地方自治法改正に伴い、請願書の提出や議会から国会に対する意見書の提出などの手続きについて、オンラインで行うことが可能になりました。そこで、大田区議会としてどう対応するかの検討が行われ、ただちにオンライン化することは、いくつかの課題があり、丁寧に検討していこうということになりました(これ私の感想です)私の意見の全文と、その主旨を簡単にご報告します。書いていて、陳情をオンライン化したら、思想信条もマイナンバーに紐づけ?られてしまうなあと思い当たりました。 . . . 本文を読む
「月刊日本」に『誰のための横田空域返還なのか』を寄稿しました 。議員になって羽田空港対策特別委員会の委員になったことで、横田の区域の問題点について知りました。空域返還は多くの人の共感を呼びますが、空域返還を安易に歓迎したことで、本質を見失った経験があります。それから、横田の空域の返還について語られるときは、気を付けるようにしています。誰のための空域返還なのか、記事を書きましたので、ぜひ、ご購読ください。 . . . 本文を読む
マンションのことでご相談を受けました。区のしくみについてはお伝え出来たのですが、管理組合や管理会社とのことも大きいので、マンション管理士さんにご相談していただいています。マンションは、区分所有部分と共有部分があり、共有部分は、所有者みんなで維持管理することで、資産を守っていかなければなりません。区分所有部分も、戸建てのように自由にできる部分もありますがと、そうでないところもあり、だからこそ、マンション住民の総意、あるいは、一定上の合意形成が必要になります。マンション管理組合が、マンションをどう維持管理していくか、マンション管理組合に委託された管理会社が、どうその役割を担っていくかは、マンションの居住性や、資産価値に大きく影響するなあ、とおもいました。の役員などは、面倒に思われる方もいるかもしれません。管理組合という自治組織があります。住民が、自分たちの資産を人任せにしていないか、マンション管理組合が、民主的に運営されているか、という問題で、政治と同じだなあ、と思いました。 . . . 本文を読む
住民税均等割り世帯と住民税非課税世帯・均等割り世帯の子への現金給付の補正予算が上程され、可決しました。私は、閣議決定は、デフレ完全脱却で物価高へ誘導し、給与所得者の給与を上げるどころか、外国人労働者受け入れ規制の緩和で賃金を抑制し、一部の大企業等の利益を増大させるものの、中小企業等を廃業へ誘導するため、一人でしたが反対しました。議案に反対した理由は以下の通りです。 . . . 本文を読む
明日、2024年2月15日から、大田区議会の第一回定例会が始まります。議案をリンクに掲載します。これらの議案についての調査をしているので、詳細をお伝えする時間が無くてすみません。しかも、明日、初日に上程(議案が議会にかけられ)され、委員会で審議を行い、委員会で議決、その後本会議で議決、という非常に急いで決めようとしている議案が2本もあるので、議案の質疑、賛否を決め、その理由についての討論の原稿を書かねばならず、さらに急がしくなっています。通常は、第一回定例会は、予算の議会で、初日は区長の所信表明演説だけなので、もう少しゆとりをもって調査できるのです。2つの議案、低額所得者への給付と、証明書類の申請手続きのデジタル申請を可能にする議案、について急いで調査し、方針を決めなければならないのです。そのうえ、その翌日までに、のこりの61の議案、報告についても大まかな調査を終えないといけません。 . . . 本文を読む
日本は地域別の最低賃金を採用しています。これを全国一律にしようという動きがあります。東京は物価も地価も高いから、最低賃金は他自治体より高くなっています。ところが、実際には、これが抜け穴となり、最終的なしわ寄せは、現場で働く人たちにきています。それでは、全国一律賃金は、働く人を救うでしょうか。物価の高い東京に暮らす、大多数の働く人の賃金を相対的に低下させる恐れはないでしょうか。理屈は、東京並みを賃金を全国に、ということかも知れませんが、どう考えても、全国一律賃金にすれば、物価の高い都心部に暮らす人たちには、不利益が及びます。物価上昇の過程で、都心部の賃金がより大きく抑制され、地方に少しだけ多く振り分けられながら、次第に全国一律賃金になるなら、移行の過程で都市部で働く人は、より不利益を被るでしょう。労働力という消費財として無機質な労働力という消費財にさらに陥れられるような気がします。大きな力に、どうやって権利を主張していくのか。今は、大丈夫な私たちも、だから、全国同一賃金にしてしわ寄せがきている人たちを救おうというのがグローバル化で、国と国の間の、人と物とお金の流れを自由にしたら、国内が金一津無機質な街並みに変わってきています。グローバル化により、効率化という尺度が入り込んだら、国や地域間の個性は取り払われるようになってしまいましたが、それは、賃金にまで及んでいます。 . . . 本文を読む