今日は朝から獣医学会の微生物シンポジウムへ。午後も引き続きシンポ。粘膜免疫の話、食べるワクチンの話、犬やサルの花粉症の話、いろいろと有意義な情報を仕入れました。夕方帰る前にポスターセッションに行き、気になっていたポスターに質問。実は薬理のポスターで、普段ならあまりのぞかない領域だったのですが、偶然母校の先生の研究室の発表と知り、しかも私がこれからやろうとしている内容が含まれていたので、これ幸いと。
発表されていた先生は最近着任された方なのでもちろん面識はなかったのですが、教授のT先生は私が在学中にもお世話になった先生。懐かしくお話ししました。私は別の研究室の学生だったし、T先生に覚えていてもらってるとは思いもしなかったのですが、先生は全然お変わりなく、楽しいひと時でした。私も、20年たって卒業生にしばらくぶりであったとき、しかも自分の研究室の出身の人でないときに、こんなに暖かく話せるかなあと思って、ありがたいなあとしみじみ思いました。私が大学にいた頃、T先生はまだ助手でした。私の親友が薬理の部屋にいたので、しょっちゅう出入りしていたのですが、いつもうるさくしていたのでご迷惑をおかけしていたと思います。でも覚えていてもらってうれしいなあと思いました。で、ポスター発表のほうですが、そちらはまた優秀な若手の先生が丁寧に教えてくださり、大変ありがたかったです。そのうち研究室にお訪ねする約束をして別れました。これからはじめようとしている実験、大変心強い師を得た気がします。
発表されていた先生は最近着任された方なのでもちろん面識はなかったのですが、教授のT先生は私が在学中にもお世話になった先生。懐かしくお話ししました。私は別の研究室の学生だったし、T先生に覚えていてもらってるとは思いもしなかったのですが、先生は全然お変わりなく、楽しいひと時でした。私も、20年たって卒業生にしばらくぶりであったとき、しかも自分の研究室の出身の人でないときに、こんなに暖かく話せるかなあと思って、ありがたいなあとしみじみ思いました。私が大学にいた頃、T先生はまだ助手でした。私の親友が薬理の部屋にいたので、しょっちゅう出入りしていたのですが、いつもうるさくしていたのでご迷惑をおかけしていたと思います。でも覚えていてもらってうれしいなあと思いました。で、ポスター発表のほうですが、そちらはまた優秀な若手の先生が丁寧に教えてくださり、大変ありがたかったです。そのうち研究室にお訪ねする約束をして別れました。これからはじめようとしている実験、大変心強い師を得た気がします。
今日は、先週いったん完成させて寝かせておいたポスターの修正をして、再度プリントアウトして、完全に完成させました。ポスターホルダー(アメリカのアートショップで買ったもの)に大事にしまったこのポスターと、書きかけの論文のために印刷した文献をヤマほど抱えて東京に行きます。移動時間は書き物に集中する予定。
28日はシンポジウム中心に。29日にポスター発表します。
ここのところ遅くまでパソコンに向かっていたので目がばしばしです。
今日はこれで帰宅しますが、家では出張の用意と留守宅の準備が待っています。
仙台に帰るのは土曜日の深夜の予定です。
ちなみに、今回の獣医学会の会場は麻布大学です。
28日はシンポジウム中心に。29日にポスター発表します。
ここのところ遅くまでパソコンに向かっていたので目がばしばしです。
今日はこれで帰宅しますが、家では出張の用意と留守宅の準備が待っています。
仙台に帰るのは土曜日の深夜の予定です。
ちなみに、今回の獣医学会の会場は麻布大学です。
アメリカの元ボスにメールして実験の手技について質問したところ、何日もたってから返事が来ました。わたしたちが実験動物に経口投与するときに使う道具を「胃ゾンデ」とか「胃カテーテル」と呼びますが、私のボスはgavage tubeと書いていました。アメリカにいたときは完全に分業でマウスへの経口投与はこのボスがやってくれていたため、手技についてあまり話題にしたことがなく、このいい方も全く知りませんでした。
アメリカ人とメールしたり話したりすると、「へえ~こんないい方するんだ」と思うことが今でもしばしばあるのですが、そういう機会って大事ですねえ。英語は日本にいても勉強できると思っていますが、それでもやはり向こうの人と話すことは欠かせません。ちなみにgavageは確かに英辞郎に出ていました。しかしその訳は「チューブによる栄養補給」ということでした。
