いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

北谷から笹刈山とブンゲン

2022-08-01 | 沢登り
揖斐の粕川西谷にある大平八滝から北谷を詰めて笹刈山に行ってきました。


大平八滝用の駐車場に止まました。先客の車が一台。 竹屋谷に入ったのだろうか?


駐車場からすぐの入り口。


一から八までの小滝とトダナ岩屋


一ノ滝。


二ノ滝。


五ノ滝。


トダナ岩屋。


七ノ滝。


遊歩道は八の滝まで。その先に進んで行きます。


ここからは大平八滝より立派な滝が出てくるんですがもう遊歩道は延ばさないでほしいです。


最初の分岐は二条滝(両門の滝というらしい)になっていますがこの写真の滝はその手前の滝。 左岸から高巻きすべく見上げると太めの枝にスリングが見えました。 高巻きルートか? でも不自然なので懸垂用のスリングでしょう。 もう少し手前を尾根を登って大きく高巻きしました。 案の定割りとしっかりした高巻き用トレースに出ました。


北谷右俣の滝の落ち口に出ました。 分岐の二条滝も合わせて大きく巻いたようです。 この右俣は竹屋谷遡行の下りに利用される谷ですが、今日は笹刈山のほうに上がりたいので小尾根を越えて左俣に入ります。


左俣は最初小藪の沢かと思いましたがすぐにスッキリしました。


どの滝も問題なく登れます。あるいは巻いてもすぐ滝の際を上がれます。














そろそろ源頭の雰囲気。


最近は滝を見ても登攀意欲は湧かなくて、それより源頭の優しい雰囲気に心が満たされます。歳なんかなあ。





藪を漕いで稜線に出たら縦走路をしばらく歩くと笹刈山に到着。


南側には伊吹山。


北側にはこれから向かうブンゲン。


北に向かう途中からブンゲンを見上げる。


ブンゲンは何年ぶりでしょうか。
ブンゲンのすぐ北側にある小ピークから北川新道で下りました。新道と言っても思いっきりのバリルートでした。
途中ルートを外して酷い藪漕ぎを余儀なくされたりして結局まっすぐ南に落ちる尾根で下りました。


歩き易い植林地帯に足も進んで最後は登りに高巻きした二条滝のところに出ました。 そして例のスリングを利用して一回ラぺリングで沢に降り立ちました。 後は沢を下って大平八滝まで戻りました。


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