40万年という人類の歴史で、農耕が始まったのはつい1万5000年前である。
なぜ、このときに全世界で突然のように農耕が始まったのか、わかっていない。
人口圧説というのがある。人口が増えて、皆が食べていかなくてはならないから、農耕が発明されたという説である。
食糧の不足は、元来人口調節の役割をしていた。そこで急に人口圧が増加したと言っても本末転倒である。
いま、完全に農耕をやっていない民族はない。南アフリカのブッシュマンが、最後まで農耕をしなかったが、白人による強制移住のため、30年前にブッシュマンは本当の原始生活を失った。
ニューギニア奥地の未開民族も、イモ類を中心に、ちゃんと農耕をやっている。
なぜ、このときに全世界で突然のように農耕が始まったのか、わかっていない。
人口圧説というのがある。人口が増えて、皆が食べていかなくてはならないから、農耕が発明されたという説である。
食糧の不足は、元来人口調節の役割をしていた。そこで急に人口圧が増加したと言っても本末転倒である。
いま、完全に農耕をやっていない民族はない。南アフリカのブッシュマンが、最後まで農耕をしなかったが、白人による強制移住のため、30年前にブッシュマンは本当の原始生活を失った。
ニューギニア奥地の未開民族も、イモ類を中心に、ちゃんと農耕をやっている。