寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

無事帰国しました。

2007年08月31日 | その他もろもろ
昨夜無事に仙台に帰り着きました。

ワシントンを離れるとき、ANAの成田行きが1時間程度遅れるというので、もしかしたら国内乗り継ぎ便に乗れない、という可能性があって焦りましたが、成田でがしがし歩いて間に合いました。入国が混んでなかったしね。

今回のフライトでは映画「バッテリー」を見ましたが、とてもよかったです。本を愛読している息子には「かなりはしょってあったね」と言われましたが、私はまだ原作を読んでなかったので、ぜひ読みたいと思いました。

さて無事帰ってきましたが、明日からまた出張です。PCは持っていくので、滞在するホテルでネットが使えたら更新しますが、しばらくかけないかもしれません。

しかし仙台は涼しくてよいけど、大雨です。
ねずみの世話をしに動物舎に行かなきゃならないのに、気が進まないなー。
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終わりました、明日帰国します。

2007年08月29日 | 仕事・研究
昨日も今日も朝からずっとコンピュータに向かっていました。論文に加筆し、スペルチェックし、古いバージョンを消去し、さらに日本からの宿題の作業もやって、もうコンピュータワークはご勘弁。ラボミーティングがあって、進捗を報告し、あと必要なことを確認し、次の渡米について相談して、終了。

これでもう明日は帰国のために飛行機に乗ります。日本につくのは木曜日の午後。

写真はこの季節あちこちで咲き乱れている百日紅。(英語ではcrape myrtle、クレープというのはドレスなどに使う細かいタック、装飾織のこと)
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英語の小説と文献、余暇にはどっち?

2007年08月28日 | アメリカ生活
昨日、論文にいったん区切りがつき、夕食後することがなくなりました(後はボスに目を通してもらわないと次の段階にいけないので)。持ってきた日本語の本は全部読んでしまい、知人にあげてしまいました。インターネットも電波が不安定でつながりません。

さて何をしようかなと思って、手元にある英語の本(小説)を読むか、印刷したけど読み終わっていない文献を読むか、しばし考えました。ホントは英語の活字を読む気分ではないのですが、ほかにすることがないので、しょうがありません。

で、結局私が選んだのは文献の方でした。
なぜでしょうね。やっぱり科学論文の方が読みやすいと思っちゃうんですよね。小説も帰国したら読みたいと思って買った本ばかりだけど、今はいいや、って感じで。

しかしこんな余裕も明日まで。帰国したらしばらく相当忙しいと思います。それを考えただけでちょっと帰りたくない気分になりました。でもとにかく明日で終わりですから、今日は冷凍庫のサンプルの整理もし、読み終わった文献をペーパーリサイクルの箱に入れ、さっぱりしました。帰るまでにまだ読めそうなので、今また新しい文献を印刷しましたから、これをもって帰って今日も夕食後に読もうと思います。
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飲茶ランチ

2007年08月27日 | アメリカ生活
今日はランチに飲茶に行きました。いつも混んでいる店ですが、今日もすごかったです。私は11時開店のその店に10時35分に着きましたが、すでに行列ができていました。

中国人の同僚に聞いたら、飲茶というのは中国本土では限られた地域でしかやらない、香港スタイルだねと言っていました。私はニューヨークでもいつもチャイナタウンで飲茶を食べるのですが、飲茶大好きです!仙台にもあったらいいのになあと思います。一皿一皿オーダーするんじゃなくて、ワゴンで運んできてくれるやつね。

しかしyamchaって言っても中国人の同僚には通じなかった。中国語かと思ってたけど。

今日は前から食べてみたかったアサリをゲットできました。それから大根もち、ナスにえびのすり身を挟んであるのもおいしかったな~。最後の仕上げに食べたゴマ団子もgoodでした。

英語ですが、お店の様子を見てみたい人はぜひこのワシントンポストの記事を読んでください。

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読んで、捨てる。

2007年08月26日 | アメリカ生活
もうすぐ帰国なので、いったん荷物を詰めてみました。スペースはまだまだあるんですが、問題は重さ。北米路線は23キロが限度になったので、荷造りはホントに大変です。

