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新しいことを見つけるって楽しい!

閖上の朝市へ。

2016年01月31日 | ゼミ
基礎演習の一環で、1年生を連れて閖上の朝市に行ってきました。
昨日までの雪で、行けるかどうか危ぶまれたのですが、今朝は快晴。
そして行ってみたら朝市は大変な盛況でした。

今日はTV局などの取材がいっぱい入ってたみたいで、NHKのあさイチ、OHバンデスなどの方たちともお話ししました。
神戸市の広報の方がいらしてて、3月の神戸市の広報誌は宮城の特集だそうです。うちの子たちが広報誌の表紙を飾るかも??

常連さんに焼き方を教えてもらい。差し入れも山ほどもらい。



おいしくてしあわせいっぱい。



あさイチのクルーに取材してもらい。



メカブは焼いたら緑になるんだ!と感動し。



記念撮影して本日終了。



や~まほど食べました。
女子の力、おそるべし。
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うみの杜水族館へ

2015年10月29日 | ゼミ
うちの学部では、1年生の後期に基礎演習という少人数ゼミがあります。
今期は4人がわたしの研究室にやってきました。
今回私が提示したテーマは「宮城の持つ食・環境資源について、現場を歩いて考えます。」というものです。

それで、最初の回でどんなところを見に行きたいか、味わいたいか、というようなことを相談し、第一回目は「さいちのおはぎ」を買いに行きました。



ご存知の方も多いと思いますが、さいちというのは秋保にある食料品店で、おはぎが超有名です。おはぎと惣菜だけで年商3億とか。
平日の昼間でしたが、駐車場はいっぱい。学生たちはその人気に驚きながらおはぎを買い、研究室にもどってみんなで楽しく食べました。
この日はさいちの商売について調べてレポートにまとめるのが宿題。

翌週は、豚肉の食べ比べをしました。
宮城のマーブルポーク、黒豚、カナダ産輸入豚肉を銘柄を隠して焼いて食べ、それぞれ感想を述べてから、どれがどの肉だったかを聞いてびっくりしたり納得したり。
やはりまず味がわからないと食産業学部の学生とは言えません!この日も宮城の豚肉生産について調べてまとめてくるのが宿題に。



そして3回目はうみの杜水族館へ。
ここもまた平日ながら大勢の観光客でにぎわう新スポット。
とてもきれいです。イワシもイカも元気いっぱい、キラキラです。イロワケイルカもペンギンもものすごいスピードで縦横無尽に泳ぎ回ってます!
そして今回も水族館について調べてレポート、が宿題に。



いろんなところへ出かけたり、味わったりしながら、勉強も忘れずに。
こういう体験が、上級生になってからの専門の勉強にも役に立ちます。
食産業学部っていい学部だなーと、思いませんか
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わかりませんと簡単に言うな

2015年01月11日 | ゼミ
学生と話していてよくあるのが「わかりません」「知りません」「忘れました」という返事。この間のゼミでもありました。「教科書読んだけど理解できませんでした。」それでそのまま次へ行こうとするのです!「ちょっとまった~~!」という感じですね。たぶん今までもそれで済ましてきたんでしょ。わからないけどまあいいか。ええっと、じゃあいつになったらわかるようになるのかな?たぶん永久にそんな日はこないんですよ、そんなんで済ましてたら。

表面的になぞって深く考えることをしないでそれが普通になっていると、深く考えを掘り下げるという世界があるということさえわからなくなってしまいます。危険、ですね。わからなくて平気、知らなくて平気。そこ、平気になるとまったく成長しなくなりますからね。ほんと危ないですよ。

わかりません、と言うことに慣れてはいけません。
わからなかったら調べる。調べてもわからなかったら聞く。忘れたらまた勉強する。
安直に済ませたらいけません。
できなかったときに、悔しい、理解できるようになりたい、という気持ちを忘れてはいけません。しょうがないや、と思ってはいけないんです。まあいいか、と自分を甘やかしてはいけないんですよ。

