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よかったこと、それから反省 2015

2015年12月29日 | その他もろもろ
いよいよ2015年も終わります。
昨日仕事おさめでしたが、今日はまだ実験をしようと思って大学に来ています。
今年一年を振り返ってみると、いろんなことがありました。

まずはよかったこと。

1、長いこと取り組んできたagingの論文が出せた。
2、国際学会でベルリンに行き、ドイツについてもっと知らなくてはいけないということに気が付いた。
3、懸案だった透明骨格標本作りを試作してみて、実習に取り入れられるめどがついた。
4、オンライン英語・edXなどオンラインの教材をいろいろ試して自分でも継続して取り組めたことが良かったし、学生に勧めるにもよい教材が見つかった。
5、ネコを飼った。
6、引っ越しをしてモノが整理できた→こうありたいと思っていた暮らしに近づいている。
7、ジムに定期的に行けるようになったし、映画を見に行く余裕などもできた。

続いて反省。

一番大きな反省は、「わたしは計画を立てて実行するのが得意だが、得意なあまりTo Doの消化に重点を置きすぎ、終わった、できた、ということに達成感を得ているが、成果をきちんと検証できていない。」ということです。年末になってつくづく思ったのですが、たとえば英語の勉強を続けているのは仕事で英語が必要だからということなのに、仕事で使いこなすレベルに達していない。それなのに毎日勉強を続けていること自体で満足しているのではないか、ということです。オンライン英語は英語を話す機会になって非常に良いです、が、そこでディスカッションしたたとえば「女性と仕事」といったテーマについて、日本語で話すレベルでは表現できなかったはずなのに、そこの復習をきちんとせず、次のレッスンでも同じようなことを繰り返す、というようなことがあります。学会で英語では十分説明しきれなかったことを次には説明できるのか、というときっとできない。私にはそこが足りないと思います。努力しているということに満足してはいけない、というのは肝に銘じているはずなのに、成果への執着が足りないのです。

それで、来年は、毎日やるとか章を終わらせるとかいうことよりも、もっと実を取れるように考えていきたいと思っています。English Expressも相変わらず毎日聞いてシャドーイングしてディクテーションして、という地道な作業をやってますが、つい教本全部をやることに執着してしまい、一つ一つの記事をきちんとものにできていないと思います。オンライン英語も回数をきちんとこなすことよりも毎回の内容を重視していきたいと思います。

得意とする「計画をきちんとこなす」ということを打壊すためには、回数目標はない方がいいかもしれません。ジムもオンライン英語も「月何回」という契約にしてますが、これをやめてみるのがいいかもしれない。まあ普通は「いつでもできる」契約にするとだいたいルーズになってかえって回数をこなせないものなんですが、私みたいな場合は回数をこなすことで「やった気持ち」になるから、それが一番いかんと、今は思っています。

大事なのは成果。
来年はそこをきちんと考えていきたいと思います。
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秋保ワイナリーがオープンしました。

2015年12月18日 | その他もろもろ
昨日、秋保ワイナリーがオープンしました。
これまでうちの学生を連れて畑の手伝いをしたり、工事を見たりして楽しみにしていたので、感慨ひとしおです。醸造責任者の高根くんはうちの卒業生で、そして現在もうちの研究科の学生であります。昨日のオープンは待ちに待った彼の晴れの日ですから、まず行っておめでとうを言ってきました。肝心のワインですが、サポーターズクラブに入ったので、その場で試飲もできるし一本いただけるということだったんですが、運転していったので試飲はできず、いただいて帰ったのを帰宅してから飲みました。香りがよく、酸味がすっきりしてきびきびとしたワインでした。ロゼはまだ飲んでいませんが、今度買いに行こうと思っています。

