区長が代わったら今後10年の公共施設の改築改修見込みが1.55倍に増えていました。理由は、物価の高騰と説明されましたが、物価に連動しても、なぜ、5割も整備費が増えるのか不思議だったので、開示請求しましたが、結局、なぜそれほど費用が増えたか、わかる資料はでてきませんでした。 . . . 本文を読む
大田区立山王小学校の隣にホテルの建設計画があると聞きました。調べたら、旅館業法は、100m以内に教育施設がある場合意見を聴くことになっていました。敷地に接しているので、きっと意見を聴いているだろう、とどんな意見が出されたか情報公開請求しました。ところが、大田区は、請求したのと違う文書を出してきたのです。なぜ、請求した文書を出さなかったのでしょう。しかも、出てきた文書は一部黒塗りで、その理由が、情報公開条例第9条第二項5号「区の機関内部における審議、協議、検討又は調査等に関する情報であつて、開示することにより、当該事務事業又は同種の事務事業の公正又は適切な意思決定に障害を生ずるおそれのあるもの」に該当するから、だそうです。区民の意見を公開すると変わってしまう判断とは、どんな判断でしょう。 . . . 本文を読む
「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願に紹介議員になり、賛成討論を行いました。消費税は、低所得者層への負担が大きい、今の状況では格差がさらに拡大すると言った問題とともに、いまの大田区政での税金の使い方の優先順位からは、増税された消費税が区民の期待する社会保障に使われる確証が持てないからです。 . . . 本文を読む
区長は、大勢の傍聴者の前で次の期も引き続き区長の任につく意思を明らかにし、多選自粛条例を廃止すると発言しました。
奇しくもマスコミが来ていて、翌日の新聞にも掲載されたそうです。マスメディアを使った効果的な立候補宣言です。ご自身は否定されましたが、こうした一連の条例提案・廃止も、議会の私的利用、私物化ではないでしょうか。
熟慮に熟慮を重ねて準備した立候補宣言はうまくいったかも知れませんが、多選の弊害をどうなくして区政運営するのか、質疑に対する答弁からは全く見えてきませんでした。
そもそもの条例の設置には反対なので、条例廃止に反対というより、この条例廃止議案により、立候補を演出し、多選を弊害だと認めながら、自分だけは大丈夫という、まさに多選の弊害があらわれ始めていることに、NOを言うために、議案には反対しました。以下、議案の反対討論です . . . 本文を読む
指定管理者制度は、公の施設の管理運営を民営化する手法です。大田区では、573(公共施設白書より)の公共施設のうち142の施設で指定管理者制度を採用しています。大田区は、指定管理者制度について、「施設の運営に民間の保有する多様な人材やノウハウを活用することで、区民サービスの向上と効率的な運営を図ることを目的としています。」としています。大田区の指定管理者精度を採用している施設は、大田区が効果といっている「人材やサービスやノウハウや効率性」が向上しているでしょうか。「休養村とうぶ」の指定管理者の指定議案の審議に際して奈須りえはこう考えました。 . . . 本文を読む
松原忠義区長は、1期目の時に、ご自身に限り3期でやめるという条例を作りました。松原忠義区長の公約だったので、それを条例にしたのです。議会では、公約は自分が立候補しないことで守ればよい。条例の私物化はどうかと言った批判がありました。ところが、松原さんは4期目をやりたくなってしまったので、自分で廃止の議案を出して、4期目やると区民とマスコミの前で宣言しました。議案に対する奈須りえの考え方をご報告します。 . . . 本文を読む
区長が自分で作った多選自粛条例を廃止する議案を提出しました。来年の4月に行われる区長選挙に出たいからだそうです。議会初日に大勢の傍聴者がいるなあ、マスコミも?と思ったら、自民党の代表質問で、進退を問われ、来期も区長になりたい意思表明をし、松原忠義区長自らがお出しになった「多選自粛条例」を廃止することが伝えられました。 . . . 本文を読む
区民へ重大な影響を与えるからパブリックコメントをやるのです。 公民連携という根拠のない価値観を前提に、公を営利企業に売り渡すのはやめて欲しいです。そもそも、民営化で効果があったのかの検証さえできていないのですよ。しかも、様々な弊害が起きています。水道の民営化どころか自治体ごと、企業に売り渡すことになりかねません。売り渡すなら、買ってもらえるわけですが、適正な価格かとか思えば、好き放題させることにもなりかねません。よく読んで意見言いましょう! . . . 本文を読む