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生化学のゼミは明日から。

2011年10月30日 | ゼミ
からだの働きからみる代謝の栄養学
クリエーター情報なし
タカラバイオ


生化学のゼミを始めます。
テキストはこの本。
易しいので読みやすい。わかりやすい。うちの学生にはぴったり。
これを基にして、あとはお決まりのハーパーを駆使。

イラストレイテッド ハーパー・生化学 原書28版
クリエーター情報なし
丸善


ハーパーって最初のページから順に、、、って読んだりすると全然おもしろくないけど、体の仕組みを生化学的に説明するときに、立体視するにはうってつけの本だと思います。つまり、教科書読んで解糖系にTCAサイクル、、、って平面的に勉強しても覚えるだけみたいになっちゃうけど、血糖値の調節って視野からとらえると、体のあちこちの系が立ち上がってくる感じでとてもおもしろいんです。

脳はグルコースしか利用できないっていうこと一つとっても、飢餓状態ではケトン体を使ってるけどそのケトン体はどっからくるのとか、血液脳関門についても考えが及んだりとか、展開がある。学生も3次元的にものを考えるようになるときっともっとおもしろく勉強できると思うんですよね。このゼミはそういうのを伝えることも目的の一つです。

このゼミ、参加者募集中です!月曜日の10時半からお昼まで。1,2年生でも授業がなくて参加できそうな人はぜひ。先生方のご参加もお待ちしています。
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1年生と

2011年06月07日 | ゼミ
今日は基礎ゼミで初めて1年生としゃべりました。
自己紹介がおもしろかったのでここに書きたいけど、詳細は明日にでも。
今回の基礎ゼミは「文章力をつけよう」ってのが学部全体のサブテーマになってるので、自己紹介文を宿題にしてみました。
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1年生の基礎演習「メディア・バイアス~あやしい健康情報とニセ科学」を読んで

2010年10月12日 | ゼミ
今日から1年生の基礎演習が本格的に始まりました。みんなで「メディア・バイアス~あやしい健康情報とニセ科学」という本を読み、ディスカッションをします。

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)
松永 和紀
光文社


今日は最初の2章について話し合いました。
もし議論が低調だったり、発言しない人が多かったりしたら食の安全性に関わるビデオを見ようと思って用意していましたが、無用でした。非常によい話し合いができて感心しました。先週グループディスカッションについて、という視聴覚教材を見たので、イメージができたのもよかったと思います。

「体にいい食品」についての報道が頻繁にあり、ブームが起こっては消え、というのを私たちは繰り返しています。今日の議論では「誰に責任があるのか?」という点が中心テーマになりました。報道、科学者、消費者、それぞれに責任がある、しかしメディアはその影響力の大きさが群を抜いており、やはり責任が重いのではないか、という結論に至りました。でもメディアを一方的に責める論調ではなく、私たち一人一人の意識も大切だという話ができてよかったと思います。残り5回の演習でこの本を題材に食の安全性、リスク管理についてさらに学んでいきます。
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前半の基礎ゼミ終了

2010年06月15日 | ゼミ
今日は1年生の基礎ゼミ、わたしの担当の最終日。
今回は口蹄疫をテーマとして調べてもらいました。
今日はパワーポイントを使ったプレゼンとディスカッション。
スーパーに買い物に行ってオーストラリア牛と国産牛と黒毛和牛を買い求め、それを焼いて試食というのもやりました。

今回、回数が少なかったんだけど、まあまあやるべきことはやれたかな?

