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新しいことを見つけるって楽しい!

親子講座とオープンキャンパス準備

2009年07月31日 | 仕事・研究
7月29日に附属農場で親子講座がありました。牛乳ができるまで、というお話をして、ウシの搾乳、聴診などを行いました。その後バター作りをして、パンやクラッカーにつけてみんなで食べました。

今年は天気が悪くて牛舎までの足場も悪い状況でしたが、楽しく終えることができました。搾乳はよそでもやったことがある、というお子さんが数人いましたが、聴診は初めてという方ばかり。獣医さんのようにウシに聴診器をあて、心音を確かめました。

今週は激務だったので、講座が終わったらどーんと疲れてしまったんですが、その後研究室に戻ってゼミ。オープンキャンパスの研究室紹介ポスターを制作しようと思ってましたが、もうエネルギー切れでダウン、できませんでした。

昨日は国際免許を取りに行ったり、超特急で書いた研究費申請書を郵便局に出しに行ったり、教授会があったりで終わってしまい、今日は今日でまた外出の用事があって、さっきようやくオープンキャンパス用のポスターを印刷できました。やれやれ。間に合って良かった。でも、デザインをちょっと勉強してみた割にはあんまり凝れませんでした。時間切れです。

アメリカに発つまであと1週間。まだまだ片づけることが山積みです。明日は基礎演習で担当した学生を引率して学外見学、あさってはいよいよオープンキャンパス。長時間フライトで爆睡することになりそうです。
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朝早く始める

2009年07月29日 | その他もろもろ
一昨日午前様だったのに、昨日も夕食後もう一度出直さなければならない事態でしたが、塾に行った子どもの帰りが遅かったので断念。子どもに食事をさせたらすでに9時で、あれからまた仕事に行ったら体力がもう持たないとあきらめました。

そこで今朝は早朝出勤。まだこの方が体はましですね。終わるかどうか、間に合うかどうかが精神的に負担ではありますが。

今日は10時から附属農場で親子講座。うしのお話をしたり、聴診器で心音を聞いてもらったり、搾乳体験もあります。午後はバター作り。というわけで、9時半に農場に行かなきゃなりませんからそれまでの勝負。

こっちにいるヤギの具合もずうっと悪くて、このところ連日その治療方針の検討でとなりのI先生と話してるんですが、昨日ようやく診断がついたので、あとは治療に邁進するのみ。治るかどうかはまだわかりませんが、、、。経過がはっきりしたらまた書きましょう。しかし私は学生時代にも多数のシバヤギを飼育している研究室に所属していましたが、卒業までほとんど病気らしい病気を診たことがありません。シバヤギは飼育しやすい動物の代名詞のように思っていましたが、ここではほんとにいろいろあります。そのうちまとめてみましょう。
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仕事が終わらず

2009年07月27日 | その他もろもろ
今日は予定していた仕事が終わらず、いったん帰宅した後にまた大学に戻りました。もうすぐ日付がかわるので、もう帰ります。集中してがんばったので何とか遅れを取り戻すことができました。が、早朝型のわたしにとってこの時間は深夜です。もう目がかすんできました。

明日は衛生学の試験です。その翌日は付属農場の親子講座。そのため、今日も山ほど資料を印刷しました。ホッチキスくらいは手伝ってくれるヒトがほしいなあ。毎日そんなことを考えつつ、資料の用意をしています。

今日は新しい本が届きました。「新 染色法のすべて」です。これは組織だけでなく、寄生虫検査から糞便検査からいろいろ載っていて、とても便利そう。膠原繊維の染色をちょっと勉強しなければならないのですが、今日はもう時間切れ。ちょっと開いたらつい読みふけってしまいましたが、帰らねば。

ではまたあした。
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デザインを吟味したポスターの制作にチャレンジ(したい)

2009年07月25日 | 仕事・研究
今月のはじめに国際炎症学会にポスター発表したことはすでに書きましたが、この仕事をしているとけっこうポスター制作の機会があります。学会発表だけでなく、大学におけるさまざまなイベントのお知らせなども作らねばならないからです。

私は今までデザインの勉強をしたことはありません。普段は自分の感性だけで、つまり理論抜きに制作しています。美術の観賞も好きですから、そういう積み重ねも少しは反映されているとは思います。学会でも、内容はおいておいてデザインに優れて読みやすいポスターは写真に撮って帰ることもしばしばです。

しかしやはり理論を知りたいと思い、デザインについて少し勉強しようと思い立ちました。それでレイアウトやデザイン、色についての本を購入し、今読んでいるところです。来週大学のオープンキャンパスがあり、その際に研究室紹介のポスターを貼るので、それにちょっと何かいかしてみたいと考えています。いまのところあれこれ試すのは楽しいけれど、時間がかかる、小手先でやるとかえってうっとうしいものになる、という段階で、もすこし勉強しなければと思っています。