さて、1期生の卒業生ならだいたい皆知ってると思いますが、高根君は卒業後勤めたワイナリーをやめ、単身イタリアに修行に行きました。私たち教員はけっこう心配して、私も内心、「思い切りよく退路を断って行ったけど、ほんまに大丈夫かいな」と心配していたのですが、帰国したところで秋保ワイナリーのお話があり、幸運に恵まれました。ただ、代表の毛利さんの人柄と情熱に呼応する形で大勢の支援者が集まってくださっている大きなプロジェクトの一番大事なところがワインの品質。高根君の責任は半端なものじゃありません。こうして華々しくオープンされましたが、これからが本当の勝負。ぜひ頑張ってもらいたいですし、わたしもこれからも応援していきたいと思っています。

【入り口の看板】


【クリスマスを迎える飾りつけで】




【カフェメニューも】


【報道もたくさん来てました】


【そしてこれが最初のワインです】


次の楽しみは結城果樹園のシードルです。結城君はうちの4期生。卒業生の活躍、本当にうれしいです。

*ワインは、秋保ヴィレッジでも購入できるそうです。




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復興支援活動11~12月

2015年12月17日 | 震災・災害関連
最近書くのが滞っております、、、。まとめて。

11月27日と12月4日
クリスマスチキンを作りました♪
毎年この時期恒例行事です。
なのですでにかなり慣れている方も多いのですが、やはりチキンのひもかけは相変わらずちょっと難しいですね~。



12月14日
フラワーアレンジメント
参加者が多かったので実験室で。
それぞれ個性的な素敵なアレンジメントができあがりました!





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今年買ってよかったもの

2015年12月14日 | 日々の暮らしを楽しく
今年は引っ越しをしたのでいろんなものを整理し、前から考えていたものをいくつか買いました。
一番大きな買い物はソファです。
散々見て歩いて、うちのリビングには大型のは置けないとわかったのでそれがちょっと残念でしたが、アクタスでナチュラルな感じの麻カバーのソファを買いました。
それで麻づいて、カーテンも麻にし、ベッド周りも全部麻にしたのですが、これは大正解でした。リネンのシーツは素晴らしく気持ちがよいです。よく眠れます。洗濯してもすぐ乾くし、洗い替えはいらないです。
リネンシーツやカーテンはベルメゾン。通販ショップの中では一番デザインが豊富です。

ちっちゃいものでは、ピカソ展に行ったときに宮城県立美術館で購入したこれ。

ぐりとぐら 絵はがきの本
クリエーター情報なし
福音館書店


ぐりとぐらの切手が販売になった時に買いに走った私としてはこれはかなりツボにはまりました。
絵本もまた買いたいな~と思ったりしています。

それからユニクロの2Wayストール
これはお値段からするとびっくりな活躍度で、寒い大学構内で便利。
研究室から廊下に出るだけで室温差ががーんとありますから、事務部に行くのでも一枚はおらないと。

研究室関連でいえばこれも。

富士通 FUJITSU ScanSnap iX100 (A4/片面/バスパワー駆動) FI-IX100A
クリエーター情報なし
富士通


すごくきれいにスキャンできますし、Evernoteと連動させられるので便利。大量の時は大学のコピー機でコピー感覚でスキャンする方が楽ですが、机で作業しながらさっとスキャンしてメールで送ったり、などできるので重宝しています。持ち運びにも便利なちっちゃさですしね♪

本については、今年は「これを買ってよかった!!」というのが残念ながらなくて。
よい本の多くは図書館で借りました。
今年読んだ本のまとめは別の日に書きます。




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お金のことを考える

2015年12月11日 | その他もろもろ
いよいよ年末が近づいてきました。
私の個人的な会計年度は1~12月です。
というわけで、ここのところ来年のお金の使い方をいろいろ考えています。

私は、自分の管理するお金については1円まで収支が合う、自分がいくら持っているのか(手元にないものも含め)常に把握している、というのを基本にしています。お金は有効に使いたいですから、どれだけ持っていて何に使っているのかを、きちんと把握しておきたいです。

