メルマガの記事で送ったら、憲法学者の水島先生から分かりやすいと言っていただいたので、気を良くしてブログにもアップします。類似投稿、ごめんなさい。 年初から災害や事故が相次ぎました.。
災害や事故に、沈みがちになりますが、国の議事録には「火事場を作ってでも制度を変えてしまえばいい」という 有識者の発言もありますから、こういう時こそ、気を引き締めたいと思います。
自民党改憲草案の「緊急事態条項」は、独裁に陥るリスクを排除できないつくりになっています。
どこに、そんな恐ろしい抜け穴があるのか、みてみましょう。 . . . 本文を読む
秩序は誰が作っているのでしょうか。社会の秩序と言えば、法律があげられるでしょう。法律は、議員や官僚が政治の過程でつくりますから、社会の秩序を、選挙で選ばれた一部の議員や官僚などが担っていることになります。一方で、法律として定められてはいないけれど、私たちの暮らしに根差している秩序もあります。それらの多くは、長い歴史と慣習と風土等によって出来上がってきたものだと思います。これもまた、人の暮らしから生まれたものですが、作った人が「誰」ということはありません。私たちの価値観や秩序などは、法で書けば守れるでしょうか。法に書かなければ、守れないでしょうか。今の私たちの暮らしとは、かけ離れた秩序の社会をつくることも可能な法律と、秩序や価値観について、作家の渡辺一枝さんと一緒に考えたいと思います。 . . . 本文を読む
昨日1月16日は、羽田空港航空機衝突事故後はじめての、羽田空港対策特別委員会でした。いくつか気になったことがありますが、事故に関わり、2つのよくわからないことがあります。【1】滑走路に犬がいても着陸やり直しをしている航空機が、なぜ、滑走路上の海上保安庁機の存在がわからなかったのか●あるいは、JAL機が着陸態勢に入ったどのタイミングで海上保安庁機は滑走路内に . . . 本文を読む
憲法改正で「緊急事態条項」が考えられています。緊急事態条項が加わると、災害や事故など緊急事態に、国会を開かず、大臣だけで政令を作って法律と同じ効果を持たせたり、内閣が予算を作ると、国会での賛成が無くても決めることが、可能です。内閣が、もともと持っている行政の権力に加え、国会の権力も持つので、怖いなあと思っています。仮に、反対する大臣がいて、内閣総理大臣がどうしても成立させたい政令や予算があれば内閣 . . . 本文を読む
直接、話を聞きに、話しをしに、いらっしゃいませんか? 話すと、新しい風景が見えてくるかもしれません。
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ティーパーティテーマを決めないおしゃべり会です。奈須りえと話したい方 . . . 本文を読む
岸田さんは年頭の記者会見で、9月までに憲法改正したいと発言しています。思ったより憲法改正の発議は早いのかもしれません。かつて、安倍総理は、自らを「立法府の長」と言い間違いしましたが、憲法改正で緊急事態条項を加えると、内閣総理大臣は、実質立法府の長の権限も手に入れることが可能です。自民党改憲草案の中でも、緊急事態条項は、内閣総理大臣の独裁化を可能にするのです。年初から相次ぐ、災害や事故。こういう緊急時に、緊急事態だから、変えましょうと言われると、つい賛成したくなってしまう非常に危険な改憲だと思います。憲法と言えば、9条だけに目が向けられているようですが、本丸は、緊急事態条項かもしれません。そういえば、かつて、麻生さんは、かつてナチスの手口に学んではどうか、と言ったそうですね。 . . . 本文を読む
閉鎖されていたC滑走路が再開されました。
閉鎖中、A滑走路北向き離陸は行われなかった、
また、以降、A滑走路北向き離陸の可能性はない、
と国から情報提供いただきました。
羽田空港の滑走路の使用状況により、ひとたび何かが起きれば、国はいとも簡単に内陸飛行を始めるのだということがわかり、気を引き締めなければと思いました。 . . . 本文を読む
羽田空港で海上保安庁の航空機とJALの航空機との衝突事故があり、両機とも炎上しました。原因解明が待たれます。実は、昨年、大田区議会羽田空港対策特別委員会では、航空機火災の訓練施設に視察に訪れています。あらためて、視察の報告書を読み返しましたので、ここに再度掲載させていただきます。 . . . 本文を読む
航空機事故が起き、設置された「大田区羽田空港航空機事故対策準備室」ですが、大田区は、1月5日(金)で廃止する連絡を4日朝一番のメールで議員に送ってきました。4日早朝と言えば、事故原因の解明もまだなどころか、C滑走路は閉鎖されたままで、復旧の目途もたっていませんでした。大田区は、空港立地自治体として、航空機や空港供用の安全を守るため、大田区が果たすべき役割を早々に放棄してしまったのです。非常に残念であり、住民として口惜しい想いです。以下に大田区からのメールと区長のコメントをご報告いたします。 . . . 本文を読む
区長が変わり、大田区の今後の方向性を示す基本構想を変えると言っています。新しい基本構想の(案)ができました。
https://city.ota.tokyo.jp/kuseijoho/ota_plan/kihonkousou/shin_kihonkousou/ota-kihonkoso_soan.files/ota-kihonkoso_soan.pdf… . . . 本文を読む
相次ぐ災害や事故に心が痛みますが、そんな時こそ、気を引き締めなければなりません。例えば、C滑走路が閉鎖になっている間、国は、大田区に通常と異なる運用をすると言ってきています。便数を増やし続け、
ついには、タブーである都心上空低空飛行まで始めた羽田空港ですが、
高度を確保しないまま、
都心上空を使った羽田空港の離発着を状態化させてはならないと思います。羽田空港飛行ルート変更は、
首都圏空港機能強化という大きな枠組みの中から始まっています。
国内線、国際線、民間空港、そして自衛隊や横田の空港含めた空港の機能強化は、単なる経済の問題にとどまりません。
戦争の歯車へ踏み入ることだけは、してはならないと思います。 . . . 本文を読む
羽田空港の事故でC滑走路が使えなくなったことで、
代わりにA滑走路を使うというメールが、大田区から入りました。
国交省航空局が大田区に連絡してきたそうです。
A滑走路は、より陸域に近く、騒音等の影響も大きく、しかも北向き離陸と書いてあったので、
あわてて、大田区に確認しました。
羽田空港において、
陸域に近い滑走路を使った離発着は、
住民と行政と議会との歴史的経緯の中で、制限されてきましたが、
大きな事故が起きたから
滑走路が1本使えないから
と、なし崩しに始めるのかと、
「惨事便乗型資本主義」という言葉を思い出し、
ドキリとしました。
国交省航空局が大田区に連絡してきたそうですが、
東京空港事務所 航空管制の答えと違っていますので
確認してみようと思います。 . . . 本文を読む
今年もどうぞよろしくお願いいたします。惨事便乗型資本主義という言葉があります。望まないこと、大切なことが大きな事故や事件や災害に目を奪われている間に、決められてしまわないよう、何をすべきか見極め、便乗型資本主義を抑止する存在でありたいと思います。
フェアな民主主義のために、今年も当たり前のことを普通に伝えられるようたくさん調べ、考え、発言してまいります。 . . . 本文を読む