羽田空港離発着の飛行ルートが変わります。東京都心部を低空で飛行機が飛ぶという、世界でもほとんど類を見ないことが起きようとしています。これは、羽田空港が立地する大田区民だけの問題ではありません。大田区議会はじめ、文京区議会や品川区議会などにも陳情が提出されるなど、区民・市民の関心が高まってきている羽田空港増便と飛行ルート変更についてのシンポジウムです。 . . . 本文を読む
大田区議会を二分する大きな議論になった大田区役所の移転問題。その際の論点の一つが、耐震強度でした。耐震強度を満たすため、現地で建て替えるくらいなら移転したほうが税金を有効に使えるとされ移転に大きな根拠となったのです。それが、移転後10数年を経過し、24億円もかける耐震補強工事をしようとしています。 . . . 本文を読む
ほんとうなら大田区にはいる税金を、いま、国が財源が不足している地方の財源として使っている。東京は「お金持ち」だからちょっとくらい地方に回したっていいだろう。というわけだ。そんな無茶なことは無いと、大田区が国に意見書を出したのだが、出せばいいというわけでは無いと思う。 . . . 本文を読む
第三回定例会では、大田区民ホール音響設備2億8080万円、調光設備2億9376万円、計約5億7千万円が計上されました。こういった契約議案の適否を区民の代表である議会の議員はどうチェックすればいいでしょうか。奈須りえはこんな風に考えました。 . . . 本文を読む
内田聖子さんが背景にあるTPPと民泊条例について話します!民泊条例は、オリンピックを前に増える外国人観光客に対応し、これまた増えている民泊を規制するための条例だという文脈で宣伝されています。しかし、民泊条例は大田区ではなく、「規制緩和による経済政策」国家戦略特区の規制緩和から行われるものですから、国家戦略特区での意図や議論をきちんと検証する必要があります。 大田区民泊条例について徹底検証します。 . . . 本文を読む
マスコミで大きく取り上げられている、マンション傾斜問題は、その背景に人員減、安値受注を指摘する専門家もいます。
一方、自治体の工事現場では、こうした工事費用の労務単価が上昇分を補てんしようと政府が決めていて、上昇分への莫大な税金投入が行われているのをご存知でしょうか。
人件費が上がっているという「事実」があり、公共工事発注単価は上がっていますが、実際の現場では支払われていないのではないかという思われる事故が起きている。
そして、大田区が支払っている「莫大な人件費上昇分」も現場に支払われていない可能性があります。
私たちが支払う(マンション)代金や公共工事費用=税金はどこへ流れているのでしょう。 . . . 本文を読む
大田区平成26年度決算から見えてくる「日本の自治体財政のまやかしと危機」その1/2【あいまい化する、公的責任と私的負担】この間大田区が行ってきた認可以外の保育所を増やすことや、区立以外の特別養護老人ホームを増やすことは、市場経済にまかせた社会保障のサービスを充実させるために補助金をつけてきたという風に評価できないでしょうか。そして、同じ税負担をしている大田区民ですが、大田区の供給量が少ないからにも . . . 本文を読む
第三回定例会は決算の認定を行う議会です。予算は賛否を問われるのに対し、決算が認定という言葉を使っているのをご存知でしょうか。首長は、監査の意見を付けて決算を議会に送付すれば、その時点で決算は成立したことになります。使ってしまったものについて、議会がいい悪い言ったところで、予算で認めたのだから、という理屈かもしれません。そういった位置づけであることもあるのでしょうか。何人かの議員から、決算は、どう見ればよいのかという質問も受けました。 . . . 本文を読む