個人的なことを書くと、この春次男が東京の大学に進学したため、受験費用から大学生活に至る出費がすごいことになりました(長男も東京一人暮らし大学生、しかも私学ですので)。
でもそれはあらかじめわかっていたことですので、予算化してありました。予算を立ててあり、その中で出費する分には、まったく不安になりません。
ですから、大きな出費を予定している人はぜひ予算を立てるとよいです。
必要なものを全部書きだすと、年間収入に対して赤字になるかもしれません。でもとりあえずは赤でもいいのです。いくら赤になるか把握したら、次は、その金額を預貯金から調達します。預貯金がないと話になりませんが、子供は生まれたときからいずれこの日が来るとわかっていたので、準備する時間は十分ありました。それに、この出費は年限があります。いずれなくなります。ですから、この数年間を乗り切れればよいのです。

お金を使うときに不安を持たず、しっかり使えるというのは精神的にすごく大事なことだと思います。
必要なところに安心してきちんと使えるからです。学費に限らず、高いけれどもほしいもの、を買うときにも、予算は有効です。そこに予算を取ってしまえばいいのです。それでほかが足りないなら、節約するかもっと収入を増やすことを考えるか、どっちかです。どっちもだめなら、今は買わないのです。

予算を立てるときに大事なのは、年間の決算です。
月ごとの赤字は気にしないでいいです。
年間で収まればよいのです。

前にも書いたことがありますが、私は長男を産んだ頃、育休を取ったのと夫が博士課程の学生だったということで、一家をあげて無収入という時代がありました(しかも無収入なのに夫の学費出費はあり←翌年半額免除に♪)。
その時も予算を立てることで乗り切りました。
確かにスーパーで一度手に取ったものをお金が足りないからもどす、、というようなこともありました。
でも無収入になる時期があるということは育休を取ると決めたときから分かっていて、それでもそれまでの蓄えでいける、と計算できたから踏み切れました。
経済に不安がなければ(お金がたくさんあるという意味ではなくて)、そういう一見無茶に見えるチャレンジが可能になります。
ない時はない時の暮らし方、があるだけですが、それもこれも予算なくしてはあり得ません。
予算なしに行き当たりばったりで乗り切ることもできるでしょうが、安心しながら暮らせる方がよいと思います。

それで来年の我が家なのですが、もう年間収入に対しての赤は決まっています。来年もダブルの学費は続くしね。
だけど大丈夫。できる工夫は全部やって、これからの数年間を乗り切っていきたいと思います。削るところを考えるのも楽しいですしね。





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もう少しシンプルに

2015年12月10日 | 仕事・研究
机の上をやっと整理しました。
時々同じことを書いていると思いますが、時間がたつと書類が山積みになるので、時々時間を取って仕分けをし、捨てるものは捨て、ファイリングするものはして、机の上を片付けないと頭の中まで乱雑になるのです。

来年は、こうしてファイリングした古い書類を思い切って相当数処分しようと思っています。
本棚を整理しながら悲しくなってきたからです。
これほどの紙の書類に埋もれ、体ががんじがらめになって幸せなわけありません。

ものを減らして、管理できる数にするというのが大事です。
家の方は、今年引っ越しをしたので、かなりいい線まで整理できました。もっと減らせるとは思いますが、現状でもかなり満足で、もう家で探し物や整理に無駄な時間は使っていません。
しかし研究室は10年来の書類がファイルされ、ファイルで本棚が占拠され、大変残念な様相となっています。

管理できる数、というのは限られています。
たくさん持っていると、無駄な時間を取られます。
時間を有効に使うためにも、物は減らさなきゃいけないと思っています。

しかし極端なミニマリストになろうとは思っていません。
好きなもの・必要なものだけ持っていたい、と思います。

本当は机がすっきりしたと同時に、もうちょっと片付けてしまいたいことがあるのですが、明日は福島の調査に行くことになっており、朝5時半に大学を出なきゃいけないので、今日はあきらめてもう帰ります。いつも、あともう少しやってしまいたい、と思うけど、たぶん午前中のパフォーマンスをもっと上げないといけないのでしょう。
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DSSを使った炎症性腸疾患モデルの試験

