院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

法曹のコンピュータ化の遅れ

2017-10-19 00:12:48 | コンピュータ

(弁護士ペリーメイスン。asahi-net より引用。)

 弁護士というと、アメリカでは欲深い者の味方のような悪役的存在らしい。ペリーメイスンは例外的のようだ。

 それはともかく、弁護士を初めとする法曹の免許は、むかしほどプラチナではなくなった。ひとつには法曹がコンピュータ化を怠ったからだろう。身体という自然現象さえ、医家はコンピュータ化に励んできた。

 一方法曹においては、法律は人間が造ったもので、さらに判例は有限だから、医学よりもよほどコンピュータに乗りやすいはずだ。それなのに自分の技量を過信しすぎていたのではないか?

 いまからでも遅くはない。判例を分類して記憶させておけば、一瞬で参照できるようになる。また、事件の構成要件を数値化しておけば、判決も容易に予想できるようになるはずだ。

 いちはやく医家がコンピュータを使用し、法曹が立ち遅れたのは、医家が理系出身、法曹が文系出身ということがあるのかもしれない。

 ※今日の俳句(秋)
    冷蔵庫の中に秋の蚊をりにけり


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