マイナンバーの医療保険証利用が可能になります。
マイナンバーカードを取得しなくても不利益になることはないと言われて始まったマイナンバーカードですが、法改正して、健康保険証を廃止してしまったのですから、「それはないよ」と言いたくなります。
行政手続きの番号化は、急激なうえ、利便性とお得感たっぷりに広報されるので、逆に不安になる方も、少なくないでしょう。
国への「マイナ保険証について一本化を強行しないよう求める申し入れ」に賛同し
厚労省、デジタル庁へ提出・交渉の場に同席しました。
マイナ保険証で、何が変わり、
私たちの暮らしにどう影響するか、
そこから見えた、課題や問題について、ご報告します。
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国が個人の教育データをデジタル化し一元化するしくみをつくるとNHKの報道がありました。教育向上につなげると言いますが、文科大臣ではなく、デジタル大臣なので、学校教育ではなさそうです。生涯学習などに役立てられるとも言っていますから、企業内教育や研修、塾や資格取得やカルチャースクールなどにも使うのでしょう。2025年ごろまでというのは、国が、自治体に情報システムの標準化・共通化などを求めている、自治体DX計画(デジタルトランスフォーメーション)の対象期間の最終年度です。一元化したデータ基盤を国が認可した事業者に使わせるスーパーシティが始動するのも、このころと内閣府が言っていましたから、事業者が使えるように、データベース化を進めているのでしょう。いま、大田区では、区民が受けている住民サービスをマイナンバーに紐づけるための条例改正が進んでいます。 . . . 本文を読む
大田区では、着々と区民の福祉に関わる情報がマイナンバーに紐づけられていて、39番目の個人情報の紐づけについての条例改正が行われました。奈須りえは、マイナンバーに紐づけられた個人情報が、スーパーシティという仕組みにより、事業者の「金儲け」のために使われてしまうので、条例改正に反対しましたが、多くの議員の賛成で決まってしまいました。
大田区のどんな福祉サービスを使っているのかを個人情報に紐づけるには、議会の賛成がなければ=行政が勝手にはできません。それだけ、マイナンバーと個人情報を紐づけることは、重大なことだということです。反対の理由についての討論をご報告します。 . . . 本文を読む
特別定額給付金の申請が始まりました。コロナで収入の見込みが変わってしまった方たちには、少しでも早く手にしたい給付金ですが、マイナンバーカードで申請すると、郵便で申請するより早くもらえるようになっています。こうやって、マイナンバーカード利用を増やした先には、いま、国会で審議されている企業支配都市スマートシティがあります。 . . . 本文を読む
大田区は、町工場がなくなり住宅に変わっていくうちに、町工場が地域の迷惑施設のようになり、操業が難しくなった工業者に工場を提供するために工場アパートを作り、運営しています。 この工場アパートの改正条例議案が出ましたが、以下の理由から反対しました。 . . . 本文を読む
第93号議案 大田区行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例
について、反対し反対の立場から討論いたします。
この条例は、こども子育て支援法に関する事務の情報をマイナンバーに加えるための条例改正です。
マイナンバーにより、私たちは、確かに何度か区役所に行く回数を減らせるかもしれません。
そのわずかな利便性のために、私たちは莫 . . . 本文を読む