電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

退役していたパソコンに Puppy Linux を導入する

2009年09月03日 05時53分09秒 | コンピュータ
古い FMV の不調で、とうとう娘のお下がりの WindowsXP パソコンだけが頼りとなっていた単身赴任先のPC環境を改善すべく、いろいろ試しておりました。その結果、次のようなことがわかりました。

(1) WindowsXP マシン(Sotec PC-Station S2120C)は、HDDを増設することが想定されていないようで、空きベイがない。また、メモリが 256MB では、昨今の Ubuntu のような OS をストレスなく動かすには力不足である。
(2) 退役して眠っていた NEC Valuestar NX VE40H/8(Celeron,400MHz,128MB-RAM,8GB-HDD)で、Puppy Linux を CD-ROM ブートしてみると、ハードウェアをきちんと認識し、動作する。
(3) Linux ネットブック(DELL Inspiron 10v)が特売中で、送料込で 29,980円で売っている。

そこで、WindowsXP マシンはそのまま使用することとし、退役して眠っていた NEC の Valuestar NX に、以前、試しに作っていた Puppy Linux 4.1.1 の CD-R を挿入して CD ブートし、以前使っていた Windows2000+AVG anti virus+Office2000Professional を含む NTFS を ext3 ファイルシステムに変更し、ばっさりとフォーマットして Puppy Linux(*) をフルインストール。



(*): Puppy Linux とは~パピーリナックス日本語版のサイト


再起動して、マウス、キーボード、ディスプレイをデフォルトのまま自動設定し、無事に 1024×768, 16ビットカラーで表示することに成功。さらに「接続」というアイコンをクリックして、ルータ越しにモデムを経由して光でインターネット接続にも難なく成功。なかなかよくできています。SeaMonkey というブラウザは、昔懐かしい Netscape/Mozilla ですね。
ちなみに、SeaMonkey とターミナルを起動した状態で使用メモリを見ると、およそ 90MB 弱でした。多くのアプリケーションを併用して作業するのには向きませんが、なんとかブラウザとメールくらいは使えそうです。また、音声出力をミニスピーカシステムに接続してみたら、ノイズが少なく意外に使えそう。あとは、FMV からメモリを移植増設することかな。これで、単身赴任中はなんとか乗り切りたいものです。

それから、DELL の Ubuntu ネットブック Inspiron Mini 10v の赤を注文してしまいました。赤だとアフリカのエイズ基金に$5を寄付すると書いてあったので、どうせならとチェリーレッドをポチッとしてしまいましたが、なんとなく妻や娘に狙われそうな予感がしないでもない(^o^;)/
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