国交省交渉で、夜間便の騒音規制について、「1970年代に今の環境基準を作ったときには、夜間便は飛んでいなかった」と松井教授が話された言葉にハッとしました。
増便により生じている騒音や安全の問題は、グローバル化による海外からの人や物の交流の増加による弊害を、日本の環境行政、航空行政の怠慢により、国民が直接うけていることを実感しました。 . . . 本文を読む
公務員や首長、議員などの特別職の給料や期末手当は、23区では人事委員会、国では人事院の勧告で決まります。
人事委員会や人事院は、民間の給与期末手当を調査し、官民格差を是正し、均衡させる勧告をします。
今年、23区の人事委員会は、給与と期末手当を分け、期末手当だけを0.05月引き下げる勧告を出しました。
その勧告に基づき、大田区では、職員と会計年度任用職員は0.05月、それ以外の区長、区議会議員、教育長など特別職は0.04月引き上げる議案を提案し、可決しました。
私は、職員と会計年度任用職員の引き下げに反対し、特別職の引き下げに賛成しました。
民間給与を公務員給与の比較対象として妥当としているのは、民間は労使交渉により決めているからだと言われていますが、一方で比較対象とされているのは、従業員数50人以上の正規職員で、小規模事業者や非正規雇用は対象外のため、国民の給与実態とのかい離は広がるばかりです。
行うべきは、官民に関わらず、雇用の安定であり、非正規雇用や不安定雇用の解消と格差の是正だと思います。
そして、このかい離を作っている政治の責任は重と思います。 . . . 本文を読む
8月に公聴会で意見を述べた東京都の都市計画マスタープランと再開発の方針についてですが、公聴会での発言に対する東京都の見解やパブリックコメントへの回答が公開されています。また、意見を受けて作られた案(まだ見ていないので、修正の有無も、箇所もわかりません)が、12月2日~16日まで、HPと都庁及び各自治体で縦覧されます。この計画や方針をもとに、まちの規模や在り方が変わり、社会経済財政状況にも、私たちの暮らしにも影響するとても大切なことだと思います。ぜひ、ご覧になってください。 . . . 本文を読む
憲法改正で心配なのがメディアの誘導です。
国民投票法を変えようとしていますが、内容を見ると、メディアを使った投票活動を考えているのがわかります。今もコロナでメディアは玉石混交、うまく右と左を使いながらどちらも権力に都合の良い方向に誘導しようとしていますからよほど、現実が見えている人でなければ、誘導されてしまうでしょう
01_国民投票法改正案(7項目)について ( . . . 本文を読む
田園調布せせらぎ公園の大量樹木伐採で区民は怒っています。用地を取得したときに区民との合意で作った活用の在り方を大田区が一方的に反故にしたからです。大田区は内部で作ったおおまかな公共施設整備方針とそれを基にした整備計画を区民に事後的に説明して、計画を強引に進めてきました。それが、大量樹木伐採で区民に知られることとなり、あわてて後付けのワークショップを行い、区民の怒りを鎮めこの件を「おしまい」にしようとしています。しかし、強引なやり方は、逆に区民の怒りを大きくしています。 . . . 本文を読む
外環道の上で陥没事故が起きました。
リニアも、同じ工法、大深度地下トンネル工事で、来年4月以降にも工事が始まると聞いていますが、大丈夫でしょうか。
外環道の調査結果を待つと言いますが、リニアも同時に点検を行うべきではないでしょうか。国交省との交渉です。 . . . 本文を読む
下記の通り国交省交渉を行い、要望書を提出しました。
日時 : 2020.11.20(金)14:00~15:50
場所 : 参議院議員会館B105
出席者:国交省 道路局 高速道路課 国道・技術課
同省 鉄道局 施設課
リニアから住環境を守る田園調布住民の会
洗足池をリニアから守る会
リニア沿線ネット
リニア・市民 . . . 本文を読む
10 月 18 日(日)、東京都調布市の住宅地と道路部分で陥没事故が発生しました。ちょうどその下は、NEXCO 東日本がシールドマシンで掘り抜いいている外郭環状道路の大深度地下部分にあたります。現在、穴は、応急的に埋め戻されていますが、事故発生当時は、一時的に周辺住民が避難する事態となりました。
●リニアも同じシールドマシンによる大深度地下トンネル工事が予定されています●田園調布 . . . 本文を読む
国際環境NGO FoE Japanとリニア市民ネット東京の共催で行った、緊急オンラインセミナーでお話ししたことを簡単にご報告します。
外環道真上の陥没事故は、大きな衝撃でした。人的な被害が出ていないのは不幸中の幸いですが、一歩間違えれば大惨事だったと思います。
この事故は、リニアが自宅の下や周辺で計画されている人たちにとっても、他人ごとではありません。
同じ、
●シールドマシン工法●大深度 . . . 本文を読む
外環道真上の陥没事故を受け、国際環境NGO FoE Japanとリニア市民ネット東京の共催でオンラインセミナーを開催します。私も、リニアの住民運動グループの一員として、外環道で運動している方とオンラインセミナーに参加しますので、ぜひ、聴きにいらしてください。 . . . 本文を読む
羽田の騒音問題で、環境省から動画の公開にストップがかかりました。こういう姿勢をみていると、国民からの批判を避けているように感じます。こうした、国民、住民という全体の奉仕者としての役割を忘れてしまったように感じるのは、環境省だけではありません。松井先生から、福島県川俣町で起きたこんな話をうかがいました。
ちなみに、こうした行政の姿勢は、環境省や環境行政だけでなく、日頃の大田区でも、ままあることです。
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*その後、疑問を解くため、財務省に確認して理解に相違があった部分について、赤字で加筆しています。国有地を借りてる方から、地代が急激に、しかも年々上がっていると相談をうけました。お話を伺い、財務省にも一緒に行って確認したら、前回の契約の時から、地代の計算方法が変わったようで、上限を定めて激変緩和しているものの、3年ごと近隣の相場(財務省の土地貸出額=*基礎額:物価や地価変動を加味した時価貸付額)や固 . . . 本文を読む
主権者は私たち国民です。
ところが、議員として、議決に関わり、予算をチェックし、区民の皆さまからのご相談を受けていると、大田区や東京都や国が、国民を主権者としているのか、疑問に感じる場面が増えています。
大田区や東京都や国が国民のためではなく、企業のために動いている。
主権者が国民から企業に代わってきているのです。 . . . 本文を読む