政治は、私たちを幸せにしてきたでしょうか。
私が初当選した2003年から今日までに、大田区はどう変わってきたでしょうか。 . . . 本文を読む
公の土地は足りているのでしょうか?足りないのでしょうか?特別養護老人ホームや保育園の整備が進まないのは、適当な土地がなかなか無いからだと大田区は言っています。買いたくても高いし、そもそも、売りに出される土地が無いというのです。実際、そうした状況に合わせて保育園は、園庭が無くても作れるように「規制緩和」されましたが、その前は、園庭のある保育園をつくれる土地を確保して保育園を整備していました。区民一人当たりの公園面積も足りていません。特別養護老人ホームも、土地が無いから、整備できないと言います。ここまで見ていると大田区の土地は足りていないように感じます。もちろん、どんな土地でも良いわけではありませんから、必要な条件を満たしている必要があると思います。 . . . 本文を読む
ネーミングがコミカルで親しみのある蒲蒲線は、「東急蒲田と京急蒲田をつないで、羽田空港まで速く着く!」ので、便利になるから、良いなあと思う方も多いと思います。しかも、採算性もとれると言っているので、大丈夫なのだろうと思ってしまいます。ところが、実際に詳しく知ると「アレ?」と思うことがポロポロと出てきます。 . . . 本文を読む
接道していない敷地は、建築が出来ませんし、道路と敷地の境界は、敷地の面積に関わりますから、道路と敷地との関係は、思った以上に大きな問題です。
なので、意外と相談が多いのが、道路に関わることです。
道路の中央から2mセットバックする42条2項道路で、道路の中心線についての相談を受け、敷地の権利を確定することの難しさを感じたこともあります。
最近、セットバックした42条二項の道路部分を私有地のように使っていて、通行に支障が出ると言う相談を受けたので、調べているのですが、同様の事例が多く、驚いています。 . . . 本文を読む
公共事業が減ったと言われています。確かに、シンクタンクも国のデータでも、公共事業費は減っています。一方で、大田区をみれば、羽田空港跡地開発、蒲蒲線、リニア中央新幹線など公共事業は増えているように感じます。そこで、財務省に公共事業について、うかがったら、自治体などが行う事業を公共事業というのだそうです。
確かに、これらの事業は、事業主体が、民間事業者や第三セクターばかりです。
公共事業がどうかより、私たちの税金が何に使われているか、使われた税金は、誰の利益や資産になるかが本質で、公共事業として計上されなければいいというモノでは無いと思います。
私たちの税金を、民営化された先や民間事業者が、過去と同じように、箱モノ、開発などインフラ整備に使っていることにかわりありません。それどころか、公共事業ではない、という扱いですから、かえって見えにくくなってしまいました。地方分権は、住民に身近な自治体が住民の声を聴いて生活課題を解決するためのはずでしたが、自治体という国より見えにくい意思決定の場で、これまでやってこなかった国や東京都が行うような大規模な”第二の”公共事業を可能にしたのが、地方分権の顛末だったのだと思います。
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平成26年に長い間休止していた大田清掃工場第一工場ですが、平成29年にごみ量予測268万トンを上回わる271万トンになり、ごみの焼却処理が厳しくなることから、再稼働のための整備を行っていました。2022年11月11日に整備が終わり、再稼働したと報告があったため、視察にいきました。 . . . 本文を読む
タイトルを読めば、結論は明らかで、大田区の優先順位が住民福祉に無いということです。そうは言っても、社会保障のための増税が行われてきていますから、社会保障の財源はあるはずなのです。具体的にはどういう税金の流れになっているのか、あらためて考えてみました。 . . . 本文を読む
~「かまかま線を考える区民学習講座」開催のお知らせ~ | ふぼれん (fuboren.net)
開催日 4月1日(土)
会 場 プラムハイツ大森西集会室(沢田児童館都となり)
開始時間 午後7時~
定 員 30名(申込先着順)
申込先 右記アドレスに kanno121@nifty.com
1名前(ふりがな)と年齢、2住所、3連絡先、4所属 . . . 本文を読む
令和5年度予算が成立しました。
フェアな民主主義 奈須りえは、次の理由から賛成することができませんでした。予算の利害関係者は、生活する区民、大田区で働く職員、大田区の仕事を請け負う事業者に大きく分かれると思います。予算は、仕事を請け負う事業者には、物価高騰を反映した安心できる予算になったと思いますが、生活する区民も、働く職員も、物価の高騰で受けるサービス料金が上がり、収入が増える要素の無い可処分所得の減る予算で、賛成できませんでした。予算の討論と、たった5分に凝縮したので、補足の説明をします。 . . . 本文を読む
大田区は、毎年のように税金を余らせて基金に積み立てています。積み立てた基金は、30年後の開発など、将来の箱モノ・開発財源になります。なぜ余るかと言えば、社会保障の増税分を社会保障に使わなかったからです。社会保障に使わなかった税金は、大田区に税金を払い過ぎているということですから、住民税減税というかたちで区民にお返しすべきだと思います。 . . . 本文を読む
物価の高騰に給料が連動しません。
どうしても、物価高騰や賃金の問題は、ロシアウクライナ紛争など、仕方が無いように感じる部分も多いと思いますが、実は、政治の責任もかなりあると思います。 その理由について、大田区政から見えるポイントをお伝えします。 . . . 本文を読む
大田区民ホールのプロジェクタの使用料3万円から6万円への引き上げ
大田区立龍子記念館、大田区郷土博物館、大田区立大森海苔のふるさと館、大田区立勝海舟記念館
の利用料の上限額引き上げ
の条例改正案が出されました。
区民の多くは収入も増えていませんから、物価高騰に便乗するように値上げするのも問題ですが、民営化された施設の使用料をあげることは、将来の運営形態が変わった時に、料金の範囲内で、自由に事業者が料金設定できる恣意的な運用につながる可能性があり、問題です。
税金でつくった施設で、事業者が自由度高く利益をあげられるようになる可能性のある改正になっています。
いま、政治の現場で行われる制度改正は、順番が違うことが多く、あとから、全く違った意味の改正になってしまうことが少なくありません。
今回の場合、やらなくて良い、上限を設定して自由度を持たせてているところが、これまでにない部分で、合理的な説明が無く、違和感を感じますから、反対しました。 . . . 本文を読む