寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

マルチタスキング

2007年10月29日 | 仕事・研究
いろんなことを同時に進めるというのがマルチタスキングですが、これけっこう苦手な人がいますよね。実験1のインキュベーションタイムに別の実験をするとか、ねずみの世話に行くとか。講義の前に実験を始めて、講義時間にインキュベーションタイムをかませるとか。

でもあんまりやりすぎるとダブルブッキングになっちゃったり、実験を失敗したり。あまりぎりぎりのスケジュールを組むとうまくいきませんね。

効率を追い求めるのは当然ですが、あれもこれも失敗、になるよりはひとつきちんと仕上げたほうがまだまし。とにかく始める前に段取りを。用事が入ったらとにかく手帳にメモを。

実験の簡単な内容を手帳に書いておくのは記録にもなって後で役に立つこともあるので、わたしはいつも書いています。実験ノートにも日付が入ってるんですから、それで十分かもしれませんが、それでも時々ほんとに手帳のメモが役に立つこともあるんですよね。

ところで今日は夕方からものすごく風が強くなってきました。帰り道、落ち葉の舞う道を車で走りながら、メアリーポピンズのハロウィンの話を思い出しました。そろそろ10月も終わり。今年もあと2ヶ月です。2か月分の「励み表」を作って、今年一年の仕事の「し忘れ」のないように、「やり残し」のないようにがんばりたいと思っています。





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HPを作成中、、、。

2007年10月26日 | 仕事・研究
教員紹介のHPを新しくすることになって、作業中です。

枠を作ったらあとは各先生のデータをコピペしていくだけなのですが、これがけっこう煮詰まってくるんですよねー。後30分で少なくとも5人分くらいは終わらせたいんですが、なかなか。この後は次の予定が入っているので、なんとしても進めなくてはならないんですが、、、。

HPの作成って、簡単にできるようになった昨今ですが、とはいっても研究室のHPをフットワーク軽くさくさくと更新していけるスキルのある人、時間のある人はそういないと思います。そういうわけで、とりあえず私が学科の先生方の分をまとめて作成しているところです。

実験、講義、実習、各種委員会だけでも目が回りそうに忙しいので、こういう作業がどーんと入ると本当に大変ですが、不幸中の幸いは(っていい方は変ですが)、PCの作業はどこででもできるということです。家に持ち帰ってもできる、出張中でもできるということで、何とかこなしていけるのですね。

さてとにかく作業にもどります。がんばりまーす。
(完成した暁にはぜひご覧下さい。)

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キュリー夫人の家庭における工夫

2007年10月25日 | 日々の暮らしを楽しく
子どもの頃、キュリー夫人の伝記を読みました。女性科学者といえばキュリー夫人。あの頃自分が研究の道に進むことなど考えていませんでしたが、キュリー夫人があらゆる面で努力の人だったということに子どもながら大変感銘を受けました。

時は移り変わり、私は今人生最大の多忙さで毎日を過ごしています。もちろんノーベル賞を取るような仕事をする人生ではありませんが、自分の能力の精一杯で過ごしています。しかし、私はいつも書いているとおり、ワークだけの人生を生きていくつもりはありません。すべからくバランス、であります。

女性研究者に限らず、女性が仕事を持てば家庭との両立に悩みます。最近わたしは早朝に夕食を用意する毎日を送っていますが、それがやっぱり負担で、なんとかもう少し工夫はないものかと日々考えているところです。

キュリー夫人の伝記には、彼女が研究に打ち込むため、家事にもいろいろな工夫を凝らしていたと書いてありました。たとえば朝仕込んで夜できあがるような今で言う電気なべのようなものを考案していたらしいです(いえ、子どもの記憶なので確かかどうかわかりませんが)。しかし私に限らず、そういう発明や工夫や献立を望んでいる人はこれからますます増えるに違いありません。だれかそういう研究をまじめにやってくれないかなあ。それとも自分でやるべきか?

