っていると思ってはいけないのだ。ということを改めて思わされた。もちろん冒頭のAさんが喜んで行ったのか、ちがうのか、ご本人から聞いたわけじゃないからホントのところはわからない。でも、違う考え方を想像しなければいけない。たぶん若い時はかまわないんだけど、研究室で学生を指導したり、委員会の委員長を仰せつかって若い先生方にいろんな役割をお願いしたり、そういう中でみんなが私と同じようにチャレンジ志向とは限らない、ということは理解しておかなければいけない。

学生さんにはとくに、「もっとできるのになー。もったいないな。」と思うことがしばしばあるけれど、だからといって本人の望まないところまでひっぱっていってはいけないのだろう。とはいえ、いわゆる「変化を望まない」人の考え方を理解するのは私にとっては至難の業である。まあ、若い人の場合は多少本人つらくても、変化していくことの大切さを教えてあげたいなと思うけれど、たぶん私のやり方そのままでは、ちょっと距離感がありすぎるだろう。


というようなことをちょっと考える余裕があったのもGWに入ったからかも、しれませんね。仙台も今日はすばらしい春の一日でした。

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結弦君のパレードがあるので

2014年04月26日 | その他もろもろ
今日は結弦君のパレードがあります。
よいお天気で、おそらくものすごい人出じゃないかと思います。私は今日は高校生の息子の懇談のため、ちょうどパレートの時間に仙台駅周辺を通過しますが、さすがに今日は車はやめておこうかと思っています。でもほんとにきっとすごくハッピーなパレードでしょうから、楽しみですね。

さて昨日わたしは締切の迫った論文のrevisionを再投稿する決意で手帳にも書いておきましたが、朝から講義、午後はベーグルづくり、その合間に会議、さらにGWに実施される学生交流会の対応で(わたしは今年学生委員長)、午後5時にはすでにエネルギー切れになってしまいました。最後のチェックに1時間くらいかかる予定でしたし、さらにup loadにも時間がかかることを考えると力が出ず、いったん帰宅することに。夕食後にやっとこさPCを立ち上げて最後の直しをして、昨日は時間切れ。今朝また大学にやってきて、今やっとULが終わり無事再投稿できました

ああ長い道のりだった。でもこれで終わりではなく、また書き直しかもしれないし、リジェクトで別の雑誌に再投稿となるかもしれません。まあ結果はまたしばらく先でしょうから、この間に科研費の報告書を仕上げ、受託研究の報告書を仕上げ、さらに次の論文をとりあえず書き始める、というのがGWの目標です。

さてその前に今日はあと1時間ほどで帰らないといけないので、机の片づけをやってしまいます。たまにこうして机を片付けるのは私の最大の息抜き。さて次の仕事をやるぞ、というやる気になります。

【先週の三神峯の桜:4月20日動物系研究室花見でした】






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復興活動:ベーグル作り

2014年04月25日 | 震災・災害関連
今年度も被災者支援活動、継続中です!
今日はベーグルを作りました。



焼き立てのベーグルは最高でした♪ 参加してくださった皆さんも大喜び。
また作りたいです。

さてこの活動はこれまで「あすと長町支援活動」として書いてきたのですが、震災後3年を過ぎ、皆さんがそれぞれいろいろな場所に住み替えていかれつつあり、あすとにいらっしゃる方ばかりではなくなってきたので、タイトルは【復興活動】とすることにしました。しかし今後も活動は続けていきますので、これから始めたいな、という方もぜひお越しください。来月はジャムとピザを作ります。いずれも宮城大学食産業学部で収穫されたイチゴやバジルを使う予定。5月23日1時からです。


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科研費の報告書

2014年04月22日 | 仕事・研究
新年度、同じ時間に会議が3つ入りそうになるくらい忙しいのですが、科研費の報告書に手を付けなければならない時期になりました。明日は東京出張なので、新幹線で作業しようと「フォームをDLしようっと」と思ってサイトを開いたら「電子申請」、、、つまりWEBで直接入力というわけなんですが。

紙であれば全体像がすぐわかるんですが、この電子申請ってやつは少しずつ保存しつつ先に進んでいかなきゃ全体像が見えないので、わたしはあんまり好きじゃありません!とりあえずダミーの文章を入力して先へ進み、「なるほど~。財務から収支簿もらわないと完成できないんだ~」などということを理解しましたが、入力項目として何があるのか、ってのが事前にわかりにくいという不便さがあります。

明日はたぶん収支のところは入力できないので、概要と達成度と以降の計画の3か所かな。
成果のところはまだ学会発表くらいしかないので、すかすか。
まあしょうがないですね。