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今年はNYに行こうかな

2009年07月24日 | その他もろもろ
8月9日からアメリカ出張なのですが、今年は土日を利用してNYに行ってみようかなと思っています。ボルチモアからアムトラックでもいいんですが、時間があんまりないので、フライトにしようかなと考えて調べ中です。フライトも安いんですよねー。今日調べたところでは往復で100ドルちょっと。東京大阪みたいな距離感かなと思うんですが、運賃は日本よりうんと安い。

アメリカの国内での移動を考えるとき、日本の旅行会社などに頼むとすごく高くつくんですが、自分でネットで手配すれば(エクスペディアなど)ホントに安いです。ホテルもね、なぜ日本の旅行会社に頼むとあんなに高くなるんだろう、、、。まあNYはホテルは高いですけども。

今回は現地に駐在している友人を訪ねる予定。
あまりマンハッタンに意欲はないんですが、でもメトロポリタン美術館くらいは行きたいかなあ。以前アメリカに住んでいたときは、NYに行くたびにブロードウェイで一つはミュージカルを見て、デパートをはしごして、観光もあちこち行ってましたが、今度はリラックスの旅にしたいところです。

こんなことを考えつつも、今とっても忙しくて、さまざま調べる時間がないんですよね。アメリカにたつまえに万事やっておかなくてはならないし、、、。向こうでもまた実験三昧で忙しくて死にそうになるはずですが、でも今年はちょっとだけでも「休み」を取りたいんですよ。毎年アメリカに行くため、人並みな夏休みがとれないものですから。
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7月も終わりに近づき

2009年07月23日 | その他もろもろ
昨日はあいにくの天気で用意した日食グラスはまったく使えませんでした。残念です。でもこういうのが「自然のわざ」とも言えるわけですね。皆既日食のような一生に何度も見られない日にふつーにくもっちゃうというあたりが。

さておかげで昨日の午前中はずっとデスクワークでした。今日は2年生の形態学の試験をしましたが、意外にもそれほどできていなくてびっくり。形態は覚えてさえいればそれほど難しくないはずなのですが、、、。しかし「できてない」といっても単位を落とすほどではないです。みなそれぞれそこそこは書いてました。

私が学生の頃は国家試験が控えていましたから、それこそ膨大な暗記をこなしたのですが、今思い出してもよく勉強したなあと思います。おかげで今でも講義をしながら「ああここは学生時代にテストに出たな。それで答えられなかったんだっけ」などということまで思い出してしまいます。

さて今日は午後は実験をしていました。あともう少しで終わり。その後会議です。で、その後は4年生の就職内定祝い。ああ本当に長い道のりでした。内定までがこんなに長いなんて。でも決まったので本当によかったです。
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大学の講義について考えるその2

2009年07月20日 | 仕事・研究
昨日、講義についてあれこれ書きましたが、一つ書き忘れたというか追加があります。単位の関係で講義ではそれほど難しい話ができない場合がありますが、もっと勉強したいという学生にはゼミで対応しています。今私は3つ自主ゼミを持っていて、細胞生物学のゼミ、分子生物学のゼミ(以上日本語)、免疫のゼミ(英語)をやっています。講義実習と合わせて考えると、学部生教育にはものすごく多くの時間を費やしていることになりますね。

私の学生時代だと、ゼミというのは英語の論文紹介(Journal Club)でしたが、ここでは一つの本(日本語)を一緒に読むというスタイルも取り入れています。文系の先生のゼミを見習ったのです。それで、ワトソンの「遺伝子の分子生物学」などを読んでいます。

私のゼミは研究室学生以外の学生も希望すれば参加できるようにしているので、2年生や3年生もいます。せっかく大学に入ったのですから、より深く学びたい人はどんどんやればいいと思うんですね。スケジューリングは非常に大変ですが、学生のやる気・知識欲を引き出し、プレゼンテーション能力を鍛え、とゼミは学生の力を伸ばすために欠かせない重要な位置づけとなっています。

ところで欲を言えば3,4年生でも英文論文をがんがん読んで欲しいんですが(実際昨年の4年生はよく読んでくれましたが)、大学にはいるまでの英語能力などの差も大きく、研究室配属でいきなり英文論文が読めるかどうかは人によってずいぶん違いますね。そこらあたりもあとは努力なんですが、それもこれもやはり「学びたい」という意欲がベースになりますから、そこの構築がもっとも大事だろうと考えています。
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大学の講義について考える

