(SHARP,AQUOS TECHNOLOGYより引用。)
哺乳類にも爬虫類にも鳥類に魚類にも昆虫類にも視力があります。ところが、すべての生物にとって見える光の波長は可視光線なのだそうです。電波が見える電波望遠鏡のような生物や、X線が見える感光紙のような生物はいないのだそうです。(昆虫類は人間よりもやや紫外線側が見えるらしいですが・・。)
いろいろいる生物なのに、なぜ揃いもそろって見えるのが可視光線だけなのか?そこには水の性質が影響していると考えられています。
つまり、水は可視光線に対してだけは無色透明ですが、それより長い波長の電磁波も短い波長の電磁波もすべて遮断してしまいます。だから、水中では可視光線以外は見えにくく、可視光線以外の電磁波は生物にとって情報になり得ないからということです。
※ 今日、気にとまった短歌
銀杏散る図書館までの真つ直の路を幾度も歩きたき街 (明石市)小田慶喜