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どこでも仕事できるように~クラウドストレージ

2013年10月31日 | 仕事・研究
今日は用事があったので午後休みを取りました。用事と言っても在宅しておればよいという類のことだったので、懸案だったベランダのプランターの苗を植え替え、その後原稿書きをしていました。自宅のPCと大学のPCが完全に同期していないという落とし穴があるんで、今日も肝心なところでちょっと困ったりしたんですが、これについてはどうしたらいいのか、通な人にそのうち正解を教えてもらいたいです。無料のdropboxで13Gくらいあるんですが、それじゃちょっと足りない。50Gのyahooboxは使い勝手がめちゃくちゃ悪い。写真が重いのですが、仕事にもよく使うから全部のファイルを一元管理したい。が、できてません。やはり有料サービスに切り替えるべきか、、、。違う使い方としてEvernoteも愛用していますが、こちらは主にWEBクリップで使っています。

効率化に時間を使いたくないんですよね。だから的確なアドバイスをしてくれる人募集中。

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今日の仕事

2013年10月30日 | 仕事・研究
詳しいことは書けませんが、今日の仕事はかなり異色の内容でした。県のとある委員を依頼されて、その会議だったのですが、県民の皆さんはこのようなことを県がやっているとはおそらくまったくご存じなかろうと思われるのです。しかし今日の会議の内容は県議会にも提出され、そのうち県のHPにも公開されるとのことです。行政がどんな仕事をしてるのか、というと、窓口業務しか思い浮かばないという学生もいたりするくらいなので、今日のわたしの仕事を説明したらきっと目を丸くするでしょうが、被災地である宮城県、県も市町村も、おそらく今どこよりも熱いと思います。

さてそんなことで私の本日の本業はほとんど進まず。今、優先順位の一番は11月末締め切りの文章を書くことで、午前中は集中して取り組みましたが時間切れ。この原稿の中で、食餌成分と免疫制御について書いている途中ですが、わたしは「食」を扱う学部にいることもあって数年前から短鎖脂肪酸の作用に注目しており、もうかなり研究が進んでいると思い込んでいましたが、今日あらためて調べなおしてそうでもないんだなという印象を持ちました。論文の数がまだそれほど蓄積されていないんですね、、、。たとえば東大のこの報告はここではクロストリジウムの話しか書いてないけど、菌の産生する酪酸がキーになって炎症が抑制されるというメカニズム。クロストリジウムは芽胞菌で、破傷風などの原因菌であるClostridium tetaniが有名だからつい悪者ばかりのような気がしてしまいますが、実は免疫系の制御や腸管の生理機能に重要で、(私的には)今大注目なんですよね。酪酸産生菌は牛のルーメンには普通にいるので、畜産関係者には非常になじみがあるわけですが、でも牛の生理学的には酪酸をエネルギー源としてとらえてるから、免疫系の制御、、、には簡単につながらない。たぶん短鎖脂肪酸そのものにすごく詳しい食品系の先生にもちょっとリンクしにくい。という領域じゃないかなと思います。というわけで、その辺を整理し、さらに家畜飼料への展開も考えてみたい、と思っているところです。

さて今日は長々と野球を見ていましたが結局イーグルスの負け。
この調子で野球見てたら仕事進まないけど、これから何年たっても、チーム結成来初めての優勝、初めての日本シリーズは今この時だけ。だから悔いのないよう最後まで見届けたいなと思っています。








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永遠の歌姫シリーズ:中森明菜

2013年10月29日 | レビュー
急に思い立って、中森明菜のCDを買いました。

永遠の歌姫 中森明菜ベストコレクション Akina Nakamori 1982-1985 WQCQ-451
中森明菜
株式会社 ワーナーミュージック・ジャパン


永遠の歌姫 中森明菜ベストコレクション Akina Nakamori 1986-1991 and more WQCQ-452
中森明菜
株式会社 ワーナーミュージック・ジャパン


ちょうど大学1年のときに彼女がデビューして、大ブレイク。
あまちゃんで紹介された通り、聖子ちゃんも当時すごかったんですけどね(そして今もすごい)。でも明菜はちょっと特別な人でした。

昔の歌謡曲は毎日ラジオで聞き、TVの歌番組で聞いてすりこまれてますから、今聴く音楽とはまた全然違う存在感です。それにしても最近わたしはこういうのばっかり買ってて、ちょっと懐古調?ま、年を取ればみんなそんなもんかもね。

うーん、それにしても難破船とか駅とか、スバラシイ、、、。






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但馬に視察に行った話

2013年10月26日 | 仕事・研究


今週、月火と但馬出張でした。兵庫県但馬地区は言わずと知れた但馬牛の産地。というわけで畜産関係の視察かというと、さにあらず。兵庫県立大学との共同教育プログラム構築のための研修で、高齢者福祉のための施設(長寿の郷)見学、さらに但馬・養父地区の老人会が養父市と社会福祉協議会が連携して考案した棒を使った健康体操「やぶからぼうたいそう」に取り組む活動に参加。このもようは「やぶろぐ~城姫の明日も晴れ~」でも紹介されています。わたしもちらっと写真に登場