持ってきたもので置いていける、あるいは減らせた荷物というのは、読んでしまった本、雑誌、お土産の類。でも新たに増えた荷物のほうがはるかに多いのです。

かくなるうえは論文を書くために印刷した文献を、読んだものは全部捨てて、電子ファイルで持ち帰ろうと思います。赤線を引いたり書き込みをしたりしたのでおいて帰りたくないのですが、相当な重さなので仕方ありません。月曜日、大学に行ったらpdfファイルで落としてUSBメモリに保存、という作業をかなりやることになりそうです。論文検索は日本でもできるんですから、実際は電子ファイルで持ち帰る必要さえないのですが、、、。

しかしこうなると大きなスーツケースではなく、中くらいのをひとつと、小さいのをひとつ、くらいで来た方がよさそうです。二つの荷物を押すと身動き取れないのでできれば一つにしたいのですが、23キロじゃとても無理ですね。実は先週先に帰国した子どもたちを空港に送っていったとき、となりで手続きしていた方の荷物が限度を超えていて、段ボール箱に移していらっしゃいましたが、あの混雑したカウンター前でトランクを開けて中身を移す、というのはちょっとつらいものがありますよね。中身丸見えだし。それだけは避けたい、、、でもなるべく限度ぎりぎりまで詰めたい、、、。最終的には体重計で重さを量って調整しようと思っています。

そうそう、つい「ヘルスメーターありますか?」とボスに聞きそうになって自分でおかしくなりました。ヘルスメーターってよく考えたら不思議な言葉だなあ。言ってみたら意外に通じるかな?




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プレPhD(テックなどの研究補助職)を雇うときのポイントは?

2007年08月25日 | 仕事・研究
先週このラボのテックが一人やめた話を書きましたが、当然近々に新しい人を雇わなければなりません。ボスにどういう人がほしいのか?ということを聞いてみました。

1、まずは時間にフレキシブルであること。
9時から5時、って言われるとうちのラボではちょっと困る。時々実験で遅くなることに了解できる人。

2、周りとうまくやれる人
当然だけど、ずうっと一緒にいるわけだから、楽しくやれる人がいい。

3、上を目指す人
テックと言えども、研究の内容に精通し、次のステップに進むことを考える人がいい。言われたことをやるだけでは物足りない。

4、進んで仕事を見つける人
言われるまで待っているんじゃなくて、手が空いたら「次はなにをしましょうか?」と聞いたり、自分で見つけて仕事してくれる人が助かる。

でもね、これを聞いてちょっと意外でした。私のボスの雇うテックはいつも自ら進んでてきぱき仕事をこなす人はいないんです。言われてもやらないって人もいるし、、、。難しい実験とか技術のいる実験とか時間のかかる実験もどちらかというと消極的。でもボスはそうではない人がほしいんだなあと思いました。ただ、目の前にいる人には言わないんですけどね。言わないけれど、もっとやってもらいたいと思っているんですね。

私の持っている技術を継承してくれる人がいないので、私はここで重宝されているけれど、もし私が日本のラボでスキルをきちんと習得させたら、日本の大学を卒業したて、マスターも持っていない、という人でもたぶんここで十分やっていけるのではないかと思いました。もちろん英語力が必要ですが、、、。

もし将来的にそういう目標を持つ学生が私の研究室に来ることがあったら、トライしてみるのもいいかもしれません。ポスドクだけが海外のラボで働く道ではないし、先に書いたように、テックをやったあとでPhDコースに行くことも可能なのですから。

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真夜中の電話と肩こり

2007年08月24日 | その他もろもろ
私は今ボスの家にやっかいになっていますが、とても素敵なゲストルームを使わせてもらっていて、快適です。が、ベッドがやわらかすぎるのと枕が合わないので、このところずっと首が痛い&夜中に何度も目が覚める、という日々を送っていましたが、昨日はそれに加え、深夜に日本から電話がありました。日本とはちょうど昼夜逆転なのですが、うっかり時差を忘れてしまうことがありますよね。アメリカに暮らしていたころ、よく真夜中に電話がなったことを思い出しました。子どもからだったので「こっちは夜中の2時だよ」ってことは言いませんでしたが、、、。

