税金を余らせ、基金に貯めて、将来の箱モノ開発財源としている問題について、調査・質問しました。
特に、理不尽だと感じているのが、人口が減り、税収が減るとわかっていながら、今のインフラ規模を維持するばかりでなく、さらに、蒲蒲線や蒲蒲線のまちづくりなど、新たなインフラを増やす計画をたてていることです。
質問で、大田区が、それを意図的に行っていることを明らかにしました。
人口が減り高齢化するのに、新たな鉄道は必要でしょうか。
駅周辺の開発は最優先課題でしょうか。
仮に、必要だとして、使うかどうか、生きているのかどうかも、わからない蒲蒲線や蒲蒲線のまちづくりのために、私たちが税負担していることについて、大田区は区民に明確に知らせていませんから、区民が意識して合意しているわけではありません。
もっと言えば、将来の世代も、自分たちの世代で税負担できない過剰なインフラを継承し、税負担を課せられ、嬉しいでしょうか。インフラは使いこなせるでしょうか。 . . . 本文を読む
大田区立小中学校の教科書を選ぶときに、区民は意見を言えるのですが、区民が意見を言うために選考対象になっている教科書を展示する教科書展示会が行われます。今年は、その教科書展示会が行われる年なのですが、いつも行っている区役所本庁舎の展示場所が確保できないと説明がありました。コロナで場所が取れないというのです。大田区立の小中学校で使用する教科書を選ぶ権限は、大田区の教育委員会にあります。1回選ぶと、原則4年間同じ教科書を使うことになっています。小学校教科書を選んで今年で4年。来年からの教科書を選ぶため、今年、教科書の選考が行われます。 . . . 本文を読む
5月15日に第一回臨時会の議案が送付されました。補正予算と5つの区長提出議案、4つの報告、1つの議員提出議案です。議案が送付されると、提出した区長部局から議案の説明会が行われます。 . . . 本文を読む
2023年度予算総額3147億円の13%を占めるのが教育費ですが、その13%=410億円のうちの今年の目玉施策として予算概要に掲載されているのは、学校施設の改築及び増築 109億です。一方、特別支援教育の充実には4億5千万円。そのうち、前回ご報告した区内に、わずか1校、それもようやく来年度から設置となる 小学校特別支援学級(自閉症・情緒障害特別支援学級)の新設に伴う環境整備は357 万ですから、ケタが違います。よく、区民の皆さんに申し上げる、建物を建て替えても教育費、というのが実感をもってわかっていただけると思います。 . . . 本文を読む
令和6年4月大森東小学校に「自閉症・情緒障害特別支援学級」が開設されることになりました。定員は8名だそうです。他地域にお住まいの方から、遠くて通わせることができない。他地域への開設のご要望をいただきました。 . . . 本文を読む
地方自治法上「会派」と言う言葉が出てくるのは、政務活動費だけだと聞いたことがあります。地方議会によっては、一人会派には政務活動費を支給していない議会もあったそうです。最近は確認していませんが、、、。報酬を増やすと目立つから、政務調査費(今の政務活動費)という区民?市民?に見えにくいかたちで、支給しているという話を先輩議員から聞いたこともあります。ところが、地方議会(たぶん国会も?)において、会派と言うのは、思った以上に大きな役割を持っています。会派代表者会議で話したことを守らないと、大田区議会だと「問責決議」という制裁を受けたりします。議会での発言時間を5分に制限したのも、会派代表者会議ですし、議会事務局に区長部局の調査をさせないことを決めたのも会派代表者会議です。 . . . 本文を読む