それにしても、「国産牛と黒毛和牛のちがいは?」と聞いて答えられる1年生はほとんどいない、今年もいなかったけど、普通の消費者もけっこうわからないでいるんじゃないかなあと思いますね。

国産牛はだいたいの場合、乳牛の雄牛です。
間違えやすいのは、生協なんかでも扱っている「〇〇牛」って書いて売ってる国産牛です。和牛のブランド牛かと思ったらホルスタインである場合も。北海道の大沼牛なんかそうですね。でも肥育の技術でおいしく育っていますし、なにより手ごろな値段なのがありがたいです。

あと、今日は売り場にはなかったですが、最近F1も「交雑種」って売ってることがありますね。交雑種と書いてあったら、ホルと黒毛の交雑です。値段は和牛より安くて、でもけっこうおいしいです。宮城の日高見牛などもそうです。

1年生の基礎ゼミは、スーパーに買い物に行くだけでもけっこう勉強できることがあるんで、これからも連れて行きたいです。


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知ってるつもり、でも本当は。

2009年01月13日 | ゼミ
1年生の基礎演習で「なべ」をしました。
食材の機能性について勉強してきたゼミなのですが、最後に、それぞれが調べた機能性に富む食材を使った献立を考えてもらおうと考えていました。で、献立を立ててごらんと言ったら、「なべ」になりました。私はもうちょっと違うイメージでいましたが、みんなで一生懸命考えた、ということなので尊重して。

で、今日、食品加工棟の実習室で調理したというわけです。
それぞれが野菜ひとつ切るのにも「あーでもない、こーでもない」とやってるのがとてもおもしろかったのですが、普段ほとんどやったことがないのですね、一人暮らしをしている人でも。ですから、よーくわかったと思います。切り方や分量を考えるだけでもけっこう頭を使うこと。「知ってる」と思ってるかもしれないけど、やってみたら「全然わかってない」こと。これからはもう少し自分の食生活を自分で組み立ててみましょう。せっかく「食」を学ぶ場にいるのですから。

さて、この加工棟なのですが、ほんとにすばらしい設備なんです。
学生さんはいつでも使えるので、どんどん活用してほしいですね。

今日はI先生の演習組はにわとりをさばいて調理してました。
そんなことも可能な環境、やっぱり活用しなくてはね。





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基礎演習、動物園見学

2008年02月06日 | ゼミ
  

今日は1年生のゼミ生を連れて八木山動物園に見学に出かけました。飼育係さんの説明を聞いて園内を見学したり、ぞうの訓練を見せて頂いたり。大変充実した時間となりました。お世話になった動物園の皆様に御礼申し上げます。

しかしぞうの訓練(馴致)というのは、想像を超える大変なお仕事だなと思いました。ひたすらねばり強く。根気よく。同じ事を何度も。これを毎日されていると伺ってびっくりしました。回れ、足をあげる、鼻を上げる、寝ころぶ、などの指示にしたがってぞうが動くのですが、よくぞここまで訓練されたものだと本当に感心しました。八木山動物園に行かれたら、ぜひ午後はアフリカゾウ舎へ。ガラスの外から見学できます。

写真は赤ちゃんがかわいらしいアビシニアコロブスとレッサーパンダ。寒い時期ですが、動物たちは元気です。

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ミョウバンを作ろう

2007年05月29日 | ゼミ
今日は基礎ゼミの発表会でした。
今年の5人の1年生は、先日書いたようにいろいろな実験に取り組みましたが、今日はその中でミョウバン作りについて書いておきたいと思います。

ミョウバンを作る方法の詳細については科学実験の本などを見て頂くとして、ここでは簡単にその流れを書きます。まず必要なものは「アルミ箔、水酸化カリウム、硫酸」です。アルミニウムを水酸化カリウム溶液に入れて溶かします(水素ガスが発生します)。硫酸を加えて結晶を析出させます。それにさらに硫酸を加えて結晶を溶解させ、加熱して濃縮します。それを氷冷するとミョウバンが析出します。吸引濾過して結晶を集め、濃硫酸で加熱溶解し、さらに氷冷して結晶を得ます。

まあ実際は粗精製の段階で結晶を観察したんですが、これがとてもきれいでした。不思議だったのは、今日の発表で「とてもきれいで感動した」という感想は誰からも出なかったのですが、私は実は一人で感動して見ていました。

実体顕微鏡で見たのがこんな感じです。


もっと小さい結晶の段階ではこんな感じでした。


ね?きれいですよねー。

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