講演依頼がありまして、今度健康についてのお話をします。
私の講義はたいてい健康にかかわるものですから
学生も日々私の講義を通して健康について考える機会があります。
感染症って不思議なもので、いくら流行していても
かかる人とかからない人がいます。
もちろん病原体の暴露量によるので
マスクしていたりなにかしらの防御をしている場合は
当然かかりにくくなります。
しかし同じような生活をしていてもかかる場合と
かからない場合があります。
私が知りたいと思っているのは、この、「かからない人は
なぜかからないのだろう」というところです。
これはけっこうおもしろい話です。
なぜかからないのかってことがわかれば、
それも生活に取り込めることであれば
それを実践すると健康に暮らせるということです。
誰だってしんどいのはイヤですから
できるならば病気は避けたい。
私自身は子どものころ相当病弱で
学校もあまり行けなかった時期があるのですが、でも、
病気が全部悪とは思ってません。
それによって得たことも大きかったし
それがあったからこその今の自分だと思っています。
それでもやはり体は楽な方がありがたいですね。
食生活をあらためる
とか
生活習慣をあらためる
って耳タコなくらい聞いていてもそう簡単にはできませんよね。
それを簡単にできるようにするにはってことも
ずっと考えてきました。
私の話は現実的です。
「よーし明日からがんばるぞ」とかいうのは信じていません。
そんなことで改善できるならとっくの昔にできているはずだからです。
自分の生活を変えるって気合でできるものじゃないんです。
まあそういうことを講義や講演でお話ししています。