議員年金の問題は、生活者ネットワークが「議員特権」のひとつとして長年にわたり取り組んできた問題のひとつです。 市町村合併に伴う議員数減少からの年金収入の減少とそれに伴う退職議員増による受給者の増加が、基金を急激に減らしてきました。保険料アップや支給額減額など様々な検討が行われましたが、最終的には今年6月の廃止が決定しています。 廃止に伴い受給資格を持たない議員は一時金を受け取り、既に受給資格のある議員は、一時金か年金を受け取るか選ぶことができます。 しかし、議員年金基金は、ほぼ底をついていますので、一時金も給付される年金も税金が投入されることになります。 特に今年度は一時金の支払いがあるため税金負担額は非常に多額になります。 今日は、廃止となる地方議員年金についてです。 . . . 本文を読む
大田体育館に隣接する土地とその建物を目的も無く不当に高額に購入したことを近隣住民が大田区長始めとした意思決定に関わる経営戦略会議のメンバーを相手に起こしていた訴訟が結審しました。 残念ながら、訴えの期間(財務会計行為があってから1年間)を過ぎていたことを理由に却下=門前払いとなりました。 門前払いと言うことは、住民のみんさんが主張していた目的も無く不当に高額に土地を買ったことについての適否は裁判で審議されなかったということです。 しかし、訴訟を行ったことで、大田区の土地購入における問題点が明らかになりました。 今日は、大田区民がなぜ土地購入に関わり大田区長を訴えるまでしなければならなかったのか。大田区における土地購入の問題点について報告します。 . . . 本文を読む
現在、大田区池上にある旧トーヨーボールの建物が解体工事を行っています。 この間、大田区、大田労働基準監督署、解体業者、そして東京都に対して、再三にわたり安全なアスベスト除去工事のための十分な事前調査を要望してきました。 しかし、それでも、現在行われている解体工事は、安全なアスベスト除去のお手本にはなっていません。 どうしてでしょうか。 その理由について報告します。 . . . 本文を読む
大田区の財政状況はここ数年悪化しています。 昨年大田区が公表した「大田区財政のターニングポイント」においても、このままいけば大田区の貯金である基金があと数年で底をつくことを公表しています。 財政悪化を改善するために大田区として今何をすべきでしょう。 . . . 本文を読む
大田区は緑の基本計画を改定しています。 この件に限らず、現区長になり、計画のたぐいの策定や改定が相次いでいます。 計画作るのに疲れて息切れしてしまい実行には至らないのではないかと不安です。 さて今日は緑の保全や育成のために「緑の基本計画」策定の前にまず大田区がすべきことについてのお話します。 . . . 本文を読む
2011年がはじまりました。 議員になってから漠然と感じていたことですが、議会に「民主主義」はありません。 もしかしたら大田区議会だけなのかも知れません。それでも、マスコミから伝えられる国政を見ていても、また、課題がありながら遅々として進まない様々な制度改革や法整備を追いかけていても、「民主主義」のひとつの手法である「多数決」で決めているけれど、これは「民主主義」と呼ぶにはあまりに稚拙だと感じます。 多数決の前に政策の目的や費用対効果、他の政策との優位性・・・が示されてはじめてその是非を決める手段として「決」をとるのであり、「多数決」だけを優先すれば、「多数派」による独裁にもなりかねません。 大きな政治の舞台で起きていることを国民が知るのは大変ですが、せめて、私たちに最も身近な自治体の政治くらい、キチンと知りうる状況を作っていくために今年は昨年以上に思いきりやります!! . . . 本文を読む