北島三郎さんが「なみだ船」でデビューしたのは、私が中学生くらいのことだったろうか?
ラジオから流れてきた「な~みだの~」という美声と小節に驚嘆した。こんな声は初めて聴いた、そんな感じだった。とにかく迫力があって上手いのである。
皆そう感じたのだろう、この歌はまたたく間にヒットして、ミリオンセラーとなった。「流し」の歌手の出身と聞いて、重ねて驚いた。
昔の歌手は、最初からものすごくう上手かったのである。まず、デビューしてそれから修行していくというようなアイドル歌手とはワケが違う。デビュー時から圧倒的に優れていた。
北島さんは紅白歌合戦のトリを何度も勤めたが、今は若手に譲ってしまった。あの美声も何十年も聴いていると飽きる。
最近は演歌歌手でも、デビュー時にあっと言わせる人はいない。石川さゆりさんがそうだったが、彼女も古くなってしまった。
もっとも北島さんの「なみだ船」は、デビュー曲ではなく、デビュー2作目だという。
蛇足だが「流しの歌手」というのは、私が大学を卒業したてで、先輩に酒場に誘われたときにはまだ存在した。すぐにカラオケが流行して、ギターを一本持った「流しの歌手」は絶滅してしまった。
ラジオから流れてきた「な~みだの~」という美声と小節に驚嘆した。こんな声は初めて聴いた、そんな感じだった。とにかく迫力があって上手いのである。
皆そう感じたのだろう、この歌はまたたく間にヒットして、ミリオンセラーとなった。「流し」の歌手の出身と聞いて、重ねて驚いた。
昔の歌手は、最初からものすごくう上手かったのである。まず、デビューしてそれから修行していくというようなアイドル歌手とはワケが違う。デビュー時から圧倒的に優れていた。
北島さんは紅白歌合戦のトリを何度も勤めたが、今は若手に譲ってしまった。あの美声も何十年も聴いていると飽きる。
最近は演歌歌手でも、デビュー時にあっと言わせる人はいない。石川さゆりさんがそうだったが、彼女も古くなってしまった。
もっとも北島さんの「なみだ船」は、デビュー曲ではなく、デビュー2作目だという。
蛇足だが「流しの歌手」というのは、私が大学を卒業したてで、先輩に酒場に誘われたときにはまだ存在した。すぐにカラオケが流行して、ギターを一本持った「流しの歌手」は絶滅してしまった。