2015年12月07日 | 仕事・研究
研究の話です。
隣の学科のAくんが最近DSS遊動性の腸炎モデルの解析に悪戦苦闘しています。DSSを投与したサンプルは、通常のやり方ではPCRがうまく走らない、ということに私が気が付いたのは2007年か2008年に初めてこのモデルを使ったときだと思います。よく知られたモデルですから、やってる人はみんな知っていて、対策をとってるはずですが、論文を見てもそんなことはどこにも書いてないので、やってみるまで私も知りませんでした。最初にこのモデルを使ったとき、学会でこのモデルについて発表していたA先生にいろいろと聞きました。わたしはアメリカではTNBSで誘導した腸炎モデルを使っていたので、投与の方法とか、わりと基本的なことから教えてもらって、始めました。が、PCRをかけると全然走りません。そこではじめて「DSSで抑制かかるんじゃ?」と気づき、A先生に聞くと、「ああそうなんですよ」と。

何で最初から教えてくれないのー?とも思いましたが、実験というのがプロトコル通りにやればうまくいく代物じゃないことはよくわかっていますし、コツとかツボとかは普通教えてもらえないものなので、しゃあないなと思って自分でやり方を工夫しました。しかし学生に実験の指導をするときは、やっぱり教えないわけにはいきませんから、RNAを抽出する段階から「これは通常の濃度じゃ阻害かかるからPCRできないからね」と言ってます。しかしそのことの意味がわかりにくいようで、具体的にサンプルの希釈について教えても、わたしの思った通りにはできない場合が多いです。

その理由として、うちの学生が学部生ばかりなので、経験が足りないこともあるでしょうし、濃度計算が苦手な人ばかり、というのもあるでしょう。しかし今回はうちの研究室の学生ではなく、しかも3回くらい聞きに来てそれでもできなかったので、とうとう希釈列の作り方から最終濃度まで書いて渡しました。これでうまくいくといいなあと思います。

2007年当時、DSSのPCR阻害について書いたものがない、と思っていましたが、今調べたら論文が出ていまして、なんだ、これだけで論文になったのか~と驚きましたが、これでPCRプレートを無駄にせずに済んだラボも多いでしょう。

さて、繰り返しになりますが実験のコツとかちょっとした注意ってプロトコルには書いてないんですよ。なのに、学生さんはプロトコル通りにやれば結果が出ると思っている場合が多くて、データが出なくてもそのまま何も変えずに繰り返して泥沼にはまります。プロトコル通りにやったとしても何か理由があってデータが出てないんで、それを考えてほしいなと思います。わたしが最近あきらめの心境に至ってるのはとくに免疫染色です。書いてある濃度に抗体を希釈して、のせて、反応させて洗って、写真出来ました!染まりました!っていうのがたいてい「どこ撮ったの?」「これは非特異反応だよね」というようなのばっかり、、、。切片切るところからセンスが必要だと思うんですが、あんまりなにも考えずに切って何も考えずに書いてある通りに染める。非特異だよね、と言われてまた同じ方法で染める。「書いてある通りにやればいいはず」というところから発想しているからと思いますが、親切に「失敗しそうなツボ」まで書いてあるプロトコルなんかないんですよ。それでも、わたしはあらかじめやらかしそうなところは注意しているんですが、あらかじめの注意は理解しない場合が多いからむずかしいですねえ。

また、最初から最適な条件がわからない場合もあるので、書いてあるものをうのみにしないで、考えながら実験してほしいですね。








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実験のミスを発見、解決

2015年12月04日 | 仕事・研究
学生の実験結果が思わしくない件、昨日隣に座って実験の手技を見ました。
そしたら、試料を入れるところで手に持っているチューブの内容量が多いことに気が付き、それは希釈したサンプルで、この実験には原液を使うんでしょ、という基本的なところを間違っていることが発見できました。その結果、データはばっちり取れ、問題は解決しました。

