私たちの生活排水は、下水管を通って、処理場に行き、浄化されて海や川へ流されていると思っている方も多いと思いますが、都市部の下水管は、雨水も一緒に下水に流れるので、たくさん降ると、マンホールからあふれ出ないよう、たとえば、大田区だと、呑み川に流すことで、「内水氾濫」を防いでいます。
汚水と雨水を分ければよかったのですが、「コストがかかるから」とい . . . 本文を読む
今回の選挙は、投票率が上がったらいいと心から思う選挙でした。
よく言われてる、無党派が選挙に行けば、野党の票が伸びるから、ではなく、
投票率を延ばすことで、私たちは、政治に関心が無いわけではないことを示すべきだと思ったのです。
与党も野党も、一見、良いところ悪いところが混在していながら、
結果、グローバル資本の利益を優遇することになっていたので、
言っている事と、効果とが矛盾する、スローガンの羅列は、
見ていると嫌な気持ちになり、政治と選挙への関心を薄れさせるような気がしました。
そうなれば、民主主義が形骸化し、権力の思うつぼです。
選挙を通じ、感じたことをいくつか . . . 本文を読む
東調布中学校の建て替え説明会に行ってきました。大田区は、区民と合意した、言っていましたが、説明会での住民の発言から、近隣だけでなく町会や民生委員さんなどとの合意形成も行われていなかったことが明らかになりました。
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学校の建て替えで、地域住民との間の意見が合わなくなってきています。入新井第一小学校の「複合化」が始まったころからでしょうか。学校の建て替えを利用して、利用できる容積率いっぱいに、床面積を確保し、そこに、周囲の施設を配置するようになっているからです。そのため、敷地内の建物が、高くなったり、敷地ぎりぎりに建物が建ったりして、建て替え期間が、非常に長期化しています。まるで、そこに高層マンションの建設計画が持ち上がり、マンション紛争が起きているような状況です。実際、大田区は、建築基準法は守っている、と言ったマンション業者が、言うような姿勢で区民に対応します。ご自分たちが、全体の奉仕者で、発注主が、区民であることを忘れてしまったのでしょうか?トップダウンだから?公民連携で、事前に民間企業と相談してここまで来ているから? なのでしょうか。 かつては、地域住民と、説明会で、夜遅くまで議論をおこない、住民の要望を可能な限り取り入れながら、計画の変更や微調整をしてきています。明日の説明会で、区は、区y民に対し、どう説明し、区民の要望や意見に、どう対応するのでしょうか。 . . . 本文を読む
◆区政報告会 参加費無料
議会で決めたこと取り上げている問題
政治が暮らしに関わっていることを
実感できるお話をします
11月17日(日)9時半~11時半
矢口区民センター 第二集会室
大田区矢口二丁目21番14号
12月15日(日)9時半~11時半
大森西区民センター 第三集会室
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決算議会で取り上げた呑み川合流改善事業の課題で、過去の大田区の調査を比較して、悪臭やスカム、(酸欠で死ぬ)魚のへい死の数が、比例していないことに気づきました。一点、質問の直前に気づいて気になったのが、魚のへい死回数のデータの取り方が、果たして同じかどうかということでした。越流回数が少ないのに、へい死回数が非常に多かったからです。悪臭やスカムの数は、比例していなかったので、そのままそれを根拠に質問しましたが、質問後に環境対策課に確認していて、それが、今日わかりました。調査方法は変えていないということでした。あらためて、越流回数と、悪臭やスカム、魚のへい死の回数が比例していない環境対策課のデータをお知らせします。
ここで言いたかったのは、越流回数と悪臭やスカム、魚のへい死などは、必ずしも正比例せず、ほかの要因も関わっている。越流対策だけでなく、根本的な問題の所在を明らかにすべきで、なかでも、地面にコンクリートでふたをする開発の在り方について、問題提起しました。詳細は、10月4日の活動報告をご覧ください。本文にリンクも張っておきます。
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衆議院議員選挙が始まりました。
