「大衆は小さな嘘より大きな嘘にだまされやすい。」
という言い方をする人がいて、出典はどこかと調べたら、レファレンス にヒトラーの『我が闘争(上)』p.300とありました。
エドガー・アラン・ポーの「盗まれた手紙」という小説は、私たちに、私たちの盲点は、実は、一番目立つ当たり前の場所で、そこに、大きな秘密が隠されていることを示唆してくれます。
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私がリニアに反対だとご存じの、ある研究者から、
リニアの超電導という技術は、まだ実用化されていないと
教えていただきました。
調べたら、国交省のHPに令和7年3月まで
技術開発が延長になったと公表されていました。
平成2年11月から実験線が始まり
平成12年度から実用化に向けた技術開発が行われてきましたが、
これで9度目の延長が行われ、まだ開発途上ですが
リニアの技術開発についてHPにはこう掲載されています。
全国新幹線鉄道整備法の認可を受けた平成26年10月にも
大深度地下法の認可を受けた平成30年10月にも
超伝導の技術は実用化されていないのに
見切り発進の認可は許されるのでしょうか。
蒲蒲線は、埼玉県から羽田空港まで直通で行けるので
速く着き便利になるのが売りのはずですが
東急と京急の線路の幅が違うので
直通運転はできません。
そう思って注意深く蒲蒲線のHPを見ると、
相互直通運転が可能になる、と微妙な言い回しです。
そのうえ、電車の幅も違います。
鉄道に詳しい方から、うかがい
調べたら、多摩川線、東急東横線、東武東上線で
車両の幅は、2800mm~2874mm。
74mmといっても、ホームや架線との位置関係もあり
多摩川線に乗り入れることができないのか
入れるために、総工費1360億円にさらに上乗せされるのか。
それとも、蒲蒲線の促進協議会で
岸井先生がご指摘のように
リニアも蒲蒲線も
電車を走らせるより先に、
街づくりを進められれば良いのでしょうか。