サンプルの濃度を間違う、というのは以前の学生も同じミスをしたことがあるので、可能性はあると思っていました。でも口頭で確認したときにはちゃんとプロトコル通りやってますということでした。それもプロトコルを一段階ずつ口頭で確認したにもかかわらず、本人の思い込みにより濃度を間違ってはいない、ということになっていたのです。隣に座って実際のやり方を確認してやっと間違いがわかったわけですが、学生実験にはこういうことが少なからずあるので、やはり丁寧な確認が必要です。まさか、と思うようなことが起こります。
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学生の実験指導

2015年12月02日 | 仕事・研究
卒論実験がそろそろ佳境なんですが、学生が実験をするといろいろトラブルが起こります。
データがうまく出ない、、、というので話を聞いたりノートを見たりすると、何かしら原因があるのがわかる場合が多いのですが、今回わたしが直面しているのはまったく原因がつかめません。今度、学生の隣で実験を見ようと思ってますが、どこかになにかミスがあるはずです。

うちは学部学生が主体なので、それこそピペットマンの使い方、遠心機の使い方、試薬の作り方から指導しないといけません。うちのラボの場合はそれでも4年生が3年生の指導をしてくれるので、ゼロからということはあんまりありませんが、逆に「伝言ゲーム」になっていて「それどこから聞いたの?」「いつからそうなってたの?」ということも起こります。私自身が自分の実験をするということで常に実験室にいればかなり防げるのですが、講義・実習・会議・学外での仕事等々あって、そうそうべったりと実験室にこもるということはできません。

今はリバイスの実験があって、わたしも実験室にいることがまあまああるのですが、そうするとぎょっとすることがいっぱい見つかり、「ああもっと実験室にいないとだめだな~」と痛感します。大学院生がいたり、助教の先生がいればもうちょっと違うんでしょうが、学部学生さんばっかりですから、半分あきらめモードです。というようなことを書くと卒業生が「先生は昔はもっと厳しかった!」といいそうです。はい、確かに昔はぎょっとするたびに厳しく指導していました。が、最近はあまりにもそういうことがたび重なり、私の方が学習したというところですかねえ。仰天するようなミスがあっても、腰は抜かさない、というか。昔はそのたびに腰を抜かしていたんですが、、、。

冒頭に書いた学生実験の不首尾、これはもう私が自分でやってみるしかないかもしれないのですが、その時間を見出すのが無理難題で、ちょっと手帳をにらんでみます。
時間がないといえば、今朝オンライン英会話で話した講師の先生は、夕方5時から深夜2時までコールセンター勤務、午前3時に帰宅し、4時にはオンライン英会話のスタンバイ、5時から10時までレッスン、その後就寝だそうで、体調がめっちゃ悪いと言ってました。そらそうだ。よくそんなことできるなあと感心しましたが、体に絶対よくありません。下の子はまだ3歳だそうです。家族を支えるために働かざるを得ないのでしょう。そこまでいかなくても、社会人になったら自分のやることの責任は非常に重くなります。学生がその意識を持てれば、学生時代の勉学にももっと真剣に取り組めると思うのですが、今はまだそういう厳しさを知らず、それでも「うちのラボ(先生)は厳しすぎる」と思いながら日々過ごしているのではないかと思います。今が最後の子ども時代で、どれほど自由でどれほど漫然と過ごしているのか、ということは、社会人にならないとわからないでしょう。でも私の研究室では、私のポリシーとして、卒論は単なる思い出づくりではなく、成果をきちんと社会に発信していくということにしていますので、データはいい加減にはできません。やっぱり、時間を見つけて同じ実験を私がやってみて、どこに不具合があるのか検証しなくては、、、。


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