2009年07月19日 | 仕事・研究
最近はどこの大学でもファカルティデベロップメント(FD)というのをやっています。主に授業改善みたいなことをテーマにやってるとこが多いと思います。うちでも今年は授業研究が行われます。症例紹介、、、じゃなくて授業例紹介か、そんな感じですね。で、わたしも5分ほど発表をするように言われました。時間が短いのでたいしたことは話せませんが、自分が講義に対してどのようなスタンスで臨んでいるかというお話になると思います。

私は学部教育では1年生から4年生までの講義を担当しています。基礎ゼミ等はのぞいて書きます。
1年生:動物生産概論(オムニバス、うちの学科では必修)
2年生:動物機能形態学(選択)
3年生:動物機能生理学(必修)
4年生:動物衛生学(選択)
の4つの講義があります。その他に実習もありますが、とりあえず今日は講義の話。

1年生の講義でめざしているのは「自学自習しようという意欲を持たせる」ことです。生物(いきもの)っておもしろいな。もっと深く知りたいな。そういう気持ちを引き出すことを目標にしています。したがって、講義はひたすら「楽しさ」そして「身近さ」を追求しており、自分のこととして学んでいこうという気持ちになってくれればそれでOK.自称「ライブ」の授業です。

2年生の形態学は初めての専門科目。これはぎゅうぎゅうに絞る講義です。徹底的に覚えさせます。毎回テストを行います。それでも私が大学の時に履修してきた内容の半分もやりません。ここは獣医ではないので、そこまではやらないのです。しかしそうはいっても、教科書は獣医学科と同じものを使います。かなり高いレベルをめざしています。少なくとも国立農学部の畜産系にも負けない、ということを目標にしています。

3年生の生理学は必修です。この科目は落とすと卒業できません。しかし3年後期はすでに研究室配属もすみ、それぞれが自分の専門を決めた後です。ですから、「興味がない」という学生も必ずいます。それでも、どんな分野に進んだとしても自分自身がいきものである以上、絶対に押さえておきたい生理学を学ぶということを目標にしています。生理学は本当はかなり難しい学問です。私が大学時代も大変苦労したのです。しかし、必修という性格上、そこまでは要求しません。とにかく、自分のこれからの人生に、健康に、食生活に、きっと役に立つであろう知識の習得をめざしています。

4年生の動物衛生学はその年の話題を大きく取りあげます。今年は新型豚インフルエンザでした。人獣共通感染症こそ、うちの分野の学生がきちんと学ぶべき領域です。こういった感染症は海外から入ることがほとんど。英語での情報がきちんと処理できるよう、WHOやCDCのサイトなどから学びます。最後の定期試験は全部持ち込み可にし、論述形式で各自が自分の考えを時間内にまとめます。

毎年授業にはさまざま工夫をしています。視聴覚もどんどん取り入れています。新聞を一緒に読んだりもします。卒業後に必ず役に立つようにという視点でやっています。大学で学んだことが自分の骨格になるように。ベースになるように。そういう気持ちで取り組んでいます。

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音楽ざんまい

2009年07月18日 | 日々の暮らしを楽しく
ちょっと本調子じゃないこともあって気分がすぐれませんでした。それで心を休めたくなりミスチルのQを朝から聴いていました。つよがり、そして安らげる場所がとてもよかった。午後になって、ちょっと機会があってクラシックを聴きました。バロックだったのですが、普段なら全然聴かないのに、今日は本当によかったです。もっと生活に芸術を持ち込まなくては、、、とまたそういう気になってきました。この間美術館に行ったときもそんな気分で帰ってきたのでしたが、また日常に埋没していました。

さてそれとは別に、先日マイケルジャクソンのDVDを買いました。なつかしくて、もう一度見たかったのです。私のような人は多いようで、このDVDは再販になったようですね。今すごーく売れてるそうです。いや、ほんとに懐かしかったです。年がばれますが、私の大学時代はまさにマイケルが炸裂していたのですよ、、、。

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術後1週間の感想

2009年07月17日 | その他もろもろ
今日は術後一週間ということで病院に行ってきました。普段だと朝一に行けばすぐ診てくれるのですが、今日はなにかあったのかずいぶん待たされました。おかげで本がたくさん読めましたが、その後の予定がぎっしりだったので参りました。

日帰りあるいは一泊入院でできる手術というのはいろいろあって、私が以前1週間入院した腹腔鏡胆のう摘出手術なども適応だそうです。驚きですね。しかし私のような状況だと1週間も家をあけられないですから仕方ありませんが、普通の方だったらやっぱりなるべく術後すぐ帰宅は避けた方がらくではないかなあと今回の入院で感じました。私は今日になってようやく「ちょっと楽になったかな?」という気がしています。まあやはりお腹切ってますからねえ。

でも子どもをおいて入院してますから、早く帰れて確かに助かりました。そうでなかったら手術できなかったかもしれませんものね。
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