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新しいことを見つけるって楽しい!

長い一週間

2008年07月31日 | 仕事・研究
前期の講義が全部終わり、試験とレポートを全部採点し、ようやく少し余裕ができました。今日は朝から私の研究室に配属希望の3年生が「一日研究室体験」にやってきて、9時過ぎからゼミ。その後4年生がLCMサンプルからRNAを抽出する実験を見ました。メールなどの用事もこなしつつ、午後1時半からFM放送の収録(たった10分程度)。それから明日の実験の準備などをして、見学の3年生とも面接し、3時半から会議。5時過ぎに開放され、隣の研究室の先生の学会発表要旨について短時間ディスカッションをして研究室に戻り、またあちこちにメールを書いて、本日の予定終了。こんな感じの一日だとちょっと余裕があるので一日が有意義でちょっと長いです。おかげで今週は一週間も長い。ありがたいです。まだ木曜日ですからねえ。

帰宅後は家で教員データベースの入力をやってましたが、作業にちょっと嫌気が差してきたので、続きはまた明日。
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中華風豚バラ大根

2008年07月30日 | 食の話題
久しぶりに料理ネタです。

実は冷蔵庫にしばーらく寝ていた大根がありました。いつ買ったのか、、、。たぶん2週間以上前です。その前に買った大根が、煮たら全然やわらかくならなくて(たぶん急いで作ったため、味付けが早すぎたものと思われます)、しばらく大根を煮るのはいいや、、、と思っておりました。ですので、大根おろしとかみそ汁とか、なんせちょこちょこと使おうと思って買ったはずです。が、どうしても冷蔵庫を片づける必要があったので、昨日まるまる一本使って豚バラ大根を作りました。

豚バラ大根は和風に作ってももちろん美味しいのですが、中華風に作ると目先が変わって喜ばれます。

まず大根を適当に切ります。わっかに切って四つ割くらいが煮えやすいです。豚バラも適当に切ります。鍋に油をしいて、豚バラを炒めます。このとき、焼き目がつくくらい強火で炒めるのがポイント。そのあと、大根をいれて炒め続けます。それから水を入れ、やわらかくなるまで煮ます。
その後、練りタイプの中華味ベースを入れ、しばらく煮ます。つづいて砂糖を入れます。しばらく煮ます。最後に醤油を入れます。砂糖と醤油は1:1を基本にします。

これだけです。
切ったり炒めたりする以外は煮込むだけなので、忙しいときにも最初に仕込んでしまえば後らくちんです。

で、結果。
まるまる一本の大根でしたが、結局ほとんど夕食で完食でした。朝食とお弁当に少し使ったくらい。中華風豚バラ大根、子供達も大好きです。

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子どものパスポート申請

2008年07月28日 | その他もろもろ
長男はこの秋学校の旅行で海外へ行きます。パスポートはまだ有効なんですが、来年早々に切れるため、学校からは新しいパスポートを取っておいてくださいといわれました。15歳なので5年パスポートしかとれないのですが、生まれてからこれで三つ目です。

最初の頃はサインも代筆でしたが、いまや自分一人で申請に行ってもいいくらいの年齢。大きくなったものです。しかしこのパスポートの申請というのは、けっこうな額の収入印紙がいりますよね。5年で12歳以上だと9000円です。申請と受け取りも面倒なので、できればあまり頻繁に更新したくないものですが、、、。

ところでパスポートが切れても平気なのが日本のすばらしいところだと常々思います。他の国だったらあまりそういうことないだろうと思います。それとは別に、外国人としてアメリカに滞在していたときは有効なパスポートを常に持っている必要がありましたし、当然ビザも必要でしたから、パスポートが切れていてもいい、仕事してなくても学生でなくてもこの国にいていい、という『母国』というものは本当にありがたいなあ、と思います。
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こんなに健康的でいいのか、の週末

