バブル期の遺産とも言える借り上げ型区民住宅。当初設定した家賃が近隣家賃より高くなったにもかかわらず、オーナーとの間で設定した金額を下げることができず、差額を大田区が長期間負担し続けてきました。今回、当初設定した期間20年を過ぎたため、廃止することになりました。同じ税投入うするのであれば、低所得者向け住宅の確保など、住宅困窮者への支援に使うべきと考えています。 . . . 本文を読む
12月20日前回の高輪に引き続き、港区赤坂で羽田空港の飛行ルート変更に伴う都心低空飛行について説明会がありました。空港のある当該自治体大田区で一向に開催されない教室型説明会。なぜ港区では繰り返し開催されるのでしょう。 . . . 本文を読む
大田区議会 地域産業委員会付託議案 討論 【国際都市おおた宣言、廃棄物手数料値上げ、指定管理者コラボ・体育館ほか】20分27秒くらいから
フェアな民主主義奈須りえです。
第125号議案大田区廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例について反対の立場から討論いたします。
今回の条例改正で、廃棄物処理手数料および動物死体処理手数料は、36円50銭が . . . 本文を読む
大田区議会の海外視察が、税金の無駄遣いという視点からテレビで取り上げらました。平成28年大田区議会第三回定例会で議決された「親善訪問調査」、賛成したのは、自民党16人、公明党12人、民進党4人、改革1人、無所属1人の34人の議員。奈須りえは次のような問題意識を持ち反対しています。 . . . 本文を読む
第四回定例会は、翌年の3月期間終了を控えた指定管理者の指定が行われることが多い議会です。2016年度第四回定例会でも、指定管理者指定議案9の議案が上程されました。区営住宅は32団地を一つの議案、区民住宅は9団地を一つの議案、公園水泳場は3つの公園のプールを一つの議案で議決しました。また、区営住宅32団地と区民住宅9団地は一つの事業者が指定されましたから、厳密に言えば、今回の9議案で、50の建物の管理運営を、10の事業者に管理運営させることの是非が問われたということです。大田区の公の144の施設がすでに指定管理者制度を導入していますが、そのうちの1/3以上にあたる50施設の指定という非常に影響の大きい、重要な議案が上程されました。議案はすべて可決されましたが、奈須りえは、指定管理者制度により区民の財産である公の施設の管理運営が必ずしも最良ではないと考え、反対しました。既に報告している反対討論は以下のリンクで読むことができます。 . . . 本文を読む
平成15年6月に行われた地方自治法改正で、区の施設の管理について民間の参入が可能になりました。公の施設の管理運営は、それまでは自治体が2分の1以上出資する法人や社会福祉協議会などの団体にしか許されていませんでしたが、指定管理者制度の導入により、民間の事業者、NPO法人、ボランティア団体なども含めた多様な主体が公の施設運営にかかわれるようになりました。大田区で最初に導入した平成16年から12年が経過した指定管理者制度ですが、指定管理者制度そのものへの評価が、行われなければならない時期にきていると考えています。そこで、今回、指定期間終了を迎える指定管理者の新たな指定にあたり、次のような視点から課題を明らかにし、議案に対する態度を表明しました。 . . . 本文を読む
青少年健全育成が目的の平和島ユースセンターですが、改築により商業目的が加わる可能性が大きくなってきました。改築のための設計費用の補正予算は、ホテル、観光など、青少年健全育成以外の目的が入った設計委託だったため反対しました。説明会に参加したところ、大田区民以外の、しかも国内外の方たちのための施設利用を想定していると説明しました。公の財産を商業目的で使うことについて皆さんはどう考えますか。 . . . 本文を読む
大田区議会第四回定例会で、大田区長から「国際都市おおた宣言」の議案が提出された。私は、松原忠義大田区長が有識者に定義させた国際都市を大田区が宣言することの影響や意味について次のように考えて、議案に反対した。 . . . 本文を読む
選挙期間中、在日米軍の駐留費全額負担を求めると公言したトランプ新大統領。本当に求めてきた場合、全額負担なら日本側の負担総額は1兆217億円。追加負担額は約2600億円となる。「請求書」を突き付けられた場合、日本はいったいどうすべきなのか。20年以上にわたり防衛省(防衛庁)取材を担当している半田滋氏が、全額負担となった場合、代わりにアメリカに求めるべきことはなにか、また、アメリカが日本から離れようとしたときに、日本が採るべき行動はなにかご講演いただきます。
また後半は、羽田空港飛行ルート変更で揺れる大田区であればこそ気になる横田ラプコンとこの飛行ルート変更の問題について、後半の奈須りえとトークも予定しています。 . . . 本文を読む
補正予算に、平和島ユースセンター設計委託経費と区立特別養護老人ホームの空調設備などの改修費が計上されています。奈須りえは、次のような理由から、この支出は適正でないと判断しましたが、奈須りえ以外、全議員の賛成で可決しました。みなさんは、どう考えますか。 . . . 本文を読む
11月29日に始まった大田区議会第四回定例会。昨日12月8日に終了しました。12月18日の議案発送から調査、審議し、決めた最終的な賛否を報告します。主な議案につきましては、おって、その賛否の理由も報告しますのでご覧ください。 . . . 本文を読む
国交省職員から「落下物は長距離国際便に多い」と聞いていると発言したら、松原忠義大田区長は、11月29日の第四回定例会区長あいさつで、今年2月の「日米航空協議」で羽田に国際便が入ってよかったと評価した。 . . . 本文を読む
三年連続で区長・区議会議員・教育長・監査など特別職の報酬と区議会議員の報酬を引き上げる議案が提出され、奈須りえは以下の理由で反対しましたが可決されました。同時に引き上げられた一般職員給与に賛成した理由も合わせて報告します。
公民格差の是正と言いますが、サンプルは、労働者の6割の正規、大規模事業者の給与平均で、4割の非正規、雇用の7割を占める小規模事業者の給与実態は反映されていません。
今後、外国人労働者や資本金1億円未満の小規模事業者に外形標準課税が導入されようとしています。これらは、正規の派遣労働者を増やすしくみなので、サンプルの給与が下がっていく可能性が高くなっています。このやり方を続ければ、労働者の最後の砦ともいえる公務労働職場が崩壊し、私たちの子ども、孫の職場が極端に縮小していきます。負のスパイラルを止めなければなりません。 . . . 本文を読む