(iPS細胞。京都大学 iPS 細胞研究所CiRAより引用。)
生命体はおびただしい数の酵素により、細胞内でいろんな化学反応がひきおこされて生命活動を営んでいます。ここまでは漠然と知っていました。
原形質(細胞内液)はゆっくり流れているのだそうです。これを「原形質流動」といい、そんな流れがあるとは学校で習いませんでした。(この仕組みがはっきりしたのは1970年代だから私が習わなくても当然ですが。)
この流れがなんのためにあるのかというと、酵素が物質と出会う機会を増やして化学反応を促進させるためだそうです。実験で反応を促進させるためにビーカーを掻きまわしたりしますよね。同様のことが「原形質流動」によって行われているわけですね。さいきん知って驚きました。
※今日、気にとまった短歌
旅行中新幹線に2人きり変わる景色は同じ窓から (松浦市立志佐中学校)楠田修大