しかし今日は一日デスクワークで、論文を書き、図を書き直し、さらに帰国後の獣医学会のスライドも作成していたので、本当に疲れました。日本のお風呂が懐かしいです。こういうときに温泉に入れるといいなあと仙台の大学近くの秋保温泉を思い浮かべています。

しかしいよいよ帰国まで後1週間を切りました。来週の今頃はもう日本です。


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研究に打ち込める環境

2007年08月23日 | 仕事・研究
今回の渡米は約一ヶ月と長かったので、かなり充実したものになりました。いつもはもっとディスカッションをしたかった、もう少し実験を進めたかった、と後ろ髪引かれつつ帰国の途に着くのですが、やはり2週間の短期滞在には限界があるようです。私はもともとこのラボで働いていたのですから、普通のビジティングの人と違って来たその日からでも動けるのですが、それでも最初の2,3日のロスがかなり手痛く、毎回土日返上で早朝から遅くまで働いていましたが、なかなか思ったようには進められなかったのでした。こちらでは研究にだけ集中できます。快適といえば快適、苦痛といえば苦痛なのですが(私は仕事以外の生活や雑事をこなすのも好きなので)、せっかく研究だけに打ち込めるこの環境を最大限に活かしたいものだと思っています。そうでなければ、日本で無理をしている意味がありません。この時間を捻出するために寝食削って来ているのです。

この論文の仕事が終わったら次のプロジェクトに取り掛からねばなりません。今度はほとんどの部分を日本でやるつもりですが、大変魅力的なKOマウスがここでは手に入るので、その部分だけはまたこちらでやりたいと思っています。次回もせめて3週間滞在できれば、かなり意義があるだろうと思います。そのためにも、日本での仕事をもっと効率的に片付け、スケジュールをこじ開けたいと思います。
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苦節5年、やっと論文になるか?

2007年08月22日 | 仕事・研究
今から5年ほど前、私はアメリカで研究室を移ることになりました。そのころ始めた研究で、今も私の基本路線になっている2型サイトカインのレセプターの仕事がありますが、これがなかなか大変な仕事で、第一報を出すまでに約3年かかってしまいました。基礎的なデータは取れていたのですが、共同研究の仕事なので論文がなかなか完成しなかったのです。結局帰国までに出すことができず、日本に帰ってからメールでやり取りし、夏に再び渡米したりしてディスカッションして完成し、印刷されたのが2006年正月のことです。この間、研究はさらに進んでいて、私は続いて第二報を出すべく、帰国時にはすでにラフな原稿をボスに渡していました。それから2年。まだ完成していなかったこの論文が、ようやく今回、形になりそうです。投稿までは持っていけないでしょうが、今度こそ最終段階に入りました。やれやれ。長かったなあ。今回の新しい論文に含まれるデータの中には、2002年にすでに得ていた結果もあり、本当に長かったなあと感慨無量です。

しかし最終段階とはいえ、まだまだ関門があります。粘り強くあきらめず、完成させたいと思います。これが終わったらもうひとつ書きかけの論文を何とか今年中に投稿できる形にしたいと思っています。こちらは日本での仕事なので、後は私のがんばり次第。渡米前に何とか実験は終わらせましたから、後は書くだけです。

根を詰めた実験で頭が痛いけれど、さて書きましょう。
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中国のカラオケ

2007年08月21日 | その他もろもろ
昨日の晩、ものすごい雨がふって、雷が鳴って、今朝は秋のように涼しくなりました。数日前には冷房を入れていても暑くてさらにファンをつけていたのがうそのようです。

金曜日のパーティの顛末を少し。
カラオケは中国語、日本語、韓国語、英語とあって、日本語の歌はほとんどがばりばりの演歌でした。その中に混じって、サザンオールスターズ、ドリカム、チャゲアスなどがありました。やっぱり選曲は中国人なのでしょうね、中国でメジャーな日本の歌曲が取り上げられているのだろうと思いました。

台湾人の同僚が中国語で熱唱しているのを聞いて、意味はぜんぜんわからないのですが、字幕を見るとけっこうわかるというのが楽しかったです。

アメリカ人の同僚は、「ぼくはけっこうカラオケにいってんだよ」といって、歌本を見てましたが、「歌うにはもっとビールを飲まなきゃね」などといって結局歌いませんでした。
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