兵庫県すごいな、と思うのは場(はこ)と人が両方そろってる、ということです。最近この仕事をするようになってよくわかったんですが、これからの日本、地域を考えるときに、空間デザインとか都市計画とかって、医療・福祉と切り離しては絶対にダメ。さらに、福祉施設という箱ものも必要だけど、それを活かす人材がもっと大事。しかも持続的に運営できるシステム作りが必須。わたしが見てるのは兵庫のほんの一部だけど、それにしても印象的な人に次々出会ってます。

こういう先進モデルを宮城の学生にも体験させたいと思います。私たち食産業学部はどっちかというと福祉だの人だの都市計画だのというのとは違う学部のようですが、違う視野に立って「食べる」ということを考えることがすごく力になると思うんですね。これからは分野横断的な発想力、応用力が大事だから。

ところで一応畜産の産地というのもおさえてまして、八鹿豚も食べましたし、但馬牛も村岡ファームガーデンで食べました。八鹿豚、大変おいしかったですが、まったく名前を知りませんでした。八鹿でしか食べられないのかなー。
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「考える力」の鍛え方

2013年10月24日 | レビュー
東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方
上田正仁
ブックマン社


これは大学1年生に読んでもらいたい本です。高校までの「正解が必ずある」問題を考えて答えを出す、ということから、自分で課題を見つけて解決していく頭の使い方への変換方法、について書かれています。今の若い人は自分で考えることをしないとよく言われますが、わたしの印象では「頭の使い方を知らない」ということにつきます。よいエンジンを持っていても、かけ方を知らないので走りだせないという感じです。

本書では疑問に思ったことを粘り強く考え続けろ、そのためにはどうしたらいいか、ということが述べられていますが、まずは今人類が到達している「現在地点」を確認しろということが強調されています。見知らぬ場所で先に進むには地図が必要ですが、現在地点がわからなければ地図を持っていても役に立たないからです。

しかし最近の若い人は「批判的思考力」を持たず、自分や自分の回りのことに疑問を持たない人も多いです。本書で述べられている「鍛え方」を始める前にさらに前段階として「なぜだろう」「不思議だな」「ほんとかな?」というシンプルな疑問を持つ、ということを大事にしてみるところからやってみたら、と思います。
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バイオ研究者が生き抜くための十二の智慧

2013年10月23日 | レビュー
バイオ研究者が生き抜くための十二の智慧 (細胞工学 別冊)
クリエーター情報なし
学研メディカル秀潤社


書こうと思ってることはたくさんあるんですが、書く暇がなく。先週の食品免疫学会の話とか今週但馬に行った話とか、、、は次回。

まずこの本のレビューです。
忙しい研究者はどうやって時間管理してるのか?どうやってラボを管理してるのか?という話が参考になるかな~と思って読んでみたんですが、実を言いますとあんまり私には役に立つところがありませんでした。わたしんとこみたいに学部生の教育がメインだと状況がかなり異なりますので。たぶんもっとエライ人向けですね、この本は。しかし一読の価値はあります。エライ先生方のご苦労がしのばれます。

わたしが今整理したいなあと思っているのは会議と打ち合わせです。なかなか自分の勝手にはなりませんけど、「今日こそは執筆だ!」と思ってブロックしているところに「時間ありませんか?」というメールが来て、そこ以外にあきがなく、しょうがないなと一つ打ち合わせを入れると、なし崩し的にさらに用事が入るという悪循環。ただ、今は相当自分でも厳しいスケジュールになってきてるので、いろいろ対策を考えましたが、しばらく「きっぱり早く帰って家でやる」という方針でいくことを決意しました。とにかく人の相手をしていると時間がいくらあっても足りない。研究室にいると夕方から来訪者が多く、いつまでも自分のやるべきことに手が付けられないので、、、。

この年になっても相変わらず実験もして、論文はすべて自分で書き(大学院生が書いてくれるという状況はない)、会議の調整から出張の手配はもちろん(秘書さんがいるわけでもないので)、学生の生活相談、学外活動の引率、学生ボラ活動のマネジメント、就職活動の指導もあり、というのが私の現状で、これにまだ家事と自分の子どもの学校関係行事まで入ってくるんですから、上記の本のようなのとは確かに別次元の話なのであります、、、。







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「仙台みたいね」をめざそう。

2013年10月14日 | その他もろもろ
ここ数日、ちょっとした世間話で「まちづくり」について会話する機会が複数ありました。さらに今日は神戸に復興活動の研修に行った学生たちのレポートを読み、また今朝「あまちゃん」総集編で各地の「町おこし」についてTVで紹介されていたので、仙台のまちづくりについて改めて考えてみました。