まあとにかく、キュリー夫人の家庭での工夫、今現在まじに詳細を知りたい内容であります。
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季節を間違えたイチゴ

2007年10月22日 | 日々の暮らしを楽しく
異常気象というのか、この季節になってもまだ暖かい日の多い仙台です。今日はブタの解剖実習で、ようやくこの時間になって片づきましたが、日中の気温が高かったので、幾分楽な作業でした。

季節を間違えたのか、イチゴの花が咲いています。
土曜日に釣りに行った笹谷では桜が咲いていました。
チューリップの球根を植えようと思いながら、「もう少し気温が下がってからかな?」と週末の度に思いとどまっています。
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渓流つりに出かけました。

2007年10月20日 | 日々の暮らしを楽しく
今日の午前中、笹谷渓流つりに行ってきました。子どもにずっと「釣りに行きたい~~」とせがまれていたのですが、しかし私にスキルがないものですから、とても無理と思っていました。が、職場の企画で渓流つりの案内が来て、竿もえさも用意してあるということだったので、これならと思って出かけたわけです。釣り場は山の中にあってすごく気持ちのいいところで、魚が釣れなくてもぼんやりしているだけで「生き返るわ」と思っていましたが、いやあ、釣れる釣れる。いくらでも釣れるのですね。まあ魚をどんどん入れてくれますから、誰でも釣れるんです。でも子供達は大喜び。あまりにも釣ったので、魚嫌いの長男に「釣った分は責任持って食べるように」というと頭をかかえていました。手ぶらででかけても大丈夫ですから初心者でも安心。釣りに連れて行かないといっていつも非難されていたので、とうとう責任を果たせてやれやれです。

  
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実験室でのけが

2007年10月18日 | 大学でのひとこま
実験室にファーストエイド(救急箱)を置かなきゃな~と思いながらまだ買ってないのですが、私は過去に実験室でのけが、動物がらみの病院行き、はけっこう経験しています。自慢にも何にもならないのですが、学生の皆さんも「万が一」ではなくて「百に一」くらいは思っておいた方がいいかもしれません。

まだ大学4年生だった頃、棚の上のものをとろうとして手が滑りました。下には3リットルくらいのメスシリンダーがおいてあって、見事に割れてしまいました。が、落ちたものを拾おうととっさに手を出していたものですから、その割れたメスシリンダーの先に指をさしてしまったんです。傷が深くて出血量もすごかったんですが、とにかく止血しようと押さえていました。でもなかなかとまらなくてね。時間外だったからか保健室にいった覚えはなくて、一人でじたばたやってましたね。先生もいなかったんじゃないかなあ。傷が治った後も、しびれがなかなかとれず、20年たった今も「ここ」と刺した場所を特定できるくらいで、ほんとに参りました。

また別の時、日中マウスに免疫の注射をして、帰宅したあと、手に違和感が。最初は「あれ?なんか動きにくい」程度だったんですが、どんどん手が腫れだし、ぱんぱんに。手を握ることなどまったくできません。その時は救急に行きましたが、お医者さんも「アレルギーか?細菌感染か?」とけっこう悩んでいました。結局太い注射を打たれましたが、翌日まで腫れが残り、これもけっこう大変な思いをした事例です。

もちろん馬に踏まれたとか山羊にかまれたとかそういうのもありますし、同じ研究室の先生がねずみにエーテル麻酔をかけていてい自分がぶっ倒れたというようなこともあります。また、アメリカ時代は私の所属していた大学内で実験台上においたアルコールが引火して学生が大やけどを負ったという事故もありまして、大小いろいろありますけれどとにかく、実験室では細心の注意を払って仕事をしなければなりません。けがをしたらしばらくピペットも握れない場合だってあるし、大火傷などすれば命にもかかわります。研究室に配属されたばかりの頃は緊張感があってそれほど失敗もないかもしれませんが、慣れたころに失敗しないよう、気をつけましょうね。>3年生へ



