大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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補正予算に反対した理由:効果の確証無き「緊急経済対策」4億8575万円など

2011年09月28日 | ├行政システム・公共調達
補正予算約39億円について反対しました。 今回、特に問題視したのは緊急経済対策費用です。今回は4億8575万円ですが、平成20年秋のリーマンショック以降42億円を計上してきています。 今回の補正予算の総額約39億円の財源のほとんどは基金(大田区の貯金ですね)の取り崩しと区債発行です。 大田区の基金はここ数年激減していて、決して、楽な財源確保ではありません。 景気悪化の歯止めになる政策に反対したのでは無く、厳しい財政状況の中行う現在の大田区の緊急経済対策のやり方に効果が望めないので反対しました。 景気の悪化に歯止めをかけるために自治体としてなすべきことは何でしょうか。 大田区の「緊急経済対策」のどこに問題があるのでしょうか。 . . . 本文を読む

議案審議前の質疑「案件により不動産鑑定方法が異なる理由」について

2011年09月24日 | ●議会・委員会
京浜急行連立立体事業(京浜急行が高架化)に伴う用地取得の議案と、その用地を大田区に売却した方が、大田区の所有する土地を購入し、これら2つの土地売買の議案が提出されました。    今回の2つの土地の鑑定は、それぞれ2社ずつの鑑定が行われていますが、大田区が土地を購入し、売却する時には1社鑑定が行われてきています。  過去にも、東京都の補助金取得のためには、複数鑑定が必要だったため、2社鑑定を行った土地がありました。  東京都の補助金取得のためには2社鑑定で、大田区が直接売買するには1社鑑定というのもおかしな話です。  今回、大田区が、たまたま、連立立体事業のために土地を大田区に売却した方に土地を売却する際の鑑定は2社鑑定でした。 鑑定が1社の場合と2社の場合とあるのは何故なのでしょうか。   第77号議案と第78号議案について、議案提出の際に、このことについて質疑しました。 . . . 本文を読む

駐輪対策に協力的な社会的責任を果たす開発事業者と果たさない事業者

2011年09月23日 | ├行政システム・公共調達
大田区は、開発指導要綱において、100戸以上の集合住宅の開発を行う開発事業者のうち、駅まで600m以上の事業者に対して、駐輪場の整備などの目的で開発住戸「1戸当たり6万円」の負担金を「お願い」しています。 今回の補正予算には、NTTビジネスアソシエ㈱が西蒲田1丁目の集合住宅開発に際し大田区に協力した負担金1296万円が計上されています。 開発に伴い、駅周辺に放置自転車を整備する必要性が生じることが予想されるため、開発利益を得る事業者が、それに伴う社会的責任をご負担していただくことは、非常に合理的です。 . . . 本文を読む

大田区議会 第三回定例会の主な議案について

2011年09月22日 | ●議会・委員会
9月14日に報告した議案について、その内容を少し加えました。 現在、これらの議案について審議し、最終的には9月28日に議決します。 その後、決算委員会が開催され、決算についての審議が始まります。 明日(9月23日13:30~蒲田の消費者生活センターにて)の区政報告会で、さらに詳しい内容についてご報告するとともに、その是非について一緒に考えたいと思います。 地方議会では何がどのように決まっていくのか、興味のある方は是非お越しください。 . . . 本文を読む

議案審議前の質疑②「指定管理者制度導入の効果の検証はいつ行われるのか」

2011年09月21日 | ●議会・委員会
伊豆高原学園の老朽化に伴い改築が行われることになりました。  この改築から運営までをPFIという民間資本を活用する手法で行うとともに、指定管理者制度を導入するための条例改正の議案が出されました。  議案提出の際に以下の確認を行いました。 . . . 本文を読む