結論から言うと、仙台はどこかの街の模倣をしなくていい、と私は思っています。京都みたい、とか、ヨーロッパみたい、とかそういう「○○風」「△△調」っていう路線ではなく、仙台らしさがほかのどことも違っている方がいいです。

地方に行くとよく「小京都」っていうのがあって、それはそれで素敵ですが、わたしは京都に近いところに住んでいたので、「やっぱりホンモノの京都がいいな」と思います。京都風、というお料理や和菓子を食べても、「でも京都のやっぱりあれにはかなわない」と感じます。京都だけではありません。大阪にも奈良にも神戸にも、街並みにも食にも住人にも個性があって、同じ関西でも他のどことも違います。

仙台の人は、仙台らしさを追求すればよい。むしろどこかで「あれっ、これって仙台みたいね」と言われたり、仙台風、とまねされたりするくらいのまちづくりをめざすべきです。というようなことを考えたのは、仙台に住む人たちが、この町の魅力を発信しかねてるという気がするからです。また、震災後あらたなまちづくりが始まったこの地域が、進むべき方向性を定めかねている気がするからです。

私は景観も建築も行政も専門じゃないですが、今、震災後のまちづくりをいかに考えていくか、というプロジェクトに、人材の育成というフィールドで巻き込まれています。東北の人は奥ゆかしいし、謙遜で、それが素晴らしいところですが、自分たちが持っている財産の価値をもっと認めてほしいなと思います。ちっちゃい東京を作る必要は全然ないし、関西のようなあくの強さはたぶん合わないし、ここのよさをここのやり方で出していってほしいなと思うんです。

東北って無名の一市民のはたらきが総和としてすごいパワーになるところじゃないか、という気がしています。ただちょっと意識が違う方に行ってるかも。ほんとはすごく個性的でおもしろいものがたくさんあるから、それをどう構築して、どう見せていくかってところを考えていけたらいいなと思います。たぶん今は「だれかがやってくれるだろう」じゃなくて、「自分がやらなきゃ進まないぞ」と考えられる絶好の時なんです。主体的にこれからのまちづくりを考える。一人一人が取り組む時じゃないかなと思います。



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秋保~松島へ

2013年10月12日 | その他もろもろ
高校時代の同級生が遊びに来てくれて、秋保温泉に泊まりました。さらに松島へ。

秋保大滝の紅葉はまだまだですが、それでも気持ちがしんと落ち着く深い味わい。



松島の紅葉もまだまだ。
でも緑も美しいです。





可憐な野の花たちも秋らしい色合い。











秋保はホテルニュー水戸屋に泊まりましたが、ここ、お風呂が素晴らしいです。いくつもいくつもあって、制覇できず。ホテル内のあちこちに活けてある花もステキ。落ち着いたホテルです。先月に引き続き訪れた円通院は、今回も満喫。確かに紅葉が最高なんでしょうけど、いつ行っても充実のお庭です。上にものせましたが、ほととぎすの花の紫が印象的。

おいしいものも食べました。

水戸屋のデザート。



松島で二色丼。1200円なり。ずんだもちつき。



最後は松華堂カステラで〆。わたしはほうじ茶で。













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時間の総量規制が必要だ。

2013年10月09日 | 仕事・研究
ずうっと前にも書きましたが、川本裕子氏から聞いた時間の総量規制。時間管理するにはまず総量規制だと。本当にそのとおりだ、と思うんですが、それってどうやったら達成できるのか?裁量で働ける人はいいけれど、多くの人はそういうわけにいかないでしょう。私だって、会議の日程調整、というエクセルファイルが来たら「この日は全日ブロックして文章を書く仕事するぞ」と思っていてもなかなか予定表に「x」はつけられない。講義があるとか実習があるとかだったら迷いなく×するんですけども。

というようなことを考えたのは、今やることが多すぎて日々積み残しがあり、ちょっと気分が悪いんです。どうやっても片付かないもんなあ。

一度きちんと考えてみよう、、、。


川本裕子の時間管理革命
クリエーター情報なし
東洋経済新報社
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大学祭とミニオープンキャンパス、無事終了。

2013年10月06日 | 大学でのひとこま
本日は大学祭二日目。



(↑なんとなーく '12 ap bank fesを思い出したのは私だけ、、、?)



先日お知らせした油麩丼、208食、完売しました!
ありがとうございました。



また、河北新報本日朝刊にも記事を載せていただきました。
どうもありがとうございます。

さてわたしは入試相談のブースにおりました。



研究紹介パネルも熱心に見ていただき、本当にありがとうございました。
推薦入試ももうすぐ。
3年生は最後の最後まで、集中して勉強に励んでください。
2年生は自分の引き出しをどんどん増やすため、いろんなことに挑戦して来年に備えてくださいね。



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