2008年07月27日 | 日々の暮らしを楽しく
今週末は本当にへとへとになりました。
昨日の朝はジムに行きまして、今日の午後は近所のプールへ。リサイクルセンターのやってるプールで、利用料も安いんです。子どもがプールプールとうるさいので、全然泳ぐ気のない私もしょうがなく行ったんですが、行ったら行ったでつい25mを何本も泳いでしまい。

ああもうへとへとです。
泳ぐのって疲れますよね~。
最後はサウナで真剣に寝てしまいそうになりました。

今日はまだやることが残ってるんですが~~~~。
明日までに仕上げなければならないプレゼンテーション。

内容は非常に込み入っていて、専門的なのに、聴衆は専門外の方ばかり。さてどうしたものか。かいつまんでわかりやすく作るべきか。それともデータはきちんと出すべきか。

データは出しつつ、なるべくわかりやすくしたいんですけどね。
がんばります、、、、。
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アメリカ出張2週間、準備編

2008年07月26日 | 仕事・研究
私は毎年夏にアメリカに出張に行きます。
昨年は研究費がついて一ヶ月行きましたが、今回は旅費を向こうがもってくれて2週間。さてこの準備が何かと大変です。

まず、日用品、とくにシャンプーや化粧水などは断然日本製がよいのですが、2週間となるとトラベル用では足りず。ボトルを用意して詰め替え。化粧品は向こうで買うのも常なのですが、化粧水などは現地で買うとボトルがとにかく大きいので、持って帰るときに重量で妨げになることがあります。液体は機内持ち込みできませんしね。昨年は途中で購入した化粧水、かなり残っているのに泣く泣くおいてきました。やはり持っていって量を減らして帰りは空というのがベスト。

石鹸は香料が苦手という人はやはり日本から持っていくのがお勧め。でも私はけっこうアメリカの石鹸も好きなので、行けば向こうで買います。残りは持ち帰り、たんすの中にいれておくと香水並みの香り。

ドライヤーも持っていきます。
ホテルに泊まるならいいんですが、私はいつもボスの家に泊まるので、必需品。アメリカでは電圧が違うので、アメリカで買ったものを持って帰り、また持っていきます。

洋服。これはほんとにカジュアルでいいので楽です。
ほとんどジーンズにTシャツ。
足元はフラットなサンダル。
向こうではH&Mやバナリパでどんどん買います。
ボスの家で洗濯もできるので枚数もあまりいりません。
あとは、一枚だけ、きちんと見える服を持っていけばそれでOK.

現地でお世話になった日本人の友人へのお土産。
これはけっこう大変です。日持ちがして、軽くて、しかも日本的なもの。詰め合わせのお菓子なんかじゃなく、普段使いの乾物などのほうが喜ばれます。

自分の2週間のために。
パソコンに音楽をどんどん入れ、読まなければならない論文のpdfを入れ、本屋で本を買います。最後は現地の日本人にあげて、荷を軽くするため、専門書などではなく、小説や新書を。

携帯電話は、昨年までレンタルしていましたが、今年は自前のものをアメリカでも使えるものに換えたので、このままでOK.ただ、アメリカ国内で使うときに国際電話みたいになっちゃうのでアメリカ人には不評でしょうなあ。

レンタカーも予約しましたし、あとはこの2週間で書きかけの論文も仕上げられるよう、資料やデータを全部パソコンに入れなければ。行く前にまだまだ片付けるべき仕事はあるし、がんばります。

そうそう、書き忘れましたが、留守中子どもたちは実家などにいかせるので、その準備もたくさんあります。今回は大阪→山口の新幹線の切符をネットで買おうとしたらこっちでは発券できないとわかり呆然。もう少しその辺なんとかなるといいんですが。




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大学での勉強for定期試験

2008年07月24日 | 大学でのひとこま
大学は試験期間です。
今日も私の講義の試験があり、監督→採点で一日使いました。

私の大学時代。
獣医学科では最終的に国家試験がありますので、科目の試験は相当厳しいものでした。覚える量もはんぱでなく、毎回ものすごく勉強した覚えがあります。私はその記憶があるので、今の学生にも勉強の絶対量を要求する試験をします。が、採点はわたしの先生たちよりは甘いと思います。勉強してもらうのが目的なので、重箱の隅はつつきません。でも、形態学などで漢字を間違えると、やはり○にはできません。漢字が違うと違う言葉になっちゃいますからねえ。

