東調布公園で、立て坑の掘削工事が行われています。雨の降り始めに、トイレの水を含む下水が、呑み川に流れ込む構造のため、汚水を一時的にためる、下水管状の貯留槽を造ると言うのです。近隣では、長期にわたる工事に、騒音影響など、大田区への要望もあり、防音壁を高くするなどで対応しています。それでも、地域の方からは、工事の影響への不満や心配の声はやみません。しかも、東調布公園で掘っている穴は、そこから南北に3本のシールドトンネルを掘るための、言ってみれば準備工事です。大田区は、横穴を掘るための説明会を開催していますが、参加した方から、残土を搬出入するトラックの数が多く、家屋調査をするなど区から言われていて、影響の大きさに驚いている。どうにかならないかと相談を受けました。東調布公園の縦穴を掘る近くに住む方からも、影響が大きく困っているとご意見いただいています。説明会は、残りあと2回。私も8月1日と3日に行われる説明会に参加しようと思っています。近隣にお住まいの方、関心をお持ちの方は、ぜひ、ご参加ください。 . . . 本文を読む
私は、蒲蒲線は、必要ないと思っていますし、作れば、税金、私費共に、負担が大きくなるので、区民生活を圧迫する要因になると思っています。 そのうえで、東京都と大田区の税負担割合が決まり、大きく盛り上がった蒲蒲線ですが、2022年12月20日に新空港線整備促進協議会を行って以降、まちづくりの話ばかりが進み、鉄道整備は一向に進みません。大田区に聞いたところ、鉄道認可に必要な申請もまだ出していませんでした。 . . . 本文を読む
開設前の複合施設(入新井第一小学校)で、漏水事故があり、工期が延長されています。工事現場を見たいと言ったのですが、業者しか入れないと断られてしまいました。作業現場が危険なのはわかりますが、発注した大田区と受注した業者にしか、事故現場を見せないと言うのはどうなのでしょう。それでは、誰が現場に入っているのか、うかがいましたが、業者などと大田区、と「など」をいれるので、実際に誰に見せて誰に見せないのか、答えもあいまいです。写真を撮ったり動画を撮ったりしていないのか、聴きましたが、これも言葉を濁します。しかも、事故の補修を始めたと大田区からメールが入りましたが、これから、開いてみなければわからない部分もあり、事故原因の全容はまだ解明できていないようなことも言っています。 . . . 本文を読む
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高齢化だから、社会保障費が増えている、
だから増税したい、というのが国の言い分です。
確かに、高齢化率は上がっていますが、国の言うとおりに見ていていいでしょうか。
先日、財政の勉強会に行った時、こんな資料がありました。 . . . 本文を読む
議員を長くやっていると行政と癒着するとか、言われますが、行政と癒着して私腹を肥やす議員など論外で、長くやるから全員が行政と癒着しているわけではありません。私は、2003年初当選。都議選に落選した空白はありますが、20年以上大田区政をみてきたことで、学び、見えてきた良いことはたくさんあります。長くやることで、知見、経験を積めるということです。知見や経験を軽視してはいけないと思います。 . . . 本文を読む
先日委員会で視察した羽田空港は、国交省の職員からの話とともに、航空会社の整備の方からも話をうかがいました。600フライト時間ごとに行っている整備(Aチェック)に8時間もかけている、車輪は月1回変えている、タイヤは4社から入札している、等々、基本的なことを知らない私には、いずれも、興味深く大変に勉強になりました。中でも、航空機をどう購入しているのか、は目からうろこでした。 . . . 本文を読む
大田区の小中学校は、23区のごみを清掃工場で燃やしてできた電気=「ごみ発電」の電気を使っています。エコな電気を使っているのですが、清掃工場が発電したで電気を買うことになった経緯からみると、必ずしも手放しで歓迎できない部分もあります。一部だった、小中学校での使用が、全校になったと知り、その後、どのように運用しているか、あらためて、大田区から説明していただきました。 . . . 本文を読む
先日の委員会で、委員長から発言制限を受けました。なぜ、制限を受けたか、理由がよくわからなかったので、事務局に依頼し、委員会の録音データを文字起こしして、確認してみました。議事進行権は委員長にあるので、ということのようです。みなさんはどう思われますか? . . . 本文を読む
区民から、今年から介護保険料や医療保険料等が大幅に増えるがどうしてだかわかるか、と尋ねられました。ん?今年は保険料改定ではあるけれど、増え方がそれにしては大きいので、もしやと思って、分離課税を選べなくなるからですか?というと、その通りでした。議案に反対した記憶があったからです。
上場株式を持っていて、配当所得があると、これまでは、住民税は申告せず、配当所得分は分離課税で本来住民税が10%のところ、5%を選べ、特定配当等に係る所得金額は総所得金額等に算入されませんでした。
ところが、これが、分離課税を選択すると、上場株式等に係る配当等の所得金額は、総所得金額等に算入されることに改正したのです。
