大田区議会で、外国人労働者、特に、ベトナムやインドネシアからの労働者の受け入れ促進のために行った視察の報告会に参加しました。「【後継者不足の日本】の製造業の後継者として【労働力】を受け入れること」と「成長率5%~7%という高成長率の国に、【日本の技術を生かしていただくこと】」で、ウインウインの関係をもたらしたい、と説明されていましたが、どう両立するのか、日本の長期的な経済展望が見えませんでした。大田区(日本)の技術を身に着けた外国人労働者は、製造業等の労働者になったとしても【後継者】にはなり得ません。(中にはいらっしゃるかも知れませんが)身に着けた技術を自国の経済に生かしていただくということは、【大田区(日本)の技術の流出】にほかならず、国内製造業の空洞化にさらに拍車がかかります。一時的な、低賃金労働者の確保と、現地へ公共インフラやサービス業への投資のための視察だったように見えました。 . . . 本文を読む
大田区は、【多文化共生推進プラン】を作っています。
文化・共生といった極めて当たり前の【倫理観のようなもの】を行政が明文化しているのです。
多様な文化を尊重することは大切ですが、現代社会は、そこにある、様々な利害で成立している部分も少なくありません。だから、悲しいことですが、貧困や飢餓や戦争などが起き、個人的な争いも絶えません。
大田区が想定しているあつれき(軋轢)とは何か考えました . . . 本文を読む
テレビはあまり観ないのですが、たまにみると、ある種の価値観を誘導するような論調が感じられる場面があって、驚きます。
最近驚いたのは、「投資」という言葉が多用されていることでした。 . . . 本文を読む
🔴構造改革の20年これまで日本は、行政改革、構造改革、地方分権、民営化、規制緩和など、色々な呼び方をしながら、日本の社会、経済システムを変え、公共分野を営利企業に開放し、日本市場を外国資本に提供し、投資家利益拡大のために日本を作り替えてきました。まさに、日本の構造を改革してきたわけです。
大田区だけではありませんが、保育、高齢福祉、放課後事業、など福祉分野の民営化や民間委託が進み、そして、ほとん . . . 本文を読む
国家戦略特区法律制定前、省庁、利害関係者、自治体などの意図を知ることができる議事録のリンクが切れていたので、ここに掲載します。
時間のある時に、お読みください。日本の国民の代弁者はどこにいるのか、知ることができて、勉強になると思います。 . . . 本文を読む
2000年前後から行われてきた構造改革で、日本の仕組みが大きく変えられてきました。
構造改革と聞くと、改革ですから、悪いことが良くなるイメージですが、日本の構造が変えられてしまうのですから、言ってみれば、革命が起きたようなもので穏やかではありません。
しかも、この変化は、市民革命では無くて、国外からの力によるので、私は、これを流血無き戦争状態と呼んだことがあります。
国を超えた富の収奪が戦争ですが、この間の構造改革は、TPPをはじめ自由貿易協定と規制緩和や民営化により、国内市場を外資の投資先として許し、しかも、そこで儲けた富をいともたやすく、国外へ移転させることを可能にしてきたからです。
日本国内で得た利益をタックスヘイブンで移転させる仕組みが「カジノ」だと思いますし、富を際限なく最大化させ、固定化させるために、私たちがコロナを怖がっている間に「新しい生活様式」へのコペルニクス的転換を、赤子の手をひねるように、やすやすとやってのけようとしています。
私を含め、多くの国民は、政府による静かで穏やかな革命に気づかず、ここまで来ているように感じます。
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今回特区法を改正し造ろうとしているスーパーシティでは、今は行政が行っている、事業を立案し執行することを、企業が行えるようします。そのために、行政の持っていた情報や個人の情報を、匿名、仮名含め、企業がみられるようになります。 . . . 本文を読む
国家戦略特区法改正によって、造り上げようとしているスーパシティには、3つの大きな変化があるとみています。一つが、民主主義が機能せず、企業主導になること。行政情報を駆使したインフラ投資の計画・執行を企業にゆだねようとしていること。そして、企業に、個人情報と企業情報を駆使して、社会保障サービスを提供させ、地域通貨で決済させ、社会保障をさらに縮小させようとしていることです。それにより、次のような問題がおきます。
意思決定権が国民から企業へいくミニ独立政府化、
この期におよんで土木予算を確保、
社会保障費のさらなる抑制、
個人情報の営利目的利用とプライバシーの侵害、 . . . 本文を読む
種の特許を認めて、農家さんが種を自分でとれないよう(自家採取)種苗法改正する!?自然相手の農業が工業になってしまい、種は原材料!?こんなこと許せないと思います。法律を変えて良い思いをするのは、農家でも、食べる私たちでもなく、種の特許を握り種を売る企業ですよね。種を企業のお金儲けにするために、私たちの政府が法律変えようとしているのです。いい加減、別の政府に変わってほしいです。 . . . 本文を読む
日時:2月8日(土)14:00〜16:30会場:「スペースたんぽぽ」 たんぽぽ舎の建物の4F (千代田区神田三崎町2-6-2ダイナミックビル)
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)から米国が離脱して、TPP11として発効し、そして、今年から日米貿易協定(FTA)が発効しました。これらの協定によって、日本の食糧や農業は大きな影響を受けるといわれています。その問題点は?そして、私たち . . . 本文を読む
大田区がSDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」を進めようとしています。ところが、自民党の代表質問の答弁で区長は、SDGs(エス・ディー・ジーズ)と読めなくて、エスディージーエスと読んでいました。大田区は周知が進んでいるから説明会はしないと言っているのに、大田区長は、SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」をご存じなかったのですね。私も読めないことや知らないことはたくさんありますが、区長が聞いたことないこと、知らないことを大田区の基本指針にしようとしているので心配です。以下、大田区に質問した内容と答えです。 . . . 本文を読む
「羽田空港の跡地に入居する企業」と「大田区内の企業」の受発注のしくみ作りに3629万3千円支払うのが問題な理由 12分25秒から
第74号議案「平成30年度大田区一般会計補正予算(第3次)」につきまして反対の立場から討論いたします。
第二回定例会で、大田区は羽田空港が沖合に移転した後にできた羽田空港跡地5.9haを鹿島建設を筆頭に9社で作る羽田未来開発に50年間1平米当たり60 . . . 本文を読む
内田聖子さんから、世界のグローバル化に伴う自由貿易の現状についてご報告いただきました。大田区で起きていることが、岸本聡子さんの講演から、世界の公共サービスで起きていること、そして内田聖子さんの講演の国家間の自由貿易協定との関係の中で、資本家の利益のために社会のシステムがかわり、私たちが働いて生みだす富や収める税金が資本家に流れる様子がみえてきます。 . . . 本文を読む
認可保育園より特別養護老人ホームより「企業の営利活動に165億円使うこと」が大田区の優先順位だということが、明らかになりました。手厚い投資家への財政支援の一方で、大田区民の福祉は自己責任化しています。大田区は、誰か声の大きな人が「これやって」ということをやる機関になってしまったんですね。しかも、和泉洋人内閣総理大臣補佐官座長の委員会で決まってます。大田区は、誰の声で動いているのでしょう。 . . . 本文を読む