昨日はせっかく朝7時から実験をしたのに
さて解析と思ったらPCが立ち上がらなかった―――!!!
まあはじめてのことではない。
実をいうとこの実験には2つの機器が必要で、
1つはそもそも壊れて新しいサンプルは取れない。
保存していたサンプルで実験して
2つ目の機器で解析しようとしていたんだけど
その2つ目も壊れた。
本当に情けない。
でも地方国公立大学あるあるじゃないかと思う。
せっかく実験したのに、、、と思いながら20年前のことを思い出した。
その頃わたしはアメリカの農務省にいて、
膨大な数のサンプルをフローサイトにかけようとしていた。
サンプルの準備だけでも大変だったが、
さて機械にかけようと思ったら動かない。
サービスに電話したら
「東海岸に行けるのは早くて来週」といわれ(メーカーは西海岸)
結局山のようなサンプルは測定できなかった。
アメリカ人は(とまとめてはいけないけれど)そういうときの
あきらめが早い人が多い。
できないものはできないししょうがないね、ってすぐ
切り替える。私はもったいない、何とかできないの?と
あきらめきれずに考えてしまう。
クライオスタットが壊れた時も、ちょっと離れたラボの人が
もってるというので、車ででかけて訪ねた。
行くって言って行ったのに担当の人がいない!
同じラボの人が「機械はこれだよ。使っていいよ。」
と言ってくれたけど、めちゃ古いタイプの機種で
ものすごく設定が大変だった。
でも頑張ってなんとか使えるようになった。
そんな感じでいつも何とかならないか、何とかしよう、でやってきたけど
今回はちょっと特殊な「色」を使っていたため
学内の他の機械ではどうにもならなかった。
残念以上にマジで困ってるんだけど、
さてどうしたものか。
今日は細胞の世話と研究費申請書の書き直しのため出勤。
でもあまり根を詰めず、もうすぐ帰る予定。
明日も細胞があるから来る。
2週間は毎日世話しないといけないので
しばらく休みはない。