さかのぼって調べたら、令和4年=2022年の第二回定例会で、特別区条例を改正して、所得税と住民税で分離課税、総合課税異なる課税方式が選択できていたのに、同じ課税方式を選ぶよう改正されていました。
国は、一方で、投資せよと言っていますが、こういう改正をみれば、投資で、給与所得者を、本気で、儲けさせようとしていないことがよくわかります。
その時、大田区議会で、反対がフェアな民主主義 奈須りえ一人だけだったので、覚えています。
私は、投資家利益について、指摘することがありますが、不公平な仕組みによるもうけすぎがよくない、と言っているのです。 . . . 本文を読む
大田区立小学校の建て替え期間が長期化しています。なぜかと言うと、学校単体で建て替えるのではなく、周辺の施設も学校の敷地内に合わせて入れて建て替える「複合化」をしているからです。学校は、校庭の分容積率に余裕があるので、その分、周辺の施設を学校の中に入れているのです。敷地内に、詰め込むため、床面積が増え、建て替えは長期化しますし、建築コストもその時期に「集中する」ため当然単体での建て替えより高くなります。大田区は、バリアフリーや少人数学級に対応するために、面積が増えると言いますが、実際には、余裕容積率が大きい学校ほど、複合化で増える面積も大きくなります。馬込第三小学校と入新井第一小学校の校舎取り壊し工事請負契約についての議案がでたため、次のような意見を述べました。
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直後に書いたのですが、アップするのを迷っていました。やはり掲載しようと思います。
都知事選挙が終わりました。有権者数、投票者数、は近年になく高く、選挙に、暮らしを託す多くの有権者の真摯で切なる願いが見えてきます。
一方で、当選した小池都知事は、前回の得票数も得票割合も、大きく下回り、2位に大きく差をつけた、という報道もありますが、全体から見れば、「争点の見えない」「決め手の無い」選挙だったと言えるかもしれません。
東京に暮らす私たちの課題は、そこここに、顕著に表れているのに、それを、政治的に、政策的に、ばっさりと解明し、解決してくれそうな候補者がいなかった、ということです。
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羽田空港に視察に行きました。国交省東京航空局東京空港事務所で、羽田空港の概要について説明を受けました。特に印象に残ったのが、羽田空港の旅客数の推移です。コロナでいったん落ち込んだ旅客数は、いま、コロナ前に戻っているそうですが、その落ち込み方が気になったのです。 . . . 本文を読む
大田区議会の羽田空港対策特別員会で、空港に視察に行きました。2024年7月16日(火)
空港事務所で羽田空港に関わる航空行政の概要をご説明いただき、その後、ANA格納庫、新管制塔を視察。
ANA格納庫では、ANAの整備に携わる専門員、管制塔では、管制業務に携わる国交省職員の方から説明を受けました。
いくつか、新しい発見や知見を得られましたので、ご報告いたします。 . . . 本文を読む
右だ左だと言われますが、それでは、肝心の場面で、日本の主権国家として主張できているかと言えば、そうではありません。
私は、日本の主権国家としての一つ一つの手続きにこだわることにこそ、他国との対等で「フェア」な関係性を構築できると思っています。
たとえば、今回条例改正が行われた軽自動車税ですが、
日本国内のアメリカ軍人、軍関係者のマイカーの軽自動車税は、根拠法なく条例で規定しています。根拠となる法律はどこにもないのに、日米合同委員会の協議により定められた税率が、総務省の事務次官から区に通知され、これらを受けて大田区の条例を改正するのです。
様々な場面で、日本の主権が無いのは、日米地位協定や日米合同委員会があるからという人たちがいますが、実際の手続きをするのは、日本の行政や議会です。
仮に、軽自動車税6,900円のところ、アメリカ軍人や軍関係者は3,000円だとしても、法的手続きは、日本の法体系に基づき行うべきだと思います。(一応、米軍関係者は日米地位協定で資産課税しないと定められていることを根拠に、道路使用に関わる費用を軽減し3000円になっているという説明があります)
私を保守だと言ってくださる議員や行政の方たちは、日ごろの私のこうした主張を見てくださっているからだと思います。
ぜひ、ご一緒に
議会での討論は、時間が短く省略していますので、少し長い意見を掲載いたします。
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入新井第一小学校に隣接する複合施設で漏水事故が発生し、9月1日の開設ができなくなりました。第二回定例会最終日に、原因解明のための工期延長の議案が提出されたので、賛成したところ、区長から、閉会後、奈須りえにお礼を言っていただきました。わざわざお礼を言っていただき、賛成すべきでは無かったかとちらりと頭をよぎりましたが、子どもたちの教育環境の保全が何より優先と考えました。議決後、工事現場の見学を求めましたが、お返事を頂けないまま、7月2日に補修工事に着手したという連絡が、10日後の7月12日に議員一斉メールに入りました。一方気になったのが、事故原因調査等解明は、工事を請け負った業者で行うと言っていることで、議案賛成の際も指摘しています。 . . . 本文を読む