武漢に端を発したコロナの問題も、一年を過ぎようとしています。先日も、防災対策委員会で緊急事態宣言に関わりコロナの報告がありました。しかし、出される情報が、累積数だけであったり、内訳がなかったり、他の疾患との比較ができていないなど、マクロ的に判断することが難しい数字ばかりで、工夫が必要だと指摘しました。思想家・作家の内田樹さんとコロナについてメールでやり取りした際、「正しく怖がる」と指摘されたのを想い出しました。情報提供の在り方は、「正しく怖がる」ためにも重要だと思います。一方で、営業時間の短縮、終電の切り上げ、ダイヤの間引き、在宅勤務、融資枠の拡大、資金援助、など、行われている対策を見ていると、最終的に利するのが、グローバル資本、機関投資家などではないかという構図が見えてきます。 . . . 本文を読む