大田区は税金を余らせて1267億円も貯めています。社会保障のための増税分を社会保障に使っていないのです。何に使っているかと言えば、箱モノや開発です。大田区議会では、社会保障のための増税分を余らせ基金に貯めて、箱モノ開発財源に積み立てると、そこから引き出して使っているのはおかしい。社会保障財源を箱もに財源に使うのは、おかしいし、住民福祉が大田区の役割なのに、住民福祉ではなく箱モノに使うのはおかしいと発言してきました。大田区は、たぶん、私のそうした発言があるからだと思うのですが、住民福祉というのは、社会保障だけでなく、インフラ整備も住民福祉だと言い始めています。箱モノも開発も住民福祉だから、社会保障のための増税分は、蒲蒲線や羽田空港跡地開発にも、公共施設建設にも使える、と言いたいのだと思います。あれ?箱モノ開発も住民福祉でしたっけ? . . . 本文を読む
おこさんが発達障害の可能性があると指摘された方から、療育を受けられない、相談の予約が3か月後になると相談を受けました。大田区に確認したところ、現在相談を待っている方は、2~3か月お待ちいただいている状況だということがわかりました。発達段階にある小さなお子さんの3か月は、とても大切ですし、まして、発達障害の可能性を指摘されて心配ななかにいるのに、待たなければならないのは、つらいと思います。大田区でも、このことは把握しており、なんとかしたいと「研究」しているそうです。相談ができなければ、療育を始めることもできません。しかも、相談した後の療育先も、あきがなくて、希望の療育先に行けないそうです。大田区は、改善のため「研究」すると言いますが、今すぐにも動くべきだと思います。 . . . 本文を読む
後期高齢者に、入院日数に応じ1~3万円の見舞金を給付しようという議員提出議案が出されました。そもそも、福祉に関わる制度は、まだまだ十分ではないところがあります。だからと言って、入院費用に1~3万円の費用が十分かと言えば、到底足りないでしょう。一見バラマキに見える提案ですが、後期高齢者は、身体的機能が悪化し始める時期に入っていますから、介護や生活全般の不安に行政が寄り添うための相談機能にしてはどうかと考え、賛成しました。
委員会で述べた賛成理由をご紹介します。 . . . 本文を読む
介護保険の制度が変わり、大田区では、要支援の方たちのデイサービスやヘルパー派遣のサービスを受けられなくなる人が出ています。大田区が一年を上限に、「良くなった人」を卒業(この言葉、最近は使っていないらしい)させているからです。このことが、利用者の間の人間関係を悪くしているようです。国の介護保険制度の中で運用されていた要支援が、自治体負担にかわり、他自治体ではしっかり継続できるようにしているのに、大田区は、独自財源の投入をしないところに問題がありますが、大田区が誤った施策をとっているのが、なんの罪もない区民に余計な対立構造を招いています。 . . . 本文を読む
大田区では、シルバーピアという高齢者のための住宅の管理を指定管理者制度という方法で民営化していて、株式会社が指定管理者に指定されています。そこに入居されている方から、管理についてご相談がありました。外泊するとき、友だちを泊めるときに、届出を強要している、というのです。大田区に確認したら、安心安全のためだから問題ない、と言います。 . . . 本文を読む
石川町といえば横浜の元町に行くときに降りる駅ですが、北口をでるとすぐのところに、寿町という簡易宿所、ドヤと言われたりしていますね、が立ち並ぶ区域があります。 友人の精神科医を訪ねて、寿町に行きました。 . . . 本文を読む
これまで「大田区民センター」にあった「新蒲田福祉センター」を志茂田中学校に移転するための施設設置条例を改正するための議案について、大田区民センターがどうなるか明らかになっていないこと、学校施設建て替えについての方針に問題があることから反対しました。詳細は以下に記します。 . . . 本文を読む
障害者権利条約が締結され、それに伴い、2016年4月から障害者差別解消法が施行されます。その7条には、大田区(行政)が障害を理由に不当な差別的扱いをして、障害者の権利を侵害してはならないと書かれています。大田区がこれを守るために作った対応について、意見を募集しています。大田区が作った対応についての奈須りえ的視点、ポイントをまとめてみました。 . . . 本文を読む
報酬単価引き下げは、事業者にとって死活問題ですが、大田区は、事業者に対し、配置基準緩和で対応せよといっているようです。配置基準緩和は、現場職員の努力頼み、しかも、ケアの質低下を招くことにつながり問題があります。結果として、小規模の事業者の経営に、事業の存続にもかかわる大きな影響を与える改定になっています。 . . . 本文を読む
今後の大田区の子ども障がい、高齢・介護のサービス支給にかかわる計画案の説明会が開催され、区民の意見を募集します。それぞれの施策について、必要量をどう見込み、そのニーズに対しどうサービス提供していく計画で区民生活に直結します。一人でも多くの区民が関心をもち、区民の意見を反映させた計画にすることが保育園の待機児解消、特別養護老人ホームの待機者の解消、障がい者の権利保障につながります。 . . . 本文を読む
大田区に、見守りつき、月一万円で住める高齢者住宅がある。しかも、所得制限は、月18万円だ。ところが、定員50人に対し、入居者は35人。希望者はたくさんいるはずだが、現在募集を止めている。 . . . 本文を読む