議案審議前の質疑「補正予算に計上されている緊急経済対策費4億8575万円の効果の検証について」

2011年09月18日 | ├行政システム・公共調達
議案が議会に出されると、審議は委員会で行われます。 必要であれば、何時間でも議論するのが委員会ですが、実際には、1日2時間で2日間で議論を終結し、各議員が態度を決めるとともに、最終的には多数決により、委員会での態度が決まるのが現状です。 現実には、初日2時間の審議をすると、必要な資料など請求しても翌日に間に合うものは提出されますが、たとえ、資料作成が間に合わないもの、無いもの、(場合によっては出したくないもの?)があったとしても、それを大半の議員が良しとして、議決に持ち込まれてしまうのがこれまでの大田区議会で私が経験してきたことです。 そこで、少なくとも、審議に必要な資料をきちんと提出していただくために、今回は、緊急経済対策として予算計上されている補正予算について質疑しました。 . . . 本文を読む

奈須りえ 区政報告会 9月23日(金)13:30~消費者生活センター

2011年09月14日 | ●イベント・集会など
■区政報告会 今回の区政報告会は、議案を一緒にチェックする場にします。 主な議案 日時:9月23日(金)13:30から 16:00まで 場所:蒲田消費者生活センター *資料の準備の関係上、当日参加も可能ですが、事前に ご連絡いただけますとありがたいです。   *事前に議案が必要な方は、ご連絡くださればコピーを送付させていただきます。 ※*※*※*※*※*※*※*※* 大田・生活者ネッ . . . 本文を読む

陳情審議における自治体間格差~意見陳述どころか反論も出来る流山市議会~

2011年09月11日 | ├行政システム・公共調達
流山市に住む友人から流山市議会では、陳情を出すと、陳情者が5分くらい説明ができると聞きました。 意見陳述というのですが、大田区議会では、未だに許されていません。 この流山市議会に、今回、放射線対策の陳情を出したそうです。今回の説明は幼いお子さんが二人いるお母さんが立つ予定。 ところが仕事を持っていて午前中は大切な予定があってどうしても動かせない。 で午後からにしてほしいとお願いしたの . . . 本文を読む

日本建築学会■建築・社会システムに関する連続シンポジウム~パネリストとして参加します~

2011年09月09日 | ├.まちづくり・都市計画
大田区では、今年4月からまちづくり条例が制定されていますが、1年を経過し、改正案がでています。おける条例という地域ルールによるまちづくりの試みです。 建築紛争において、住環境を確保する立場、景観を歴史的町並みを保全する立場からは、不十分な現行の建築基準法ですが、条例による可能性について、様々な立場から検証します。 私は条例を作る「立法府=地方議会」の立場から発言します。 日本建築学会「建築と社会システムに関する連続シンポジウム  <第15回(1/21)> 「まちづくり条例から建築基準法改正をイメージする  -開発調整における市民と建築家の対話型調整制度は可能か? 」 . . . 本文を読む

呑川の悪臭対策への産官学連携の試み:高濃度酸素水の試験が始まりました

2011年09月07日 | ├.まちづくり・都市計画
下水道からの越流水が潮の干満の影響により滞留し硫化水素が発生して悪臭が出る問題で、大田区は、産官学連携で解決を試みています。 昨日、試験が始まったということで、呑川とJR京浜東北線の交差するあたりに設置されている装置やその仕組みについて現地で説明を受けました。 . . . 本文を読む

大田区の学校給食の対応についての教育委員会の考え方と各学校の対応

2011年09月06日 | ∟放射能・原発について
福島原発事故以降の学校給食への関心は非常に高いものがあります。大田区でも、この間、各学校へ、学校給食への対応を十分取るよう、働きかけを行ってきているそうです。 しかし、学校による対応のバラツキもあり、本日、校長会において、教育委員会から、各学校校長に、次のような文書が配布されたそうです。 この教育委員会の考え方について、各学校からの意見をもとに、今後の給食対応について、再度、通知が行われる予定だそうです。 関係する学校における現状や、大田区教育委員会の考え方をもとに、各学校へ働きかけることにより、子どもへの放射能の影響をさらに軽減できる可能性があります。 . . . 本文を読む