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よい休日

2014年04月19日 | 日々の暮らしを楽しく
昨日、東京から友人のひろせさんをお迎えしてキャリアセミナーを開催しました。学生が数人集まって座談会的にいろいろお話を伺い、大変楽しい時間でした。その後教員へのセミナーもしていただきましたが、大変示唆に富んだ内容で、参加者には大変有意義な会でありました。

セミナー終了後、ひろせさんと二人で秋保温泉へ出かけました。おいしい夕食をいただき、温泉に入り、ぐっすりと眠りました。今朝は起きてまた温泉に入り、その後秋保大滝を見に行き、それからみちのく湖畔公園に行きました。わたしはこの公園が大好きなのですが、桜の時期に来れたためしがなかったので、今日は本当に堪能しました。湖畔にはなぜかむすび丸も、、、。



それにしても道中の秋保の桜は素晴らしかったです。ものすごく立派な見事な大木がたくさんあり、そしてそれを見る人は一人もいない、、、。どこまでも静かで、しんとした春の光景が広がっていました。

ひろせさん、遠路はるばるありがとうございました。
おかげで大変充実した休日になりました。
そこで気が付いたのですが、今日は午前中の2時間ちょっとでこれだけ充実の時間を過ごせたのですから、「桜の季節に行けたためしがない」などと言わず、どんどん出かけるべきなんですよね!ひろせさんを仙台駅までお送りしてから、その足でジムに行き、そして大学に来て月曜日締め切りの研究費の報告書を書いているところなのですが、まだ4時です。スバラシイ。
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論文のリバイス

2014年04月16日 | 仕事・研究
私の勤務校は小さい大学で、教育業務が中心で管理業務も山のようにある毎日ですから、実験や論文執筆に使う時間を見つけるのは至難の業です。宮城大学に赴任して10年目に入りましたが、論文の数は全然増えていません。2005年から今日までに12本(プロシーディング1つ、日本語3報含む)ですから本当に亀の歩みです。が、それでも日々苦労して時間を見つけてコツコツと書いています。学生が書いてくれるわけじゃないので、自分が書かなきゃ誰も成果を世に出してくれないですし、実験も重要なところは自分でやらないといけないので、ほんとに厳しい道のりです。

今ちょうど2009年くらいから細々とやってた研究をまとめているところで、今日はリバイスを書き上げ、図を修正して適切なファイルに保存しなおし、レターも書いて英文校閲に出しました。これが来週もどってきたら、再投稿します。reviewerの要求する実験を全部やることはできないので(震災があって当時のサンプルが全部ダメになったので今更追試できないものがある)、それじゃダメと言われたらまた別の雑誌に投稿しないといけません。長い道のりです。しかしリバイスのためにこれまで調べたことがないある遺伝子の発現を調べたら、非常に興味深い結果が出て、久しぶりにテンションが上がりました。この論文がたとえリジェクトでも、この遺伝子についてはさらに解析していこうと思います。そして今年はあと2つ、どうしても出してしまいたい論文があるので、とにかくひたすら書くことに集中しようと思っています。思っただけじゃできないんですが、今かなりスピードが出てる状態なので、このまま一気に行きたいなあと思っています。

それにしても論文書きって最後のこの作業が一番大変です。最初の原稿は好きに書くわけだから時間さえ見つけられればどうとでもなりますが、リバイスはreviewerにけちょんけちょんにけなされることもあるし、とにかくいろいろ説明しなきゃならないし、できないことをただできないじゃなくてなぜやらないのかという理由づけをしなきゃならないしで、精神的ダメージは計り知れません。まさに戦いです。でも偉い先生も同様に「戦いだ」と言ったり書いたりしていらっしゃるので、みんな耐えて通る道なんですよね。だから精神的にほんとにしんどいけど、やはり戦わなければならないのです。それに批判を受けて実験を追加したり加筆したりすることによって、論文がどんどんブラッシュアップされ、よりよいものを世に出すことができるので、完成したときの達成感は半端なく、これ以上幸せなことがあるのか?というくらいです。これがあるから戦い抜けるというものです。

さて、先日edxの話を書きましたが、忙しい時に新しいことを始めてしまい、だいじょぶか?と思ったのもつかの間、新しいことを始めたことでメンタリティがアップし、やる気度があがっています。これは予想しなかったことですが、やはり新しいことを始めるってすごく大事なんですねー。でも今日はedxの宿題を朝やってて、submitしようと思ったら操作がわからず、説明を再度見直してる間にタイムアップしてしまい、非常にがっかりしました。せっかく早朝から起きてがんばったのにー。でもおかげで操作についてはだいたい会得したんじゃないかと思います。まだ始めたばかりなんだし、がっかりせずに次の課題にチャレンジしよう!と気持ちを切り替えました。それにしてもedxはおもしろいです。これからもすごく楽しみ。日本語版もスタートするんですよね。最近自分はもしかして「勉強オタク」では?と思ったりしているのですが、とにかく新しいことを学ぶことが楽しくて仕方ありません!大学に職を得て非常にありがたいのが図書館がそばにあることだと思っているのですが、そういう意味ではほんとに幸せな人生だなと思います。

今日の桜。いよいよ満開です!