アメリカ人とメールしたり話したりすると、「へえ~こんないい方するんだ」と思うことが今でもしばしばあるのですが、そういう機会って大事ですねえ。英語は日本にいても勉強できると思っていますが、それでもやはり向こうの人と話すことは欠かせません。ちなみにgavageは確かに英辞郎に出ていました。しかしその訳は「チューブによる栄養補給」ということでした。
昨日、大学の同窓会でした。
私は大阪を離れて12年くらいたっているので、卒業後一回も同窓会に参加していませんし、ここのところ出身講座の会にも出席していませんでしたから、ほとんどの人に長い間会っていませんでした。会場に行くまでちょっと緊張し、どんな話になるだろうと思っていましたが、会えばいきなり20年前に戻った感じで、しかし話の内容は今の仕事のこと、子どものことと、近況を尋ねあううちにあっという間に時間が過ぎました。
私が卒業した頃は、女子の就職はまだまだ大変で、募集は男子のみということも多かった時代。しかし昨日出席した同級生は女性も全員仕事を続けていました。
仕事は続けていましたが、卒業後就職したところに現在も勤めている人は本当にわずか。また、開業している人がたくさんいてびっくりしましたが、皆元気いっぱいでした。しょぼくれている人は一人もいませんでした。
大学時代の実習のこと、実験のこと、先生が話した話、試験のこと、と昔話をしていて思ったのですが、皆やはり充実した大学時代だったのですね。勉強に明け暮れ、でもやんちゃもいっぱいして、後悔のない大学時代だったのだなと思いました。そうであるから今もこれだけ元気いっぱいなのだなあと。
ちょっと毒気にあてられて疲れてもいますが(だってあまりにも個性的ではじけている人たちと一気に話したので)、またこれを糧に私も頑張りたいと思います。次の同窓会は3年後?4年後かな。それを楽しみに。
私は大阪を離れて12年くらいたっているので、卒業後一回も同窓会に参加していませんし、ここのところ出身講座の会にも出席していませんでしたから、ほとんどの人に長い間会っていませんでした。会場に行くまでちょっと緊張し、どんな話になるだろうと思っていましたが、会えばいきなり20年前に戻った感じで、しかし話の内容は今の仕事のこと、子どものことと、近況を尋ねあううちにあっという間に時間が過ぎました。
私が卒業した頃は、女子の就職はまだまだ大変で、募集は男子のみということも多かった時代。しかし昨日出席した同級生は女性も全員仕事を続けていました。
仕事は続けていましたが、卒業後就職したところに現在も勤めている人は本当にわずか。また、開業している人がたくさんいてびっくりしましたが、皆元気いっぱいでした。しょぼくれている人は一人もいませんでした。
大学時代の実習のこと、実験のこと、先生が話した話、試験のこと、と昔話をしていて思ったのですが、皆やはり充実した大学時代だったのですね。勉強に明け暮れ、でもやんちゃもいっぱいして、後悔のない大学時代だったのだなと思いました。そうであるから今もこれだけ元気いっぱいなのだなあと。
ちょっと毒気にあてられて疲れてもいますが(だってあまりにも個性的ではじけている人たちと一気に話したので)、またこれを糧に私も頑張りたいと思います。次の同窓会は3年後?4年後かな。それを楽しみに。
世界屠畜紀行 内澤旬子著
先日チラッとご紹介しましたが、ようやく読み終わりました。読み応えのある本なので、かなり時間を要しました。世界各国における家畜の飼育から、解体、精肉までをイラスト入りで紹介した本です。私自身も学生実習で解剖、解体、精肉したりしますし、獣医師なので普通の人が読むのとはちょっと違うだろうとは思うのですが、どなたにも読んでいただきたい本だと思いました。今の日本では、毎日何かしらの肉を食べることが多いと思うのですが、普通の人には生きた家畜から肉ができるまでがなかなか見えません。日本人は非常にデリケートで、食肉の安全性には大変厳しい目をもっています。しかし実際に家畜がどのように繁殖され、肥育され、殺されて解体され、精肉に至るかということをきちんと理解している人は本当にわずかだと思います。そういう意味で私も解剖実習を必修として学生に課し、しかもと殺の現場を見せることにこだわっているのですが、人生の中でたった一度でもこの現実を目の当たりにし、食肉とは命をいただくことと知るということが非常に重要であると考えています。しかしこのとき大切なのは、普段と殺の現場にいない自分も肉を食べ、化粧をし、薬を飲む以上、「命をいただく」ことに責任を持つのだということを知るということで、いたずらに「かわいそう」とか「残酷」とかいう感情に逃げてはいけないのであります。
