名古屋市長の河村さんの話し方で知られる「みゃぁみゃぁ言葉」名古屋弁は、名古屋市内でしか使用されない。まして名古屋から電車で1時間の当地、豊橋市の言葉は名古屋弁とは似ても似つかない三河弁である。「食べなさい」を「食べりん」という。名古屋弁なら「食べやぁ」となる。
名古屋はもちろん愛知県内で「だ」を「や」で置き換える「そうやねぇ」という言い方はしない。ところが長良川を1本隔てた岐阜県では「そうやねぇ」を使用する。
川は人々の移動を大いに妨げてきたのだろう。川の向こうとこちらで(距離的には遠くないのに)言葉が違うのだ。
ところが日本民謡は、東北であろうと九州であろうと、サウンドが同じなのはなぜか?川一本隔てれば言葉が違った時代から日本民謡はあったのに、それらはどこでも同じ音階(47抜き音階)を使用し、コブシを効かせる。そして、アラヨーイといった囃し言葉が入るところも共通している。
47抜き音階(ヨナ抜き音階)とは、ドレミ・・のうち4度と7度(すなわちファとシ)を抜かす音階である。現在でも演歌はこの音階で作られている。
ひとり沖縄だけが別の音階、すなわち26抜き音階を用いる。ピアノでもギターでもよいから、レとラを抜いて適当に弾いてみてほしい。沖縄的なサウンドになるはずである。
方言が地方によってかくも違うのに、民謡のサウンドが同じなのはなぜだろうか?研究した人はいるのだろうが、私のところまでは情報が来ていない。
名古屋はもちろん愛知県内で「だ」を「や」で置き換える「そうやねぇ」という言い方はしない。ところが長良川を1本隔てた岐阜県では「そうやねぇ」を使用する。
川は人々の移動を大いに妨げてきたのだろう。川の向こうとこちらで(距離的には遠くないのに)言葉が違うのだ。
ところが日本民謡は、東北であろうと九州であろうと、サウンドが同じなのはなぜか?川一本隔てれば言葉が違った時代から日本民謡はあったのに、それらはどこでも同じ音階(47抜き音階)を使用し、コブシを効かせる。そして、アラヨーイといった囃し言葉が入るところも共通している。
47抜き音階(ヨナ抜き音階)とは、ドレミ・・のうち4度と7度(すなわちファとシ)を抜かす音階である。現在でも演歌はこの音階で作られている。
ひとり沖縄だけが別の音階、すなわち26抜き音階を用いる。ピアノでもギターでもよいから、レとラを抜いて適当に弾いてみてほしい。沖縄的なサウンドになるはずである。
方言が地方によってかくも違うのに、民謡のサウンドが同じなのはなぜだろうか?研究した人はいるのだろうが、私のところまでは情報が来ていない。