電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

Puppy Linux はやっぱり子犬

2009年09月17日 05時47分48秒 | コンピュータ
単身赴任のアパートで使っている古いパソコンに Puppy Linux をインストールしてみて、当初はインストール作業が簡単なことに驚きました。面倒なところが自動化され、ネットワークの接続なども手間入らずで、素晴らしいと思います。
しかし、二週間ほど使っているうちに、やっぱり忠実な成犬ではなく子犬(puppy)だな、と感じるようになりました。主だった不満は次のような点です。

(1) これまで、ブログの更新の際には、Gimp でデジカメ画像をリサイズし、影付け処理をして使っていましたが、標準では Gimp は入っていず、パッケージ・マネージャで新たに導入しました。しかし、このパッケージは、古い RC 版であり、Drop Shadow のスクリプトは含まれず、影付け処理などができませんでした。
(2) ワードプロセッサ Abiword は、そのままでは日本語のインライン処理ができず、入力している箇所と違うところに文字列が表示され、いちいち視線を移動しなければなりません。また、保存したファイルを再度オープンしたら、画像のように、なぜか日本語の文字列が化けてしまいました。これでは、ほとんど実用に耐えません。
(3) では、ということで OpenOffice.org を導入してみましたが、パッケージ・マネージャが案内してくれるリポジトリは日本語対応版ではないようで、全角文字がまるでダメ。結局、使えません。

当方がいちおう不満なく使えるのは、WEB の閲覧とメールくらい、というのが実際のところでしょうか。
うーむ。いくら単身赴任の一時しのぎとはいえ、これではあまりにもさびし過ぎる。可愛い子犬もよいけれど、飼い主を困らせるようでは、ちょっとなあ。
低スペックの旧型パソコンに適合した Linux ということで考えたのでしたが、これはもう一度考え直す必要がありそうです。どうせ手動で環境構築をするのなら、VineLinux の旧バージョンあたりを考えてみることにいたしましょう。

やれやれ、このところパソコン環境は、なんとも難題続きだなぁ。まあ、それらを解決するのも、楽しみの一つではあるのですが(^o^;)>poripori
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