大事な選挙です。
改憲前最後の国政選挙になるかもしれないからです。
かと言って、私の日ごろの主張にピッタリくる政党は(与野党含めて)無いし、で迷っていましたが、
投票で、主権者の主張を宣言しよう!というのが、今回の私のスタンスです。
皆さんの中にも、投票先を迷う方は大勢いると思います。
でも、投票が【政治を監視する】宣言になる、と思って投票されてはいかがでしょう。
40%の投票率と、80%の投票率では、政府の緊張感も違うのではないでしょうか。 . . . 本文を読む
令和5年度決算について、奈須りえはこう考えました。決算は、監査の意見を付けて送付されると有効に成立します。なので、決算を前に、今後の予算にどう生かすか議論するのが、決算議会です。討論は5分に制限されていましたので、最低限の論点を申し述べました。補足しながら、ご説明します。 . . . 本文を読む
マイナンバーカードを行政サービスに利用する市民カード化の中でも、選挙と図書館への活用は、憲法が保障する表現、内心、投票の自由を侵害します。
大田区は、マイナンバーカードを図書館利用しても、個人情報は利用できないから大丈夫、と答弁しますが、「法令や条例で定める場合を除き」と区が言うように、絶対利用できないわけではありません。
町の本屋さんが減り、ネットでの購入、電子書籍、図書館の読書記録まで、一元管理しようと思えばできる仕組みにしてはならないと思い、たった1分の持ち時間でしたが、質問しました。 . . . 本文を読む
不利益はないと始まったマイナンバーカードですが、紙の健康保険証廃止の法改正をしてしまいました。
便利と個人情報漏洩ばかりが表に出ていますが、マイナンバーなどで管理される官民情報を、企業が営利目的で使えるよう国家戦略特区法を改正しているのはご存じですか。
問題は、背景のいくつもの規制緩和を知らされず、保険証を廃止してしまうので、ほぼ、強制的に、マイナンバーカードの保険証利用に「同意」することになることです。
いったん、同意すれば、ほぼ自動的に新たな紐づけも同意したとみなされるよう変えたので、企業に情報は使われる情報は飛躍的に広がります。 . . . 本文を読む
議員になって驚いたのは、発言の機会が数で配分されているだけでなく、少数意見は、時に、発言を許されないこともあるということでした。そのうえ、税金で発行している区議会だよりの紙面も、議員定数50人に等しく割り当てられているわけではなく、議員一人当たりにすると、1/50より多い自民党、公明党、共産党議員と、1/50ぴったりの多数会派の議員、そして、一人会派の奈須りえなどは、1/100しかもらえません。私自身、2003年の初当選以来、こんな不公平があることを最近まで知らずにいたので、知らない議員もいるかもしれません。区議会だよりも区民のみなさんから収めていただいた税金でつくります。結果、区長部局に好ましい政党会派と、それ以外とを、差別しているような区議会だよりが発行されているのですから、区長部局も関係ないとは言えないと思います。 . . . 本文を読む
大田区が条例をかえて、6歳から9歳までの無給の部分育児休暇制度を作りました。こどもが小さいうちは、予期せぬことが続きますから、子育てのための休暇の制度は重要ですが、この部分育児休暇は、無給です。これを認めると、民間企業も、休んでいいけど、給料払わないが、基準になったら大変なので、条例改正に反対しました。残念ながら、こういう制度=一見よさそうに見えながら、悪影響を及ぼす制度に、反対したのは、奈須りえ一人でした。 . . . 本文を読む
特別区民税の還付額が1億3千万円も増える補正予算が計上されました。去年に比べ約4割、1100件も増えています。確定申告で税金が還付されたのですから、減税で良いように見えますが、異なる税額方式を選べなくなって、住民税は減っても、社会保険料と合わせた納付額が激増する方が増えています。国は、高齢者を中心に、投資を勧めますが、結局、税制優遇を受けられるのは、利子や配当が主な所得の一部の超富裕層だけという、国の本音が見えてきます。日本の個人の金融資産が、投資家に狙われていると言われていますが、もしかしたら、狙っているのは、私たちの政府かもしれません。 . . . 本文を読む