大田区は、マイナ保険証の開始に際し、マイナンバーカードの保険証利用の登録解除ができるという通知を出しています。
登録解除という言葉が、何を意味するのでしょうか。
●そもそも、マイナンバーの保険証利用を希望していない人は、保険者である事業主に番号を知られずに済むのか。
●マイナンバーの保険証利用の登録を解除したとしても、いったん事業主に知られた個人番号は消し去れないのではないか。
気になって調べたら、保険者(事業主)は、被保険者(従業員)の健康保険資格を届出る際に、個人番号等の記載が義務化されていました。
健康保険法施行規則が、既に昨年の5月31日に改正されて
事業主に個人番号を取得するよう、求めていたのです。 . . . 本文を読む
総裁選が終わり、今日?で、岸田首相の任期も終わります。岸田さんがやったこと、と言えば、この時期に辞任し総裁選に持ち込んだことと、【デジタル関連法令4万件一括改正】ではないかと思います。憲法改正を前に、実質の、主権を奪い、憲法改正状態を作ったと言えるのが、【デジタル関連法令4万件一括改正】だと思います。 . . . 本文を読む
不利益はないと始まったマイナンバーカードですが、紙の健康保険証廃止の法改正をしてしまいました。
便利と個人情報漏洩ばかりが表に出ていますが、マイナンバーなどで管理される官民情報を、企業が営利目的で使えるよう国家戦略特区法を改正しているのはご存じですか。
問題は、背景のいくつもの規制緩和を知らされず、保険証を廃止してしまうので、ほぼ、強制的に、マイナンバーカードの保険証利用に「同意」することになることです。
いったん、同意すれば、ほぼ自動的に新たな紐づけも同意したとみなされるよう規約を変えたので、企業に情報は使われる情報は飛躍的に広がります。
一般質問で取り上げました。
動画を最後にリンクします。 . . . 本文を読む
地方自治法改正に伴い、請願書の提出や議会から国会に対する意見書の提出などの手続きについて、オンラインで行うことが可能になりました。そこで、大田区議会としてどう対応するかの検討が行われ、ただちにオンライン化することは、いくつかの課題があり、丁寧に検討していこうということになりました(これ私の感想です)私の意見の全文と、その主旨を簡単にご報告します。書いていて、陳情をオンライン化したら、思想信条もマイナンバーに紐づけ?られてしまうなあと思い当たりました。 . . . 本文を読む
デジタル化を進めるしか生き残る道は無い、日本のデジタル化は遅れている、といってデジタル化が進んでいます。
本当に、多くの区民のくらしにデジタル化は必要でしょうか。
デジタル化は、明確な効果も見せずに進みますが、議会で言われるデジタル化の利点は、年に1度になるかどうかの、手続きの際の利便性でしかありません。
行政の無駄を省けるという見方もありますが、民営化で削減されたはずのコストも、一向に明らかにはなりません。
そんな、区民にとっての効果のあいまいなデジタル化ですが、その象徴ともいえる、マイナンバーカードへの個人情報の紐づけにおける手続きの一部が、2023年第四回定例会で、大きく変わりました。
国が法律改正し、マイナンバーへの紐づけの際の議決が一部不要になったのです。
区民にとって、効果のあいまいなマイナンバーの個人情報への紐づけにさらに拍車がかかります。 . . . 本文を読む
このあたり、国会議員の方が、情報発信して説明していただけると良いのですが、、、、。
ただ、絶対だめだと思うのは、デジタルマネーで賃金を支払おうとしている動きがあることです。
労働基準法は、賃金を通過で支払いなさいと言っています。
現物支給はダメよ、ということです。
お弁当屋さんが、賃金をお弁当で払ってはいけない、ということ。
ところが、デジタルマネーだったらいいように思ってしまいますね。 . . . 本文を読む
コロナの感染防止を名目に進むデジタル化ですが、利便性と引き換えに、私たちに何が起きるか、決算委員会で取り上げました。
動画はこちら
8分45秒くらいから
大田区議会 令和3年決算特別委員会(審査第2日) 款別質疑 総務費奈須利江委員(フェア民)
デジタル化、ICT化、デジタルガバメント、デジタルトランスフォーメーションなど、様々な言葉が使われていますが、デジタル化によっ . . . 本文を読む
いま、日本では、当然のように5G通信網が拡大していますが
海外では、基地局反対運動が起き、5G基地局建設の
中止や中断が行われています。
こうして5G網が張り巡らされ、
全ての人とモノがつながるSociety 5.0で目指すのは
どういった社会でしょうか。
東京都の5G基地局(スマートポール)整備の現状や、
5Gなしには成立しえない
国家戦略特区法改正により進む「スーパーシティ」
により私たちの暮らしがどう変えられようとしているのか
「電磁波問題全国ネットワーク」の調査結果を
報告します。 . . . 本文を読む
大田区議会がICT化と称した「議会改革」を始めています。
是非も、目的も、理由も、到達目標もあきらかにならないままに、手段の検討も無く、ICT化による議会の効率化を進めることは「良いこと」になっています。
先日、朝日新聞に大田区議会のICT化も取り上げされましたが、安易な効率化は民主主義を形骸化させる非常に問題のある動きだと思います。
今も、奈須りえは、議会の議論の在り方には課題があり、改善すべきことがたくさんあると考えています。
だからこその「フェアな民主主義」が必要だと思っていますが、ICT化により、それを良くするのではなく、悪い方向にもっていく要素もあり心配です。
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