今日は実習のレポートもようやく採点しました。
私も学生時代、一生懸命書いたスケッチにAがもらえなくて、いつもBとかB’とか、なにがわるいんだあ、とか思ってましたが、絵の上手下手ではないんですよね。きちんと見ていれば、きちんと描ける。観察への姿勢、スケッチへの取り組み(粘り強さ)、が大事です。

私は今でも『答えられなかった問題』を数多く覚えています。他の人はどうだろう。普通の人は忘れてしまうものなのかな。でも、私は今でも形態を教えるたびに、生理学を教えるたびに、「ああ、ここ、ここが大事なのに、試験に出たのに、あの時はかけなかった」と思い出します。

前にも書きましたが、私は組織学を教えているくせに、かつて組織学を落として、翌年再試験を受けています。家畜衛生は優だったと思いますが、生理学は得意ではありませんでした。だから、今それをなりわいにしているのは本当に不思議です。でも、落としたからこそよく勉強したのは確かです。先生方が厳しかったこと、国家試験という目標があったことは幸いでした。卒業しても忘れない、一生モノの知識を得、勉強の仕方を学んだと思っています。
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やらないことを決める

2008年07月23日 | 仕事・研究
ちょっとまたダウンしておりました。
やっぱりあまりにも忙しすぎて、心身共に参ってしまった感があります。
もうだめだーと思い、しばらく思考停止しておりました。
ちょうど連休でしたしね。

で、思考停止して何にもやらずに過ごしてみて思ったんですが、時間があっても気力・やる気がないと何にもできないんですね。本気でこれ以上もう何にもできない、と思いました。

そこで考えたんですが、もう無理して無理して身を削ったりしないで、「これはやらない」って決めようと。

それで、何にもしないで考えてるときわかったんですが、私のような仕事って常に新しいことを産み出していかないといけないのに、頭の中が枯渇していたら何にも生まれない。自転車操業を繰り返していたら、いつかからっぽになって終わってしまう。

新しい研究のアイデアを考えるには、自由な時間が必要です。本を読んだり、異分野の人と話したり、蓄積も必要です。そういう時間がまったく欠如していたこのところの私の生活は、やはり方向が間違っていました。

「これはやらないぞ」と公言するのはちょっとはばかられるので、こっそり「やらない」ことにしますが、こう決めただけでもものすごく心が軽くなりました。

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ちょっと立ち止まって

2008年07月18日 | その他もろもろ
ようやく前期の全講義が終了しました。
これから試験問題の作成、そしてまだ採点が待っていますが、一段落といっていいでしょう。

いったん立ち止まっていろんなことを考えたいなあと思っていましたが、あまりにも忙しくてまったくそんな暇がありませんでした。これからアメリカに行くまでもう一月もありませんが、仕事も生活全般も一度じっくり考えてみたいと思います。

前から何度も書いていますが、私の仕事には(他の仕事でもそうでしょうが)マルチタスキングというのが大事で、いつもいろいろなことを平行して進めなければなりません。また、ひとつのことだけでなく、多方面に成果を残していかなくてはならないのです。そして対象はマテリアルなこととスピリチュアルなことが入り混じっています。私の相手は人間だったり動物だったり、とにかく生き物なので、効率主義だけではだめなのです。しかし効率も求めなければ仕事は進みません。すべからく、バランスなのであります。

半年を振り返ってどうだったかな?と考えると、よかったこととして

1、研究室所属4年生の実験がだいたい軌道に乗り、3人のうち2人は学会に抄録を提出済み。
2、企業との共同研究を始めた。
3、動物実験が軌道に乗った。
4、単独担当の講義ふたつ、オムニバスの講義ひとつ、オムニバスの実習ひとつ、基礎ゼミひとつ、研究室のゼミを週に二回(英語ゼミと分子生物学ゼミ)無事こなせて、一定の成果を得た。
5、小学生~高校生への理科支援の道がついた。
6、とにかくよく学生と話をしている。

