議会が無駄と廃止するドラマが始まったと聞きました。大田区が3月30日にまた区長の独断で予算を増額しました。本来議会にはかるべきところ、区長の専決処分で予算を増額したのです。専決処分といえば、特別定額給付金の時に、早く給付するためと業者を相見積もりも入札もせずに決めたら、周辺時自治体のどこよりも給付が遅れて問題になりました。今度は、国民健康保険の療養費が足りないことが、年度末のぎりぎりのところでわかったので、議会を開催する余裕がなかったのだそうです。他自治体はどうなっているのか、23区と川崎市、横浜市を調べたら、いずれも、見込み通りに執行されています。なぜ、大田区だけ、年度末ぎりぎりに予算を増額しなければならなかったのでしょう。適正な見込みができない大田区に予算を任せて大丈夫でしょうか。 . . . 本文を読む
昨年、コロナで、医療控えが起きて、昨年1年間の医療費は、過去にないほど大幅に減っています。そこで心配なのが、これから、私たちの医療はどうなるか、これまでのように、受診できるのか、ということです。 医療費削減で良かった、と喜べるほど、問題は簡単では無いと思います。 . . . 本文を読む
大分県別府市が行っている産科と小児科と行政の連携による、切れ目のない子育ておよび母子支援事業について大田区議会健康福祉委員会で視察しました。この事業は、アメリカの医療システムにならっているようです。 私自身、香港でアメリカ系の病院で出産した経験から、出産前に、産科医から小児科医を紹介され、出産しそのまま子どもは小児科医に引き継がれ、その後香港在住時は、その小児科医をかかりつけ医として子育てするという、このペリネイタルビジットのような仕組みを体験してきました。自身の体験と、日本や大田区という都心部におけるペリネイタルビジット事業とその可能性についてレポートします。 . . . 本文を読む
格差の拡大や貧困が大きな問題になっているにもかかわらず、政府の骨太方針2015のターゲットは医療です。となると気になるのが無保険者数。ところが、大田区始め行政は無保険者数のデータがありません。そこで、試算したところ2,839人3.8%という数字になりました。 . . . 本文を読む
補正予算をみていたら、取りすぎてしまった大田区国民健康保険料が、めぐりめぐって、公共施設整備基金にまわされている構図が見えてきた。今日は、国民健康保険料だと思って支払っていたら、いつの間に、アベノミクス公共工事に使われることになっているかもしれない可能性について。これが、たまたま、今年の、大田区の国民健康保険に起きたことであることを祈りつつ。 . . . 本文を読む