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自分を甘やかさない

2007年10月16日 | 仕事・研究
タイトルにしばし悩みました。

優先順位、取捨選択、より完成度の高い仕事、ライフワークバランス。そういうことを常日頃書いていますが、バランス、というのは本当に難しいですね。忙しすぎてはだめ。楽しくなければだめ。だけど今自分はそう言ってなまけてるんじゃないか?ホントにできる限りまで努力をしてはいるのか?ということを常に見ておかなければなりません。自分を知る、というのは過大もだめ、過小もだめです。正確に自分を把握する、ということがとても大事なことだと思います。理想は高くてもいいのですが、能力を超えすぎることを続けていればそのうちつぶれてしまいます。

で、時々自分よりちょっと上を行く人に刺激をもらうといいですね。
あんまり雲の上の人ではなくて。
私もときどき忙しすぎて日々の「やるべきこと」がいったんおろそかになると、そのままずるずる行ってしまうことが多いです。そういうときに軌道修正するには、やっぱりちょっと上を行く人を見るのが効果的かなと思っています。

まあそういうわけで、ここ数日、研究のことで思うことがいろいろあったんですが、これからの2ヵ月半、2007年の年末をとりあえずの目標に、少し比重をかけて取り組んでいく決意ができました。がんばります。
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科学者の生き方を知るのはおもしろい

2007年10月14日 | 仕事・研究
最近、3年生に講義をしていて改めて思ったのですが、大発見の過程を知るっておもしろいですね。どんな大発見も一人の人が突如見つけるわけではなくて、その下地になる研究が積み重なったときにばーんと出てくるもんなんですが、それに関わった一人ひとりの研究者の生き方、考え方、行った実験、それで証明されたこと、それでも証明されずに残った疑問、などを知るのは本当にどきどきわくわくします。下手な小説よりずっと胸躍りますね。疑問があって仮説があって、それをどうやって証明するかを考えた軌跡、それをなぞるのはこれから自分で研究を始めようという人にはとても大事なことではないかと思います。たとえば分子生物学をやろうと思う人はぜひ「分子生物学の夜明け」を読んでみてください。ほんとにおもしろいです。また、日本人研究者のものなら「小さな小さなクローディン発見物語」も超おすすめです。





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いったん立ち止まる。

2007年10月12日 | 仕事・研究
えらそうなことをたくさん書いていましたが、仕事がたまりすぎてどうしようもない状態になってしまいました。ブログも滞っていて、このままではいけない、と今日はいったん立ち止まることにしました。

高校生の時、受験勉強や定期試験の勉強のときも、予定が終わらずにため込んでしまうのを解消するために、どこかに予定のない日や時間を作っておき、そこで巻き返しをはかっていました。仕事をする場合も、そういう時間をスケジュールに組み入れられればいいのですが、今はその余裕もありません。

が、持ち越してばかりでは何もかも後手後手になってうまくありません。先手必勝、時間は前倒しで使わないと活用できないものなんです。

そういうわけで、今日は資料の片づけやら、研究費の帳簿付けやら、後回しにしていたことも精力的に片づけました。さて夜が遅くなる前に、もう少しがんばることにしましょう。
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時間を守る

2007年10月09日 | 仕事・研究
当たり前のことですが、予定された時間を守る、ということは大事なことです。昨夜、私は今秋の予定を立てたり、休み中に片付かなかったことを片付けたりしていたら就寝時間が大幅にずれてしまいました。そうしたら当然のごとく朝寝坊しました。私は普段は4時に起きますが、今朝ははっと気がついたら6時を過ぎていました。やらなければならないことをきちんと一日の仕事に収めるためには、朝の時間は重要です。それをミスすると日中の時間に大きく影響してしまいます。

もうひとつ、終わりの時間を決めるということも大事です。
これ以上はやらない。と断固として時間を守る。そうすると集中力が高まるのですね。

さて今日はもっと書くつもりでしたがもう時間切れ。
また明日。
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