(第九演奏会。国技館すみだ第九を歌う会のHPより引用。)
ベートーベンの「第九」は、俳句の世界では大晦日の季語として認められつつあります。
私は「日本の年越しをなぜ西洋クラシック音楽で行うのだろうか?」と前から疑問に思っていました。
指揮者の佐渡裕氏によれば、年末の第九演奏会は貧乏なオーケストラの大きな収入源になっているといいます。めったにない大入りが見込めるからです。
なぜ大入りになるかというと、アマチュア合唱団の家族や友人が大挙して見に来るからです。それでオーケストラが潤うならまあいいか、と私は思ったのでした。
※今日、気にとまった短歌
酔うほどに口三味線で都都逸を唸りし江戸っ子消えた平成 (東京都)大室英敏