というようなところでしょうか。しかし悪かったこととして

1、忙しすぎて英語の勉強が中断(やれているのはオーディオブックを聞くくらい)。
2、忙しすぎてジムに行く回数が激減。
3、書きかけの論文を書きあげる時間がどうしてもとれない。
4、もっと本を読みたいのに、時間が足りない。
5、家のことが大変おろそか。

というようなことがあり、やはり何とか改善したいものです。
明日から三連休、とにかく一度たちどまり、きちんと改善策を練ろうと思っています。
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東北畜産学会の抄録を書く

2008年07月16日 | 仕事・研究
東北畜産学会の抄録の締め切りが明日です。
発表予定の4年生が書いたものを、夜なおしていましたが、あまりにも眠くて途中でギブアップ。今朝からまた続きをやって、昼頃には他の先生にも見てもらって、ほぼ完成しました。

最近ごくふつーに毎日自宅でも仕事してますが、前はこんなにはやってませんでした。帰宅するときに「ええっと今日はこれをもって帰ろう」としぜーんに仕事を持って帰り、夕食を食べた後当然のようにパソコンを広げるのは、もうこれは習慣化されたといってもいいくらいの状態です。子どもが小さいときはお迎え時間が決まっていますから、仕事が途中でも帰宅せざるを得ませんでしたが、かといって持ち帰っても家事と疲れでなんにもできずに結局翌日そのまま持っていく、の繰り返しでした。せめて朝はと思って早朝に勉強していた時代もありましたが、一緒に子どもがおきだしてしまい、何にもできなかったという日も相当ありました。仕事時間中は集中して仕事していましたが、そうはいっても絶対量はこなせない時期が長い間あったわけです。

子どもたちはもう大きくなりましたが、しかし、食べることだけはまだ手が抜けません。だから、今でも7時前後にはたいてい帰宅しています。けれども今年は忙しさが度を越えていて、もうそんな生活ではとてもこなせず、自宅で仕事するのが習慣化しています。しかし昔と違ってそういうこともできるようになったのだと思うと、ちょっと(いやかなり)うれしいです。

昨日は授業の準備をしようとしてパソコンを広げたのですが、その前に抄録だ、、、と始めたら、けっこう時間がかかる代物で、結局昨日は終わりませんでした。さて、学生の実験で学生が発表する場合の抄録、どこまで直すかというと、わたしはとことんなおします。文章は生かせる場合は生かしますが、多くの場合考え方だけ生かして、文章は徹底的に直します。今日の場合も跡形もなく直したように見えますが、それでも、ゼロから私が書くのとは違う抄録になったと思います。

さて今日こそは授業の用意をしなくては。
これが前期最後の講義です。
来週からはもう少し時間に余裕ができるはず。
そしたらアメリカに行く用意も始めなければ。
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小学生に講義する(理科支援事業)

2008年07月15日 | 仕事・研究
昨日、近所の小学校の6年生約40人がうちの大学にやってきました。理科支援事業の一環で、小学校で学ぶ項目の中から、より深い興味を引き出せるようなきっかけ作りをということで、消化と吸収の話をしました。食べたものはどこへ行くのか、消化器とは、食道、胃、腸管は体のどこにあるのかという話、それから動物、特に牛の消化器が人とどう違うのかということをお話しました。その後実習室に移動し、馬の骨格標本や牛の臓器模型の観察、小腸組織切片を顕微鏡で観察、牛やヤギのえさを実際に触ったりにおいを確かめてみる、というような体験をしました。最後にひとりずつ白衣を着てマウスを触ってみました。骨格標本やマウスの触察は、直接「消化」と関係はないけれど、動物について考えるきっかけにと思って出してみました。子どもたちは大喜びで、よかったなと思います。

子どもたちの理科離れがあちこちで話題になっています。こういう体験から新しい興味が引き出されればいいなと思います。

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