そして、私のように実際に動物を殺す立場にある人間は、命に向き合う責任もあります。一般の人は間接的にしか殺しませんから知りえないこともある。しかし私にはそのことを真摯に受け止め、きちんと社会に伝えていく責任もあります。
食の将来を担ううちの学生たちにも、よく考えてもらいたいテーマです。
先日チラッとご紹介しましたが、ようやく読み終わりました。読み応えのある本なので、かなり時間を要しました。世界各国における家畜の飼育から、解体、精肉までをイラスト入りで紹介した本です。私自身も学生実習で解剖、解体、精肉したりしますし、獣医師なので普通の人が読むのとはちょっと違うだろうとは思うのですが、どなたにも読んでいただきたい本だと思いました。今の日本では、毎日何かしらの肉を食べることが多いと思うのですが、普通の人には生きた家畜から肉ができるまでがなかなか見えません。日本人は非常にデリケートで、食肉の安全性には大変厳しい目をもっています。しかし実際に家畜がどのように繁殖され、肥育され、殺されて解体され、精肉に至るかということをきちんと理解している人は本当にわずかだと思います。そういう意味で私も解剖実習を必修として学生に課し、しかもと殺の現場を見せることにこだわっているのですが、人生の中でたった一度でもこの現実を目の当たりにし、食肉とは命をいただくことと知るということが非常に重要であると考えています。しかしこのとき大切なのは、普段と殺の現場にいない自分も肉を食べ、化粧をし、薬を飲む以上、「命をいただく」ことに責任を持つのだということを知るということで、いたずらに「かわいそう」とか「残酷」とかいう感情に逃げてはいけないのであります。
そして、私のように実際に動物を殺す立場にある人間は、命に向き合う責任もあります。一般の人は間接的にしか殺しませんから知りえないこともある。しかし私にはそのことを真摯に受け止め、きちんと社会に伝えていく責任もあります。
食の将来を担ううちの学生たちにも、よく考えてもらいたいテーマです。
一応完成したポスターを印刷中であります。
待ってる間にこちらで。
昨年のap bank fes'07のDVDを1月に買っておりました。
でも見る暇も聞く暇もなく。今日やっとPCでかけつつポスター作業をしていました。
わたしが通っているジムで、ap bank fes'06のDVDがよくかかっていまして、マシンで歩きながらいつもいつも見ていました。最近かからなくなり、ジャニーズのDVDなんかに変わってしまい、ちょっと残念で、07を買うことにしたのです。
音楽だけならCDで十分かなとおもうんですが、このフェスはなかなかおもしろいんですよね。環境保護のための運動の一環で、ミスチルの桜井さんと小林武史氏が中心になったイベントを収録したものです。いろんな人が出演していて、持ち歌以外の歌を聞くのもおもしろいです。イベントの裏側やリハーサルを見るのも楽しいです。
まあやっぱり座り込んで見る暇のない私にはDVDは宝の持ち腐れかもしれません。ジムでかけてくれるとうれしいのになあ。
待ってる間にこちらで。
昨年のap bank fes'07のDVDを1月に買っておりました。
でも見る暇も聞く暇もなく。今日やっとPCでかけつつポスター作業をしていました。
わたしが通っているジムで、ap bank fes'06のDVDがよくかかっていまして、マシンで歩きながらいつもいつも見ていました。最近かからなくなり、ジャニーズのDVDなんかに変わってしまい、ちょっと残念で、07を買うことにしたのです。