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自己流

2014年04月11日 | 仕事・研究
【本日の食産業学部キャンパスの桜】朝の段階ではまだほとんどつぼみ。




さて忙しくてタイムリーに書けておらずぼけぼけな話題ですが、先日の小保方さんの会見を見ていて、キーワードとしてピタッと来たのが「自己流」という言葉でした。研究の仕事をしていて一番怖いなと普段わたしが恐れているのが「自己流に仕事を進め、自己流に解釈する」ことなので、まさにこれだよと思ったのです。長いこと同じ領域で仕事していれば、その分野ではどこまで明らかになっていて何がわかっていないのか、ということや、実験の方法論などをよく理解しているので大きな間違いはしませんが、新しい分野に挑戦するときはものすごく慎重になります(私の場合)。当たり前のことを見落としていないか?とか、実験の方法として正しくない解析法をとっていないか?とか、もっと細かくなると「この機械の使い方はこれで大丈夫か?」とかですね。論文を読んで方法欄に書いてある方法でやってみる場合も、もし事前の経験がなければ、「やってる人に聞く」とか「直接見せてもらう」とかそういう手順を踏んでから始めるのですが(私の場合)、そういったアプローチをしない人もいて、傍目で見てても危ないなあと思います。おせっかいかなあと思いますが、若い人がろくに習いもせずに切片切ってたりすると「ちゃんと習ってから切った方がいいのになあ」と思ったりして、よその研究室の学生さんにわざわざ教えたり、、、、。ほんと不思議なんですが、どうして自己流で切っちゃうかな?と思うんですよねえ。でもけっこういるんです、自己流の人。なんでもかんでも人に聞け、というのではないのですが、せっかく努力しても正しくない方向に突き進んでいくと、やってることが無意味になってしまうので、やはり≪自己流≫には注意が必要です。

さて数日遅れの話ばっかりなんですが、1年生の農場実習の写真も紹介。初回なので農場の中を歩いて見学しました。梅やふきのとう、そして今年のカタクリ。


さらにさらに。土曜日わたしは友人とユーミンのコンサートへ。終了後会場近くの榴ヶ岡公園でなんと夜桜。まさかこんな王道の花見ができるとは。



そして今週は今話題のMOOCに登録!
まだ始めたばかりなので詳細は次回以降に。でもすごいです、聞いていた以上に楽しい!これが無料講座とは本当に驚きです。
*MOOCとは大学のオンライン講座です。わたしが登録したのはedX 。お試しに化学の講座をとってみました。英語の勉強にも最強だと思います。英語字幕が出るし、スピードを遅くすることもできるし、これ以上の教材がこれまであったでしょうか?というくらい秀逸の教材。







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新1年生の大学生活が始まりました。

2014年04月09日 | アメリカ生活
入学式も無事終わり、1年生が太白キャンパスにやってきました。
まず学部学科のオリエンテーションを受け、理科数学の基準試験や英語のプレースメント試験を受けて、昨日より講義がスタートしました。

【学科オリの様子】


私は今年は学生委員長ということで、留学生の履修の相談に乗ったり、さっそく委員会があったりで、目が回りそうな忙しさです。
まあ4月が忙しいのは毎年のことですけれど。

しかし忙しくて春や桜を十分楽しんだりできない毎日に気持ちがダウンしがちになるのを、今年こそは打破するのだという意識で仕事に取り組んでいます。「できないできない」と思うと心が塞ぐので、「絶対にできる」「絶対やる」と念じて一日をスタートさせています。

さて1年生は明日は初めての農場実習。お天気がいいといいな。もうカタクリは咲いているかしら。梅はきっと満開だろうと思います。仙台も桜の開花宣言があったらしいのですが、このあたりはまだまったく咲いていません。しかしたぶん農場ではいろいろ春の息吹が見れるはずですから、楽しみです。

ちなみにこれはうんと前に撮った農場のカタクリの写真。






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