委員会で、165億円で買った羽田空港跡地で事業展開するHIシティの事業報告がありました。大田区は、そこに後援し、区の税金としくみを使い広報もしています。ところが、そこで行われた事業の感想からは、跡地を購入した時、大田区がいった「歴史的事実を方時も忘れることなく」とは、程遠いものでした。案の定、大田区は、その事業について、チェックしたと言いながら、区の小中学生に呼び掛けながら、敗戦後、連合国(GHQ)の接収による48時間以内の強制退去のことなど、みじんも触れられていませんでした。歴史は、碑など物を作っても、その意味を心で語れる人がいなくなったとき、消えはじめます。世代から世代への継承なくして、歴史を大切にするとは、言えないのです。165億円という区民の税金を使うときだけの、大義に使われ、オープニングの華やかな場に、歴史的な意義を形だけ添えるため、だったのでしょうか。 . . . 本文を読む
羽田空港跡地を開発して作った「羽田イノベーションシティ」のグランドオープン記念式典に、羽田空港対策特別委員会の委員として出席しました。式典は、国交大臣、都知事、前観光庁長官や日本の名だたる大企業はじめ関係企業など、300人ほどがずらりと並ぶ、戸惑うほど盛大な式典でした。日本の期待する経済政策ということです。 羽田空港跡地は、国家戦略特区に真っ先に指定された場所で、様々な法規制の例外が適用 . . . 本文を読む
病床ひっ迫、自宅療養基準や、野戦病院といった言葉が聞こえるようになっています。コロナが原因で病床ひっ迫のように聞こえますが、たとえば、平成28年(2016年)8月3日開催の、
第一回 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(平成28年8月3日)資料1では、こんな図で、病床数削減計画について書かれています。
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingi . . . 本文を読む
カジノが3か所ではないと聞いてから、羽田空港跡地に来るのではないかと心配しています。臨海部、埋め立て地はとかく、「迷惑施設」が来がちで、これまでも、清掃工場、下水汚泥処理施設、産業廃棄物処理施設、と住宅地や住宅に隣接した地域には設置できないような施設が置かれてきました。IRの要件をみていたら、第1ゾーン、第2ゾーン両方の機能を合わせると、あてはまりそうです。 . . . 本文を読む
買った土地は、そのまま企業に50年貸し出し、しかも、地代¥600は、隣の国有地の貸付け金額¥5200に比べ、9割引きです。国有地並みで貸し出せば、1年で32億円、50年で1620億円区民は損します。区民が使わない土地を165億円で買うこと、しかも、非常に安い値段で貸し出すこと。こういう税金の使い方、どう考えても納得できないんですが、区民の皆さま、国民のみなさまは、いかがですか? . . . 本文を読む
大田区は、165億円の土地を買って大田区民のために使わず、50年間企業グループに貸し出します。大田区が使わない土地に区民の税金が165億円も使われるのも問題ですが、貸し出す金額も安く、使用目的にも様々な心配や疑問があります。羽田空港跡地購入に関わる、気になる問題についてレポートします。 . . . 本文を読む
行政の「お金が無い・財政が厳しい」が、いよいよ怪しくなってきました。お金が無いのではなく、そこに使いたくないということなんですね。165億円で買っても、区民のために使わず9割引で企業の金もうけに貸し出す大田区、区民は1600億円も損します。 . . . 本文を読む
大田区民センター解体工事の契約議案を審議した際に、アスベストを飛散させない工事の確保を求めました。アスベスト除去工事、解体工事が一括で発注され、受注した事業者は、解体専門の業者だったからです。ずさんな工事の一因には、元受けから安い単価で受注していたために十分な飛散防止策をとれない事例もあるとききます。法が改正され、アスベスト除去工事の責任は施主=大田区にあります。工事従事者、周辺住民がアスベストを吸わないよう十分な飛散防止策を求めます。 . . . 本文を読む
ベルギー在住でトランスナショナル研究所の 岸本聡子氏をお招きして、 「世界の民営化の状況と再公営化について」お話しいただきました。
世界の公共サービスで起きていることと大田区で起きていることを関係づけると、いま、大田区で起きていることの意味をより深く理解できました。 . . . 本文を読む
区政報告会 7月14日(土)13時~16時 場所 大田区消費者生活センター 大集会室 http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/seikatsu_center/index.html参加費無料
◆奈須りえの区政報告 「大田区から始まる日本の大問題」羽田空港飛行ルート変更、リニア、学校複合化は学校敷地面積の縮小化、AI武器・ゲノム開発、ほか◆ベルギ . . . 本文を読む
あいまいな目的と効果のために、財務省とURに165億円ポンとキャッシュで支払った大田区に驚いていますが、どうも民間事業者に貸し出す地代が異常に安いようです。といいますのも、隣の第二ゾーンは国交省が直接事業者に貸し出すのですが、平米単価が5,233円だったのに、大田区は600円で貸し出すことが分かったのです。えーっ、一桁違ってる。仮に第二ゾーン並みの価格なら、50年間で比較すると、1,852億円、大田区に入りますが、大田区は、600円と決めたので、212億円しかはいってきません。 . . . 本文を読む
51分から奈須りえも発言しています。
なぜ、いま、日本がソウル市政に注目すべきか、日本の状況からみたソウル市政について、お話しさせていただきました。
ソウルの市民民主主義を学び、日本の政治と地域を変える . . . 本文を読む
今回の二つの議案による、5.9haの土地購入は、解消できない疑問を残したまま議決されてしまいました。
大田区は、争点化を避け、あえて目立たない臨時会で予算計上した疑惑
財務省は昨年の9月に時価売り払いを決めています。その後、財務省が不動産鑑定に出したのが昨年末と財務省関東財務局から聞いています。鑑定結果が出るまでに6か月かかったそうですが、通常これくらいの期間かかるうえ、大田区が6月に土地購入 . . . 本文を読む
羽田空港跡地5.9haを大田区がURと財務省から合わせて165億円で購入する議案を可決しました。奈須りえは以下の理由から反対しました。補正予算の反対理由と合わせてご覧ください。 . . . 本文を読む