音楽だけならCDで十分かなとおもうんですが、このフェスはなかなかおもしろいんですよね。環境保護のための運動の一環で、ミスチルの桜井さんと小林武史氏が中心になったイベントを収録したものです。いろんな人が出演していて、持ち歌以外の歌を聞くのもおもしろいです。イベントの裏側やリハーサルを見るのも楽しいです。
まあやっぱり座り込んで見る暇のない私にはDVDは宝の持ち腐れかもしれません。ジムでかけてくれるとうれしいのになあ。
やっととりかかりました。28日からの獣医学会のポスター作成。
今日の午後を使って7割くらいは完成。明日は祝日ですが、ちょっと続きをやって、完成に持って行きたいところです。印刷までできたらいいけど。
21日は学内研究費のプレゼンテーションがあり、午前中はその作成をしていました。こっちは一応完成。
これで来週のうちに書きかけの論文を形にできたらこの春休みの目標はほぼ達成なのですが。修理に出していた実験用機器も帰ってくるし、また実験に集中したいです。あっでももうすぐ新学期。授業の準備もあるんでした、、、。
今日の午後を使って7割くらいは完成。明日は祝日ですが、ちょっと続きをやって、完成に持って行きたいところです。印刷までできたらいいけど。
21日は学内研究費のプレゼンテーションがあり、午前中はその作成をしていました。こっちは一応完成。
これで来週のうちに書きかけの論文を形にできたらこの春休みの目標はほぼ達成なのですが。修理に出していた実験用機器も帰ってくるし、また実験に集中したいです。あっでももうすぐ新学期。授業の準備もあるんでした、、、。
今日は新4年生のOさんが新しいPCRプライマーの濃度検定をしてくれました。また、新しいマウスが届いたのを各飼育室にもっていき、ケージの用意もしてくれました。昨日はうちの研究室のTくんと共に新3年生のHくんも水飲みを洗ったり、チューブラベルを用意したりを手伝ってくれました。新4年生は就職活動で忙しいのですが、合間を縫ってゼミ、セミナーにも参加し、あるいは発表を担当し、皆本当に大変だと思います。でもよく頑張ってくれているので、4月以降が楽しみです。前にマルチタスキングの話を書きましたが、頭のいろんな部分を使うことで、頭脳がより活性化されるはず。そのうち大化けしてくれるんじゃないかと期待しています。
仙台の3月とは思えない毎日で、関西人の私としてはとてもうれしい日々ですが、しかし、やはり年度末です。とにかくやることがいっぱい。どこから手をつけたらいいものやら、という状況になりつつあります。
今日は来週の獣医学会のポスターの原案くらい作るつもりでしたが、午前中からの会議が長引いて、さっきやっと研究室に戻ってきました。今夜はこの3月で大学を離れる方の送別会もあり、定時に帰らなければならないので、もう本当に時間がありません。ポスターは明日かなあ。まあ学会は来週なんですが、ポスタープリンターのインクがないだの紙がないだのということになると、困りますからね。私はいつも前の週には用意できるようにしているんです。
週末は大阪へ行く予定も入っています。
なんと大学卒業以来初めての同窓会。大学院修了後20周年ということらしいです。20年間あっていない人も多いので、とても楽しみ&怖いという不思議な心持ちです。みんな変わってるかなあ。今年は桜が早いということですが、さすがに23日はまだ桜は見られないでしょうね。でもたぶん大阪は仙台の比ではなく暖かいと思うので、何を着ていくか思案中。楽しみです。
今日は来週の獣医学会のポスターの原案くらい作るつもりでしたが、午前中からの会議が長引いて、さっきやっと研究室に戻ってきました。今夜はこの3月で大学を離れる方の送別会もあり、定時に帰らなければならないので、もう本当に時間がありません。ポスターは明日かなあ。まあ学会は来週なんですが、ポスタープリンターのインクがないだの紙がないだのということになると、困りますからね。私はいつも前の週には用意できるようにしているんです。
週末は大阪へ行く予定も入っています。
なんと大学卒業以来初めての同窓会。大学院修了後20周年ということらしいです。20年間あっていない人も多いので、とても楽しみ&怖いという不思議な心持ちです。みんな変わってるかなあ。今年は桜が早いということですが、さすがに23日はまだ桜は見られないでしょうね。でもたぶん大阪は仙台の比ではなく暖かいと思うので、何を着ていくか思案中。楽しみです。