(新潮文庫。)
上の本は2010年に出たものですが、NHKがCO2 の枕詞に「地球温暖化ガスの」を付けなくなったと指摘しています。(私が指摘するより前から言われているのですね。NHKの国谷キャスターが「地球温暖化の中・・」と言い切ったのは2008年のことです。)
IPCCの委員が温暖化データを捏造して、IPCCの気候に関する見解を捻じ曲げたことは、(私はある程度知っていましたが)クライメートゲート事件として海外では周知なのだそうです。
NHKを初めとする大マスコミがクライメートゲート事件を報道しないことを、著者は言論統制と呼びました。著者は洞爺湖サミットのコメンテーターに呼ばれましたが、急にキャンセルになったそうで、マスコミに圧力がかかったかと疑っています。
著者、池田清彦氏はテレビ出演や環境問題の本で有名になってしまいましたが、ほんとうは生粋の生物学者で、人間の認知行動にまでさかのぼって生物の分類や進化を考えている人です。(私が最初に読んだ氏の本は『ゼフィルスの卵』という著作で、純粋に認識論の本です。)
このたびのアメリカの中間選挙で上下院とも共和党が勝ちました。共和党は地球温暖化論には懐疑的なので、アメリカからなんらかの動きが出てくるかもしれませんね。
上の本は2010年に出たものですが、NHKがCO2 の枕詞に「地球温暖化ガスの」を付けなくなったと指摘しています。(私が指摘するより前から言われているのですね。NHKの国谷キャスターが「地球温暖化の中・・」と言い切ったのは2008年のことです。)
IPCCの委員が温暖化データを捏造して、IPCCの気候に関する見解を捻じ曲げたことは、(私はある程度知っていましたが)クライメートゲート事件として海外では周知なのだそうです。
NHKを初めとする大マスコミがクライメートゲート事件を報道しないことを、著者は言論統制と呼びました。著者は洞爺湖サミットのコメンテーターに呼ばれましたが、急にキャンセルになったそうで、マスコミに圧力がかかったかと疑っています。
著者、池田清彦氏はテレビ出演や環境問題の本で有名になってしまいましたが、ほんとうは生粋の生物学者で、人間の認知行動にまでさかのぼって生物の分類や進化を考えている人です。(私が最初に読んだ氏の本は『ゼフィルスの卵』という著作で、純粋に認識論の本です。)
このたびのアメリカの中間選挙で上下院とも共和党が勝ちました。共和党は地球温暖化論には懐疑的なので、アメリカからなんらかの動きが出てくるかもしれませんね。